<株の売買・FX取引初心者向け> 失敗しないために! ~投資顧問サービスは自己責任の不徹底だよ!~

この記事は、株やFXで失敗して大損しない為に、投資顧問業というサービスをどのように考えるか、というアドバイス記事です。

投資顧問業のシグナル配信を受け取って売買の根拠とする、これは他力本願の姿勢であり、自己責任が鉄の掟のチャートの世界では許されない行為であると学べます。

※)この記事は約2分で読めます。

投資顧問サービスに申し込んだら、売買ルール作りを時間短縮できる!?

投資顧問業者というサービスがあるらしい・・・売買ルールを作るの面倒くさいから、他人が作った売買ルールをサービスで申し込んで、自分のルールとして使っていこう・・・財務局に登録した業者ならしっかりした売買ルールが設計されていそう・・・期待値プラスの売買ルールを用意するための時間短縮にはなるかも・・・

稼いでいる時期ならまだしも、損切が連続して資金が減り始めると人間は焦りを覚えます。

相場に100%は無い!って分かってはいても資金が減り始めるのは辛いものです。

自分の売買ルールに自信が無くなって、投資顧問業者の売買ルールに興味が出たりします。で、業者の売買ルールを見せてもらって、それを自分の売買ルールに移植して検証ソフト回せば時間短縮できるんじゃね? という考えもよぎります。

本日の記事は株の売買やFX取引を始めたばかりの初心者が地雷を踏まないよう、失敗しないよう、投資顧問業という選択肢を真剣にまとめてみました。

株の売買、FX取引、トレーディングというのは自己責任の徹底が問われます。一般の世界に居ると、自己責任が徹底されていませんから、トレードの世界と一般の世界がどのように異なっているか、過去に私が身を置いた会社で見てきた風景と相場を比べながら解説しています。

一部、厳しい言い回しもありますが、良薬は口に苦しと申します。最後まで読んでいただけますと幸甚に存じます。

<本日の記事を読む利益>

・投資顧問業という選択肢を真剣に考えることができる(初心者にとっては地雷回避)

・自己責任の厳しさ、トレードの厳しさを書きましたので、身が引き締まります

・相場はどこまでいっても需要と供給だと理解できる

<本編ここから>

NG集

第4位 投資顧問業者を雇う 

投資顧問業者を雇う・・・これはNGに入れさせて頂きます。投機・トレード・売買の世界は自己責任の世界です。銘柄選び、通貨ペア選び、エントリーポイント、損切、資金量、すべてが自己責任です。

一般の勤め先は自己責任ではありません。部下がミスをやっても、赤字は会社負担です。会社の責任で雇ったわけですから、部下や新入社員が下手こいて会社に損害を与えても、損は会社が負担します。(叱責は社員が受けます、でも赤字責任は組織が取ります)

チャートの外側の世界は、責任のなすりつけ合いの甘えた世界

一般の世界は組織が責任を取るため、私が過去に身を置いていた会社では、「責任のなすりつけ合い」が行われていました。

人事査定に問題が有ると思うのですが、「結果がすべて」という人事基準を作ってしまうと、組織はやばくなるのかな・・・という気がしています。

結果が出たら、手柄は上司が持っていく。ミスが出てしまったら、部下に責任をなすりつけて、上司は逃げ切る。もっと上の役員たちには嘘八百の報告をしておき、当面の危機をやりすごす。

日頃から人事部門へ讒言をしておき、結果を出せなさそうな社員は遠方に飛ばす・・・自分に責任が及びそうになったら、讒言や権謀術数、トカゲの尻尾切り、等々、どうやって立場の弱い人間に責任転嫁するか・・・ こういう社内政治が大流行していた組織でした。

 結果がすべて、という人事基準を作ってしまうと

・バレたらヤバイ事に手を染めて結果を出す(隠しきれなくなってTVで公になる)

・結果が出せない折の責任転嫁に、讒言や権謀術数が大流行する(社内政治)

・職場内で疑心暗鬼の雰囲気ができあがる

・離職が止まらない

・辞めた社員が報復にマスコミに内部の腐敗を漏らす(私が身を置いた会社での体験談です)

・ウチの商品の良さが理解できない、客が馬鹿なんだ、部下が悪い、派遣会社が悪い、こういう責任のなすりつけ合いが継続する

私が身を置いた会社が日本企業のすべてとは言いませんが、私が見てきた会社の風景は上記のようでした。(終わってますね~)

上場企業でしたから、決算を公示しています。今は離職していますが昔の勤め先を会社四季報で読むと、債務超過の大赤字です。

チャートは月足でデッドクロスが発生しており、チャートの底値圏で横ばいです。

結果がすべて! ってのは、反則や不祥事を隠蔽する、印籠用語です。

<結果がすべてが目に入らぬかぁ~>

※)印籠の裏側で、バレたらヤバいことに手を染めてる訳です。

個人的には「結果がすべて!」の人事から「フェアプレイがすべて!」の人事に切り替えた方が組織は栄える気がしています。(不祥事が出ないので事故も出ない)

日大ラグビー部の勝利至上主義を見ていても同じことを思いましたね。

1度くらい会社員や公務員、勤め人を体験した人間なら、1度は味わった事があるんじゃないでしょうか?職場内の責任のなすりつけ合いを。

こういう責任転嫁や言い訳、他人のせいにする、というのは相場の世界では絶対にNGです!

