またダマシに狩られた・・・株やFXチャートの見方の知識が増えても増えても損で終わる・・・先月の黒字を今日のロンドン時間で吐き出してしまった・・・
才能ないとこの世界、無理なのかな・・・
相場の世界に来て、半年~1年半くらいの間に
誰もが味わう感情です。
<本日の記事を読む利益>
・相場師としての階段には「試練」が待っている事が理解できる
・試練にぶつかっている人には、努力の方向性が理解できる
・今週の冒頭に私が押し目買いをしたので、押し目買いの根拠を解説しています(FXチャートの見方の勉強にはなると思います) 拙い売買ですが、ご笑納ください
・相場師の階段を昇る際、誰もが味わう「試練」、そこで腐らないための激励の記事です。
<本編ここから>
Q)株や為替の売買は頑張って勉強すれば儲かるものか
FXや株の売買は頑張ったら儲かるのか、頑張っても無駄なのか、について記事を書きます。
A)この記事の読者は初心者~中級者の方が多いと思うのですが、初級者時代にも儲ける事はできます。上級者になっても損切りで終わる事はあります。
FXや株の売買は
終わりがない世界
です。儲けても次のトレードが待っているわけです。(野球選手がホームラン打っても、次の打席が回ってくるのと同じです)
何度も何度も注文を出して、損で終わるトレードもあるし、利益で終わるトレードもあるわけです。(相場に100%は無い)
損もあるし利益もある。12/31に1年を振りかえって、今年は黒字で終わったな、というのがトレーダーとしてうまくいっている証となります。
初級者~中級者は利益トレードの金額よりも、損失トレードの金額の方が大きいんですね。(年末を赤字で終える)
こういう記事タイトルを気にする人も多いと思うので、記事を書いたのですが、「株やFXって努力で何とかなるんですか?FXって結局才能ですか?頑張る事に意味あるのですか?」儲かっていない時期は頭をよぎる質問だと思います。
結論を言います。上級者になれば、年間を黒字で終える事は可能です。上級者は優位性のある売買ルールを持っている、膨大な検証データに支えられた平常心を持っている、過剰な金銭欲がない、トレードに対して博識である・・・等々 初心者よりもトレーダーとして熟練しています。(ベテラン)
「株やFXって努力や勉強で稼げるようになるんですか?」こういう質問は中級者に多いと思います。色んな手法を覚えたけれど、勝てる時期と勝てない時期があり、どう頑張っても年間黒字にならない・・・弱気になっている。
今自分がそういうステージ(中級者)の方へ・・・
「順調にトレーダーの階段を昇っています。」
トレーダーには学ぶ段階(修行期間)と稼ぐ段階(上級者)があります。
上昇トレンドが発生するためには、「押し目」をつけます。(上昇中の、陰線の連続です)
相場師の人生にも、「押し目」は有ります。相場師の階段を昇るには、必ず、「押し目」があります。
上昇トレンドの押し目は次の飛躍のための「エネルギー充電時期」です。人間も、高く跳ぼうと思ったら、1回しゃがんで「エネルギー」を溜める必要があります。
<参考資料 リバウンド王、桜木>
相場師として高い所へ行こう、と思ったら、1回しゃがんで、エネルギーを蓄えなければいけません。(人間のジャンプや上昇トレンドと同じ構図です)
世間の人は、「しゃがんでいる時期」を「試練」とか「逆境」と呼びます。
実は相場師の駆け出し期間は株やFXチャートの見方の知識が増えるので、そこそこ楽しいのですが、勉強しても勉強しても稼がせてくれない・・・という時期に差し掛かると、冒頭のような「FXや株売買は頑張ったら儲かるのか、頑張っても無駄なのか?」という、「後ろ向きな自問自答」が頭をよぎります。
利益が出せない事情は数点有って、
・チャートの見方が甘い(知識量が追いついていない)
・ダマシに狩られて、利食いまで「持っていられなかった」(ふるい落とし)
・先月の負けを取り戻そうとして、掛け金を増やしすぎてしまった
・絶好球が来るまで、待機をしなかった
・他の相場師の相場観に耳を貸してしまって、自己責任が不徹底になってしまった
等々あります。
相場師の「押し目(陰線連続期間)」は、証券口座が上向きに
伸びてくれない
時期なので、精神的に、悶々としますし、出口のないトンネルに入ってしまったような気がします。
「とんでもなく難しい世界に来てしまった! 本当に稼げるのかよ?」と弱気になる時期は中級者後半~末期に襲われる感情です。(相場師人生の押し目です、順調ですよ!)
もう少しで上級者への入り口ですので、あきらめずにガツガツ取り組んでみてください。
相場師の「押し目期間」に、損失売買のデータを大量に採取する。チャートを印刷して、コクヨのノートに貼る。
こういう所でエントリーすると、ヒゲが狩りに来るから、自分の精神がグラグラするんだよな・・・
同値撤退で引き分けで終わらして、何度か入り直した方がいいのかな?
それとも玉を分割して、分けて何度か入り直した方がいいのかな?
1回上昇トレンドが発生したら「何波動」出ることが確率的に多いんだろう?
