<資金が減っている初心者・中級者の方へ> 失敗しない為のNG集  ~減らした資金はこうやってリカバリできるよ!~

このブログ記事は、昔、初心者時代に株やFXでビギナーズラックで稼ぐ事ができていた、でも今はスランプで稼げません・・・

儲かる事が出来ていた、あの頃の自分に戻りたいです・・・というスランプ脱出したい方の記事です。

私の体験談から、株やFXで儲かるための必勝法と、スランプ脱出の極意を心理面で解説しています。

※)この記事は約2分で読めます。

相場師はなぜ、スランプに陥るのか。それは初心を忘れるからです。

今日は早く仕事から帰宅できそうだからデイトレードで注文を出したい。先月赤字で終わってるから今月の売買で黒字化させたい、前回の負けを取り返したい・・・

株やFXを始めた頃は利益確定ができたのに、最近は損切ばっか。たまには稼ぎたい・・・

もともと我々は儲かるために株やFXを始めています。ですので、稼ぐために始めたのに儲かってない! というのはハッキリ言ってストレスです。(私も体験済みです)

儲けるために初めて、儲けるために売買日記書いて、儲けるために株本読んで、FXチャートと睨めっこして、それでも儲かってない・・・これはストレスです。

株やFXを始めた頃は勝ってたのに、なんで急に稼げなくなったんだろ・・・どうしたらいいのかな・・・今日はこの悩みに答えていきます。

<本日の記事を読む利益>

・ビギナーズ・ラックの正体を明らかにし、初心に戻れるようになります

・初心に戻ったら、稼ぎやすくなります

・稼げるトレーダーと稼げないトレーダーの違いを解説しています

・稼げるトレーダー像のイメージがわきます

<本編ここから>

初心者向け NG集   ~失敗回避のために~

12位 : 投機をやるはずなのに、投資をやってしまう(会社四季報やバリュー投資など)

これは何度かブログで書きましたが、テクニカル投機とファンダメンタルズ投資はまるで別物です。ここを仕分けしてくれないのが利殖の世界の不親切な所だと思っています。

決算やマクロ経済等、勉強しようと思えば勉強できますが、ファンダメンタルズがローソク足に反映されるまで、数年はかかると睨んでいます。資金が無いならファンダメンタルズなど無用!と思っている人間ですが、月足で方向性を占うにはファンダメンタルズは利用価値はある気がしています。どうしても勉強したいならマクロ経済の教科書は読んだほうがいいかも、ですね。私はマンキュー先生の経済学の教科書で学びました。教養として学びたい方はどうぞ(需要と供給については書いてません) 2冊紹介しますね

教養本として2冊紹介しましたが、ハッキリ言ってチャートの型を学ぶほうがよっぽど重要度高く、優先的です。

時間が有り余って仕方ない方はファンダメンタルズとしてマクロ経済や会社四季報の読み方は勉強すると物知りになれます。(あくまでテクニカルが最優先です)

相場師は、学習が進むと、自分の都合にチャートを従わせようとする、これは傲慢です。

13位 : 自分の都合で注文を出さない

ここは本当に大事です。資金を飛ばした経験が浅い人間は、自分の都合で注文を出します。例えばですが、会社から帰宅して、19:00時には家のパソコンの前に座れた。0:00就寝予定だから5時間デイトレできるな。この5時間の間に利食いできそうな通貨ペアは全部しかけよう!  こういうトレード姿勢ですね。

5時間の余暇があっても、外為市場やデリバティブ市場が、「期待値に優位性の有る値動き」を提供しなければ、ノートレードが正解です。

相場というのは相場の都合で動いています。相場が優位性の有るエントリーポイントを提供する事もありますし、今日は「おあずけ」の日もあります。

「あの人は昼間、職場で頑張ったから、夕飯時間くらいは稼がせてあげよっかな♪」とかは外為市場は考えません。

外為市場は外為市場の都合で動きます。東証や新興市場、CFD市場や先物市場も同様です。

自分の得意な値動きを提供してくれる日もありますし、「おあずけ」を喰らわす日もあります。

「おあずけ」の日は注文を出さない。甘い値動きを提供する日は注文を出していく。このように、自分の都合(今月の家賃払いたい、新型スマホ買いたい、友人よりも大きな利食い幅取りたい 等)は捨てて、相場の都合に自分を従わせてください。 そういう姿勢の人に相場はご褒美をくれます。

相場で稼ぐという事は、相場が「お金あげるよ」という値動きになるまで、動かない、という意味です。

 相場というのは相場の都合に従おうとする人間に大変甘いです。

ですので、相場よ、俺の都合に相場が従わんかい! という姿勢は捨ててくださいね。

相場はあなたの損益に無関心です。

14位 : 前回のマイナス分を、今回のエントリーで取り返そうとしない(損益は相場が決めること)

これも13位の「自分の都合で注文を出さない」と重複しますが、先月儲かってるのか、損しているのか、そんなものは相場の集合心理は「知ったこっちゃありません」

先月損している人が更に損が出る値動きをすることもありますし、先月損している相場師が利益で終わる値動きをすることもあります。

損得にフォーカスすると、どうしても証券口座の増減に意識が持っていかれます。(自分を中心に相場を考える)

