この記事は初心者がFXを始めてみたものの、チャートの見方ばかり勉強し、環境認識を軽んじて聖杯探しになるリスクを予防するための注意喚起の記事です。
Q) 手法は移動平均線のクロスとRSIとMACDを見ています。
FXには資金管理の大切さも理解できたので、そろそろリアル口座で取引しようかと思っています。
それと、まだパソコンの前にずっと座っていることがとても苦痛です。
こんなFX初心者に何かよいアドバイス等いただけたら教えてください。
A) 移動平均線のクロスを見ているのであれば、MACDは不要だと思います。理由は両方ともトレンド系のインディケーターなので片方で事が済むからです。
押しや戻りの調整の深さを図る道具としてRSIを利用しているのであれば王道だと思います。
デモトレ卒業 → 検証 →リアル講座(1000通貨スタート) →稼げるようになったら2000通貨 → 3000通貨と徐々に冒険ですね!
それと、まだパソコンの前にずっと座っていることがとても苦痛です。 →約定したら、後は相場師にできることはないので、PC前から離れましょう。
FX初心者に何かよいアドバイス等いただけたら教えてください。
→環境認識と資金管理だけは徹底してください!
<結論>
・テクニカル分析をたくさん学んでみる
・10~15個くらいの手法を使ってみて利食いと損切の両方を味わってみる
・損切しないで済む手法など無い、とその身で味わってみる
・相場環境と手法が合致した折に、利益で終わる
・その合致が相場環境の変化で合致しなくなった時、相場環境と手法に矛盾が出る→その折は損切が正解
・市場選定(マーケットセレクション)を大事にする人間が稼げる!
<本編ここから>
FXチャートの見方を勉強するのは、受験生が英単語の勉強するのと同じでmustですよ!
移動平均線とかMACDとかRSIとかの用語が出てきました。
チャートの見方を勉強するのは、凄く大事です。具体的なことは、私のブログのサイトマップで初心者用のチャートの見方と中級者用のチャートの見方で仕分けして解説していますので、自分の力量に合った方で学習すると、チャートの見方はある程度の水準に届くと思います。
チャートの見方を極めたいんです!って剛の者も居ると思います。
お金が掛かっているので、感心な心意気です。
具体的にはチャートの見方はこの本で決まりですね!
FXで稼ぐってのは、環境認識を大事にする!って事と同義です!
株もFXも先物取引もバイナリーオプションも、「稼いでなんぼ」です。
で、稼ぐ、というのは環境認識がしっかりしている場合に実現します。
稼ぐコツは幾つかあるのですが、ダウ理論を使って環境認識を行い、分かりやすいチャートのみ手掛ける、という点です。
これを市場選定とか、マーケットセレクション、とか言います。
売買が上手い人は、この市場選定を大事にしています。
市場選定(マーケットセレクション)が利益に影響を与える良い例と悪い例を紹介
<良いチャート ~環境認識が分かりやすい例>
<悪いチャート ~ぐちゃぐちゃしていて、環境認識が「?」となる例>
稼ぐ人間は、市場選定を大事にしています。
最近、FXでスランプに嵌っている人は、市場選定を大事にしてください!
ダウ理論を使えば
・上昇トレンド
・下降トレンド
・横ばいトレンド(もみあい)
これしか無いわけです。相場の雰囲気。相場環境は。
これらが、クッキリと出ている「分かりやすい」チャートで勝負するのが大事です!
ここから先は聖杯探しを卒業するためのノウハウの記事です。
相場というのは100%が無い世界です。どの売買手法を用いても損切が出る時は出ます。
対して、一般世界は100%がある世界です。
鎌倉幕府成立は? とテストで問われて1192年と答えたら100%丸が貰えます。
袋の中にボールが5個あります。白いボールが3個で、赤いボールが1個で黒いボールが1個です。では、次にボールを袋から取り出して、黒いボールが出る確率は? とテストで問われたら、5分の1です、と答えたら、100%丸を貰えます。
我々は相場の世界に来る前に、一般の世界を体験します。
一般の世界は100%がある世界なので、相場にも100%を期待します。お金が掛かっているので尚更です。
それで損切が出ると、嫌で嫌で堪らない。そして損切しないで済む手法、いわゆる聖杯探しを始めます。
我々は相場の世界では、一般の常識を捨てなくてはいけません。
どうしても聖杯探しがしたいのなら、10~15くらい手法を試してみると良いと思います。
ダウ理論+移動平均線
ダウ理論+オシレーター
ダウ理論+BB(ボリンジャーバンド)
ダウ理論+MACD
ダウ理論+酒田五法・・・
手法など幾らでも作れます。
で、どれを使っても、手法と相場環境が噛み合わなくなる時が来ます。
その時は、ローソク足がジャンジャンバリバリ逆行します。
そういう局面は損切が正解です。
色々とテクニカルを学んで手法を設計してみる。
この相場環境だと、この手法は仕事するな
この相場環境に変化すると、さっきまで稼がせてくれていた手法は自分から資金を奪うようになったな・・・
この体験を10~15個くらいの手法で体験すると、嫌でも聖杯探しから卒業できますw
色々と書きましたが、結論は
<結論>
・テクニカル分析をたくさん学んでみる
・10~15個くらいの手法を使ってみて利食いと損切の両方を味わってみる
・損切しないで済む手法など無い、とその身で味わってみる
・相場環境と手法が合致した折に、利益で終わる
・その合致が相場環境の変化で合致しなくなった時、相場環境と手法に矛盾が出る→その折は損切が正解
・市場選定(マーケットセレクション)を大事にする人間が稼げる!
環境認識は大事にしてくださいね!
具体的に稼ぎ方教えて!って人はこちらの記事。
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