この記事は、株やFXの世界で複数時間足やマルチタイムフレーム分析を考える際に、時間と時間でローソク足が異なるのですが、ローソク足のテクニカルとしての信用度は違いはあるのか!?という解説記事です。
トレンドの終了。トレンド転換、反転反落のサインと、証券口座の余力をV字回復するコツ(資金管理)を解説した記事です。
※)本日の記事は約2分半で読めます。
<本編ここから>
丸坊主や大引坊主など、トレンドの勢いを示すローソク足があり、トレンドの転換や勢いを示す形が多数あるが、分足、時間足、日足、週足、月足、これらの勢いや転換等の信憑性の差はあるのか
本日はこの時間足の差が作り出すチャートからの信号、その信憑性を考えてみようと思います。
<本編ここから>
結論言うと、信憑性に差はあります。
すべての情報に100%が無いのが相場の世界ですが、最も信用に足る時間足は月足です。
次に信用に足る時間足は週足で、その次は日足、その次は時間足で最後に分足ですね。
ちょっと不等式にしてみますね。
信用度の不等式
分足 < 時間足 < 日足 < 週足 < 月足
時間足を短くすれば短くするほど信用ならない情報だという事が理解できると思います。
マルチタイムフレーム分析の話でもしましたが、経験浅い間はデイトレードはハードルが高いです。
複数時間足を脳内処理しづらい(経験不足のため)と、根拠が重なるポイントが経験浅い間は判別に苦労する
そもそも論として、上記の不等号から信用度の低いローソク足である、この辺りが根拠となります。
ぶっちゃけた話、相場師1年目なら日足売買(スイングトレード)が身の丈に合っていると思います。
丸坊主や大引坊主など転換を示唆するテクニカルサインは酒田五法等を学べば色々と知識が増えます。
しかし、
究極のトレンド転換はダウ理論的な更新失敗です
つまり
上昇トレンド時ならば、2番天井をつける(Mの字になる)
下降トレンド時ならば、2番底をつける(Wの字を形成する)
これに勝る転換の信号は実はありません。
スイングトレードで(日足)、上昇トレンドならMの字が出るまでは、時間足での売買でも上を狙っていく。つまり押し目買いですね。
スイングトレードで(日足)、下降トレンドならWの字が出るまでは、時間足の売買でも下を狙っていく。つまり戻り売りですね。
本日は初心者向けの記事ですので、まず、日足を見る。
そして、Mの字やWの字に(日足が)なっていないか確認する。
将来は不確定ですが、明確なWトップやWボトム、三尊や逆三尊が(日足で)出ていないか、確認する。
トレンドの終点(ダウ理論の更新失敗)が明示化されるまでは、トレンド方向に資金を張っていく。
上位足と下位足の矛盾が出ないエントリーポイントで短期時間足で日足の方向に付き合っていく。
将来は未確定なので、自分がポジションとった今回のエントリーがトレンド終点の場合は潔く損切。
この辺が、日足トレンドに付き合ってく時間足売買の方法論となります。
現実は、といえば、トレンド終了と見せかけて「トレンド再開!」というダマシも普通にあり得る話です。
ですので、ダマシ対策の分割エントリーや、騙されて狩られた後に再度、入り直す!という玉操作の部分が大事になってきます。
また、損切で終わっても資金と自分の精神に過大なダメージを与えない適量の資金量(リスクマネー)というのが肝になる部分ですね。
煎じ詰めれば、売買というのは資金管理(小さなリスクマネー)です。
言い換えると、自分の精神に負荷をかかえる株数、通貨量は控える、という意味ですね。
反転の勉強になりましたら幸いです。
反転しちゃったら、一度損切って、反転の手法で稼ぎ直すのみです!
本日の記事は上位の足に逆らわない! これが理解できればOKだと思います。
私のブログは読者層を相場師1年生に設定して記入していますが、
①相場師1年目は日足売買を取り組む
②テクニカル的な知識は増やしていく
③資金管理は徹底させて、身の丈を超えたリスクマネーで相場に臨まない
④ダウ理論を大事にして、トレンドに乗ることだけを考える
この4点を守るだけでも、確かな実力の伸びは確実だと思います。
逆言いますと、これらを無視すると相場師なんて簡単に破滅できます。
1年目の方は無茶しないでくださいね。
少ない資金量でトレンドに乗ることだけを考えましょう!
まずは1000通貨で。
上昇トレンドなら新規の買いのみ
下降トレンドなら新規の空売りのみ
この3行を徹底するだけで、あなたの証券口座の余力はV字回復しますよ!
そのトレンドに栄枯盛衰があって、自分がトレンドに乗ろうとした折に、衰だったらどうしよう・・・こわいですって人の為の知恵の記事はこちら。
スイングトレードか、デイトレードか、どっちが自分に適しているか、双方のメリットとデメリットを知りたいって人はこちらの記事です。
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