相場師以外の世界は、責任転嫁の世界

自分の会社員時代の思い出は上記の通りですが、会社員時代もSBI証券を使って株の売買やっていましたから、「弁解に弁解を重ねて、結構な御身分ですね、部長様は」 という心は正直持っていました。

トレーダー以外の一般の人は、失礼ですが弁解に弁解を重ねて生きています。

部下がだらしない  ←その部下を育成しているのは誰なの?

旦那の給料が安い  ←誰が安月給と結婚してくれ、と頼みました?

派遣さんがやめていく ←職場環境が劣悪なんじゃないの?コンプライアンスって知ってる?

政治がだらしない  ←有権者が政治無関心だから議席を左翼に取られるんでしょ?

景気が悪い  ←不景気でも稼いでる社長さん居るよ?

官僚が悪い  ←根拠は?

経済格差反対! ←自分の力で這い上がったらいいじゃん

自分に落ち度はなくて、悪いのはすべて外部! こういう他責の姿勢はTVを見ていると多いわけですが、こういう甘えはトレーダーの世界では通用しません。

トレーダーの世界は、とことん自己責任です。(社長もそうです)

自己責任で甘えが許されていないから、社長やトレーダーは収入に上値抵抗線が無いわけです。

会社員などは他責が許されており、社員のミスで損が出た折の責任は会社が尻を拭います。

安定は責任転嫁が許される。不安定は責任転嫁が許されない。

こういう事を言うと、お叱りを受けそうで言いにくいのですが、安く定まる、と書いて「安定」です。(気分を害さないで欲しいのですが、これは悪口ではありません)

正社員や公務員は安定しているので人気があります。定まっているので、月収が100%の確率で入ってきます。(勤め人は聖杯)

しかし、安定を選ぶと安いので、収入に上値抵抗線ができて、伸び悩みます。(安く定まる、とは本質を衝いています。日本語ってよくできていますね)

その点、プロサッカー選手や職業としての野球選手、女優、お笑い芸人、イケメン俳優、社長、トレーダーは、不安定 と呼ばれ、我が日本では不安定は敬遠されます(日本は安定志向が強いです)

で、不安定とは「安く定まら」と書きます。 ですので、CMが来なくなる、ドラマの話が来なくなる。バラエティのレギュラーから外される、球団から戦力外と言われた、起業したが自社商品が売れない、利食いが出ない・・・  等々、不確実の世界は勝率100%ではないので、そのご褒美に、収入から上値抵抗線が外れます。(不安定の人生の長所)

で、誰も女優になってください、と頼んでないわけです。お願いですからJリーグ目指してください、とか吉本興業で一旗上げてください、とか起業してください、とか相場師として男を上げてください、とか

誰も頼んでないわけです

ですから、不安定を選んだ人は、他人のせいにしない  というのが鉄の掟となります。(一般世界の甘えが不安定の世界では許されない)

話を本題に戻しますね

投資顧問業に頼るのは、不安定世界での甘えです。

投資顧問業のライセンスを財務局から付与された業者は、今、買ってください、今、利食ってください、今、損切ってください・・・というシグナル配信をします。

これは、期待値+の売買ルールをつくるのメンドクセ・・・というお客様へのサービスですが、

期待値+の売買ルールをつくるのメンドクセ・・・  ←これは他力本願であり、自己責任の不徹底です。

投資顧問業のシグナルに従って売買を出しても損切で終わることがあります。途中で損切りが連続すると、必ず業者を疑う気持ちが芽生えます。(バックテストも見せてもらない)

ですので、不安定を選んだ人は他力本願の投資顧問業を雇うのはNGとさせていただきます。

あくまで他者に頼らず、自立! 株本読む、チャート本読む。本に書いてあったテクニカルを手法化してみて、検証ソフトを回してみる。で、期待値が確認できたら、精神負荷の低いルールとして使っていく。

テクニカルなんていい加減で仕事したり、仕事しなかったりでだらしないので、資金量を下げる、損切は置くっていうのが実際の所です。

投資顧問業者はNGですが、SNSやTwitter等で、他人が引いたトレンドライン、支持線、抵抗線を熱心に眺めるのもどうかな・・・今握っているポジションが自己責任にならなくなるんじゃないの? とは思います。(Hold中に迷いが出る)

同様の理由で、Yahooファイナンスの掲示板の書き込みや経済番組をつけるのもNGです。

すべてはローソク足が教えてくれる。

相場というのは需要と供給がすべてあり、他人がラインを引いたチャートを見なくても、経済番組をつけなくても、Yahooの掲示板を見に行かなくても、支持線と抵抗線が仕事したか、仕事しなかったか、ここで判別できます。

よって、一番意味のある情報は、チャートであり、ローソク足であり、会社四季報には書いていない需要と供給がチャートには書いてあります。

相場のNGと、チャート理解の質が上がれば幸甚に存じます。

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