この記事は株やFX、先物取引やCFD、仮想通貨やバイナリーオプション等の売買の初心者がデイトレード（デイトレ）に挑戦しようとした際、日足のローソク足と４時間足のローソクと、１時間のローソク足と、１５分足のローソク等が別々の方向を向いている際に、どの情報を信じてトレンド方向にリスクオンしたら良いですか？って人の為の売買のやり方の記事です。

デイトレードで初心者が儲かるようになるには、月足と日足のマルチタイムフレーム分析で慣らし運転の経験はmustである、と体験談からは思います。

※）本日の記事は約２分で読めます。

FXのチャートの見方について。

デイトレードで頑張っていますが、４時間足が上昇、１時間足が下降、など、時間と時間が矛盾します。

最近は、日足、4時間足、60分足の3種類を見て、多数決的に判断していますが勝てません…。

デイトレード、スイングトレードをする場合、時間軸の違うチャート（60分足と4時間足という具合）が違う基調を示していた場合、どちらを信じればいいのでしょうか。

こういう人は多いと思います。

デイトレは複数時間を脳内で処理しないといけない為、初心者時代は苦しむ。

月足の中に、週足があります、週足の中に日足があります。

このように、全体の中に個があり、個の中に更に、個があり、その中に更に小さな個がある・・・

これをフラクタル構造（自己相似）と呼び、チャートも自己相似の世界です。

ダウ理論を使えば、上昇トレンドか、下降トレンドか、の判別は簡単です。

月足と日足のマルチタイムフレーム分析を例にとります。

＜2022年6/2時点のドル円の月足です＞

＜2022年6/2時点の日足です　同じく、ドル円＞

上の足（月足）と下の足（日足）を両方を脳内で処理する、初心者時代は難しいのです・・・

～大事な事なので、おさらい～　上昇トレンドでは新規の買いのみ

マルチタイムフレーム分析の秘訣は、上位の時間足と同じ方向にポジションを組む、という事です。

上の例ですと、月足が上昇トレンドですから、日足で新規の買いを行います。

日足チャートで押し目をつけた調整局面で、新規の買いを入れると、月足が上方向を向いているので、自分の資金を上方面に引っ張ってくれます。

＜FXはサーフィンなので、上位時間のトレンドという波が自分の資金を運んでくれるのです＞

ここで、強調しておきたいのは、上位の月足は下位の日足の方向性を支配下に置いている、という事です。

下の時間足の方向性の運命を上位の時間足のトレンド方向が握っている、という意味です。

ですから、マルチタイムフレーム分析に挑戦する者は、上位時間足に対してアンチトレンドになるポジションを下位の時間足で組むと、負けやすくなります。

また、上位の時間足がトレンド転換をする際、下位の足が先に秩序の変化を起こし、Nの字に失敗します。（トレンドはN字で進んでいく）

この稀なケースにおいては、下の足の方向性が、上の足の方向性に優位した、という意味ですが、ケースとしては稀です。

原則として、上位時間足に対してアンチトレンドの玉を下位時間足で建てない。

ここで私が言いたいのは、トレンド判断として、　下位時間足　＜　上位時間足　の判断が原則であるが、絶対ではない。

上位時間足　＜　下位時間足　の判断が例外であり、もちろん、原則通りの場合も多い。

しかし、例外も有り得るので、結局は相場の世界に100％など無い。これが真相。

つまり、どちらのシナリオも有り得るので、相場の世界は不確実（リスク）であり、間違いなく正解に導ける解などありませんよ、という事です。

1番手堅いのは、上位と下位のトレンド方向が矛盾しない方向にポジションを建てる事です。

初心者や１～２年目の人は、月足と日足のマルチタイムフレーム分析でスイングで複数時間足の経験を積み、マルチタイムフレーム分析に慣れてきたら、日足、４時間足、１時間足、１５分　など、短くしてく、これが安全な道のりのように体験からは思います。

初心者時代はテクニカルの知識も追いついていないと思うので、徐々に難易度を上げていきましょう。

月足は中々トレンド転換しません。ですので、月足と同じ方向に日足でポジション建てると、勝ちやすいです。

あとは、日足のどこまで調整したら押し目買いのスイングトレードをキメるか、という調整の深さの問題となってきますね。

相場師たるもの、精進あるのみです！

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