仮にゴールデンクロスの発生を確認してから「上昇トレンド発生!」を追認したとして、その後の上昇波動発生の発生本数は?
どれくらいの確率で一目均衡表の雲は支持帯や抵抗帯として仕事するのか?
最適利食い幅は? 検証ソフト回して調査してみよう!
こういう仮説と検証を売買日記を読み返しながら、試してみる。 すると
一目均衡表の雲まで結構幅がある。しかもGC(ゴールデンクロス)が発生してから、まだ2本しか波動が発生していない て事は
少なく見積もっても、一目の雲までの上昇余地はあるな、では、押した所で、「押し目買い」でもやっておくか
という判断ができたりします(今週の冒頭の私の売買です GBP/JPY エントリー:1/21 新規の買い クローズ:1/23 利食いで終了
「スイングトレード、押し目買い、分割玉でエントリー」)
今週の冒頭の売買の根拠)
日足でWボトムを確認して、GC(ゴールデンクロス)が出た。ローソク足が移動平均線の上に出たから、上昇トレンドと判断した。
<縦向きの手法 イメージ図>
よって、縦の手法使う!(横の手法を選択肢から除外)
一目均衡表の雲まで、結構「距離」がある
移動平均線のGC(ゴールデンクロス)が発生してから、上昇波動が2本しか出ていない
検証データで採取したデータによると、上昇トレンド発生後、2本の波動で上昇トレンドが終了する確率は○○%
少なく見積もっても、一目均衡表の雲までは上昇する確率が高い。ならば、押し目買をやっていこう! 最適利食い幅は採取済みの検証データによると、○○pips
ダマシに狩られないよう、分割エントリーで入っていこう。
(終わった売買なので、皆さんの相場観に影響が出ない、と判断して、自分の売買を公表しています)
ライン引いた所が「押し目買い」 のエントリーポイントです。
<注意喚起!>
検証データは、自分で採取してこそ、意味があります。
人間は自分の目で確認したものしか信じません。
他人が採取した検証データは、自分の目で確認したものではありませんので、他人が採取した検証データに従って取引しても、気持ちが「揺れます」。
私が採取した検証データを公表することも可能ですが、検証データは自分で採取してこそ、「確信の心」が自分の胸の内に宿ります。
ですので、皆さんも検証ソフトを回して、ご自分の目で確認した検証データを手元に置いておいて、ご自分の胸の内に「確信」を宿してください。
相場師として、「強者」になるためには、こういう努力を惜しんではいけません。
こういう努力を惜しむ人間から、こういう努力を励む人間へと
資金が移動します(相場は捕食者とエサの2択です)
ここではあえて、〇〇 として伏せています。皆さんも検証ソフト回してくださいね!
上昇トレンドのように、人間がジャンプする前に1回「しゃがむ」ように、相場師として「伸びる」前には、1回
大きく「沈みます」。気持ちと資金が同時に両方沈みます(順調です)
気持ちと資金が「しゃがんだ」、その後に、大きく相場師として
伸びます
世間の人間は伸び悩んでる人間を
「アイツ、大したことねーよ」 とか、「お?スランプか?w」と悪く言いがちですが
無視です。無視。
伸び悩む時期に、やるべき事を淡々とやる。具体的には
テクニカル知識を頭に詰め込む
損失トレードを売買日記にまとめておいて、読み返す
なぜ負けたのか、何がいけないのか、を考え尽くす(感情面、ダマシを含めて)
仮説を立てたら
検証ソフトで調査してみる
こういう努力を、伸び悩んでる時期(相場師としての、調整局面)で やってやりまくる
すると、明るい世界へ行けます。(この時期に相場師の世界に残留するか、「俺、才能ねーわ」と辞めていくか、究極は2択です)
結論!)
FXや株トレードは頑張って勉強・努力すれば上級者まで届く!(途中で押し目をつけるので、引き続き、努力という買い支えをやっていく!)
人間が跳ぶ前に1回しゃがむ、その構図と同じで、相場師として伸びる前に、1回しゃがむ(気持ちと資金)
相場師として「押し目」をつける、試練にぶつかるのは、実は順調
用意した資金が減るのも実は順調
試練に耐える時期に、外野のヤジは無視して、検証ソフトや売買日記や株本と心中する気持ちで運命を共にする
すると相場師として一皮むけて、明るい世界へ行けます
相場師としての押し目を、相場師としての下降トレンドの入り口と勘違いしないこと!(←ここ大事!)
やめなければ、相場師として跳ね上がる!
相場は軍隊の次に熾烈な世界なので、捕食者とエサしか居ない
エサを卒業して捕食者になるには、検証ソフト回す、売買日記書く、チャート知識を頭にパンパンに詰め込む、等は相場師のmust
見習い期間は資金量を下げて、知識と経験値と自分の売買の履歴と検証データが増えるまで、エサの期間をやり過ごす。(損得は脇に置く、この時期に稼ごうとしない、東証や外為市場に献上する授業料を小さく済ます)
今後も時間が有れば、自分の売買の履歴を事後的に上げていこうと思います。