この記事は株やFX、先物取引やCFD、バイナリーオプションや仮想通貨等のトレードの初心者がライン(下値支持線、上値抵抗線、トレンドライン等)なんて後出しで何とでも引けるでしょ?儲かるために必要なの?と思った折に読む記事です。他力本願のリスクオンは駄目!という記事です。
※)この記事は約2分半で読めます。
後出しだったら、ラインはなんとでも引けるんじゃないの?沢山引いたら、どれか当たるでしょ!?
Q) FXで、チャート上にいろんな線を引いて、ブレイクポイントがどうとか言ってる人にお聞きしたいのですが、チャートのどの足でどの線を引けば説明がつくんでしょうか。
証券会社のアナリストの説明見てもいい加減な線を引いた、後付けの説明ばかりで、これは逆に言うと、チャート上にいくら線を引いても、将来のレートを予測するのに、何の役にも立たないんではないかという気がするんですが、気のせいでしょうか?
A) 将来のレートは予測できません。また予測しないでも稼げるように己を鍛えるのがトレーダーの見習い期間 → 聖杯探し の時期です。
※)緑色のラインが右肩上がりの期間が、 トレーダーの見習い期間 →聖杯探しの期間です。
注文をライブ発注する際に、下値支持線、上値抵抗線、トレンドライン、ネックライン等の線引はmustですよ!
チャート上に線を引く、ライン(下値支持線、上値抵抗線、トレンドライン等)は売買する上で、must です。
そしてこれは後付でもラインは引けますが、ライブ取引で線を引くことに意味があります。
<以下、詳細解説>
株やFX、先物取引やCFD、仮想通貨やバイナリーオプションといった投機商品で稼ぐ、というのは、
安く買って、高値で他の人に高く売りつける、という意味です。
または、あらかじめ高値で空売りを仕掛けておいて、後から安く買い戻す、という意味です。
儲かる為には、トレンドが継続しなくてはいけない。
安く買って、高く売る その為に必要な要件は
・トレンドが継続している事
です。
この継続を満たさなくなった折、自分のトレンドに付き合っていく行為は不正解となり、証券口座の余力がジリジリ減っていきます。
ラインには、色々な役割があります。
ラインの役割その1
・トレンドが継続しているか、継続していないか、の判別材料となる。
ラインの役割その2
・相場参加者の思惑が集中するpointとして、信号機のような役目を果たすので、エントリーの根拠として利用する場所となる。
この2点です。
この役割2つを考えた場合に、後付けチャートで何とでも引けるでしょ?というのは事後的にはそうなんですが、ライブ取引では、まだ見えないチャートの右端で判断しなくてはいけないため、手探りで根拠を作っていかなくてはいけない訳です。
事後的に引くとラインは綺麗に引けますし、それって後出しだから後講釈として言えるよね? ライブはそんなに綺麗に引けなかったよね? という人へ
→その通りです。
ですが、ラインというのは、需要軍が陣取り合戦に成功しているのか、供給軍が陣取り合戦に成功しているのか、その判別の大事な線引となります。
後出しは綺麗にラインが引けるよ、ライブではそんなに綺麗に引けなかったよ
→その通りで、しかしライブはチャートの右端が見えない為、手探りでラインを引くしかありません、時間が経過して、ローソクが右端に新しく示現して、チャートの雰囲気が変わります。
その際に、適宜、ラインを消したり、新たに書き直したりしています。
そうやって手探りで、需要軍がチャートを侵食中か、供給軍がチャートを侵食中かを、手探りでライブは引いたり、引き直したりしていますね。
※)ラインなんて、適当に引けば、下手な鉄砲数撃ちゃあたるっしょ♪ という人へ。
それは違います。ラインというのは、数よりも質が大事です。
このラインを割り込んだら供給軍は地獄行きだな、とか、このラインを抜けたら需要軍は天国だな、とか、ラインの意味に、強弱があるので、
下手なライン、数撃ちゃあたる、ではなく、重要度の高い、質の高いラインのみを描いていきましょう。
テクニカルを総動員することで、チャートの向こう側の人たちの思惑がぼんやり見える、初心者が稼ぐにはまず、この領域を目指すべき。
ライブチャートでは、トレンドライン、下値支持線、上値抵抗線、移動平均のゴールデンクロス、デッドクロス、Wトップ、エリオット波動・・・
さまざまな物を表示させて、どんな思惑がチャートに発生していて、誰が逃げたがっているのか、今、含み損抱えて捕まっているのは何日勢の人たちなのか。
次の思惑集中pointはどこなのか、そこで仕掛けた場合、正解なら何%の利食いができるのか。
不正解の場合、何%で損切りなのか。リスクに晒す資金は自分の総資金の何%なのか。
資金は何回に小分けして約定させていくのか・・・等々を
瞬時に判断して執行ボタンをクリックします。
<情報を大量に詰め込むと、思考量が減る>
情報量を詰め込みまくった人は、少ない思考量で意思決定ができますよ、という表です。
聖杯探しを卒業して、青い線が右下になってくると、重要度の高いラインと、重要度の低いラインの違いが説明できます。
ですから、下手な鉄砲数撃ちゃあたるっしょ♪的なラインの引き方をしなくなります。
トレンドラインの引き方、サポートライン、レジスタンスラインの引き方が精度が高くなり、余計な重要度の低いサブトレンドライン等は引かなくなります。
<質問に戻りますね>
証券会社のアナリストの説明見てもいい加減な線を引いた、後付けの説明ばかり
→確かに後付でラインを引いたほうが、キレイにラインを引けます。でも、ライブ発注では未来は手探りなので、ライブで線を引いて、根拠の目安を作らなくてはいけません。
チャート上にいくら線を引いても、将来のレートを予測するのに、何の役にも立たないんではないか、という気がする
→将来のレートは予測できませんので、検証済みの最適利食い幅にローソクが届いたら、利益確定のボタンを押すのみです。
また、ライブチャートは右端が見えない為、シナリオを作らなくてはいけません。
そのシナリオ作りの根拠を形成するのが、ネックラインや、トレンドラインや下値支持線や上値抵抗線です。
ですので、何の役にも立たない気がする ←これは気のせい です。売買の根拠づくりにキッチリと役に立っていますよ!
トレーダーは他力本願は駄目ですよ!
売買は自己責任原則である、という事と、他人の相場観をアテにしてはいけない、その未来に成長も無いし、暗い、とここで強調したいと思います。
ライブ発注でラインを引く有益性と、他力本願で他人の相場観に乗っかるのは駄目ですよ!というのが本日の記事のファイナルアンサーです。
本日の記事が初心者の方にとって、ライントレードの学びになれば幸いです。
本日も私のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。
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