私も体験済みですが、先月の損をリカバリするために、今回の注文の資金量を2倍にする、取れそうな値幅をテクニカル知識を総動員して注文を出していく →資金持ってかれる

こういう自分本位な売買姿勢は百害有って一利無しです。

相場というのは需要と供給の集合意識を見える化したものです。(チャートと呼ばれます)

相場の集合意識に逆らった人間には罰を与え、相場の集合意識に従う姿勢を見せた人間にはご褒美をくれます。

相場の需要と供給はあなたの都合とは無関係。

ですので、ライバルトレーダーのA君よりも沢山のpipsを稼いでやろう! とか 月間目標pipsは〇〇! とかは、相場の神様を愚弄する努力目標です。(相場の集合心理はあなたの都合で動いていません)

経験浅い時期は、ついつい証券口座の上下幅に意識を持っていかれ、射幸心が煽られてオーバー資金量、オーバートレードで証券口座が下降トレンドになりがちです。

ビギナーズラックは相場の世界で何故、起きるか。

ビギナーズ・ラックという言葉があります。東証や外為市場でもビギナーズ・ラックは有ります。なぜかというと、ビギナーは慎重なんですね。(若葉マークのドライバーと同じです)

ビギナーは謙虚さが有って、相場師の先輩のいいつけを守るわけです。(資金量下げろ、ダウ理論を大事にしろ 等)

ビギナーは謙虚な心で、初歩を舐めないから稼げるわけです。

これがビギナーズ・ラックの正体です。

相場師が1番大事にしなきゃいけないことを、1番大事にしているのがビギナーです。だから御褒美をビギナーは貰えてるわけです(ビギナーズラックの正体)

※)大事な事は、1番大事な事を、1番大事にする!って事です。

相場師にとって1番大事な事(ビギナーズラックの御褒美の原因)

・損切っても軽微な傷の資金量でポジションを組む(資金管理)

・ダウ理論が上昇トレンドをCallしているのなら、新規の買いのみを執行する。

・ダウ理論が下降トレンドをCallしているのなら、新規の空売りのみを執行する。

上記の赤い字3点が相場で勝つ、相場で稼ぐ必勝法なのです。

これを、ビギナーは大事にしているから、ビギナーズラックが起きるのです!

対して、経験が程々に上がってきた時期というのは、初心を忘れてしまっているわけです。

例えば、謙虚さを失って、相場をやっつけてやろう! 前回の損を相場から取り返してやろう! 相場を現金自動支払機か何かと勘違いするわけです。

こういう時期は、チャートを見つめる眼差しも

攻撃的に

なっている筈です。チャートは敵ではありませんし、現金自動支払機でもありません。

チャートというのは、上司みたいな物で、従うもの

チャートは上司みたいなものです。

会社員だったり公務員なら上司に従いますね。上司に従ったら給与もらえるじゃないですか。(ご褒美)

あれと同じで、チャートに従うと、利食いをプレゼントしてもらえます。

で、チャートの集合心理が何と言っているか、是非、従わせてください! という謙虚な心が必要です。

ビギナー時代は「おそるおそる」注文を出しますので、謙虚さ基本を大事にする姿勢 この両方を備えているわけです。だから利食いをプレゼントしてもらえた訳です。(ビギナーズ・ラック)

で、何度か利食いの経験を積むと

なーんだ、意外と株の売買って簡単じゃん、先輩のヤロー、脅しやがって

という 舐め が出てきます。 (スランプ、一丁アガリ!)

こうして謙虚さが無くなって、相場に従わなくなる。相場を征服してやろうという思い上がった心が出てくる。そして、高度なテクニカルがあれば相場以上の存在になれるんだ、という

相場 < 自分 

の心が出る頃には、資金量はとことん下がっている筈です。

 自分を相場に従わせよう!

自分 < 相場

という心だけは絶対に捨ててはいけません! これだけは絶対です! あくまで自分が下! 相場が上です!

この心を捨てない人間に相場の群集心理は利食いをプレゼントします(チャートは健気な相場師に優しいのです)

ダウ理論が理解できている人には相場の神様の声が聞こえるはずなので、相場の集合意識に自分を従わせてくださいね! 減ってしまった資金量がリカバリできるはずです!

 結論!)

・投資と投機を仕分けする

・教養としてマクロ経済を学ぶならアリ(チャートの型を学ぶほうがよっぽど先決!)

・ビギナー時代に稼げたのは、慎重さ、謙虚さがあったから

・ビギナー時代に稼げたのは、ダウ理論を大事にしたから

・ビギナー時代に稼げたのは先輩の言いつけを守ろう、という聞く耳、謙虚さが有ったから

・今、資金量が減っているのは、慎重さと謙虚さが無くなって、相場より上の存在になろうとしているから

・絶対に捨ててはいけない精神は、自分を相場に従わせよう! という精神

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