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株・FXのチャートの見方を解説 ~株のチャートが信じられない、テクニカル不信という悩みについて~

このブログ記事は、株やFX、先物取引やCFDの初心者が学んだテクニカル通りに売買したら、損切で終わった場合、テクニカルに裏切られた感を味わった人向けの記事です。

初心者にとっては学ぶことの多いテクニカル分析ですが、テクニカルに100%が無い時期をどう過ごすべきか、私の体験談から解説しています。聖杯を探している人への最適記事です。

※)この記事は約2分半で読めます。

テクニカルの勉強したけど、また損切で終わった・・・このテクニカル、だらしなくない?もっとシッカリしたテクニカルないの?チャート不信、テクニカル不信に陥った気がする。

チャート本、株本に書いてあるチャートの見方って、信用できるの?本当に信用できる売買って何?

こういう感情を抱かずに、相場師人生を世渡りする人は、多分いないです。(全員が体験する感情です)

<本日の記事を読む利益>

・テクニカルが信用ならない、人間不信ならぬ、チャート不信になってしまった場合の解決案がわかります

・経験浅い時期にデイトレードに挑戦することの理解が深まります

・相場師としてのモチベーションが低下しにくいよう、ちょっとした工夫を解説しています

やる気が下がっている時期の方は読んで損はないです!

<結論!>

確実世界の意識(一般の世界)でリスク相場(不確実世界)に来ちゃうと、「ガッカリ感」が半端ない

すべてのテクニカルには原則と例外が有る。(原則通りなら利食い。例外時は損切)

例外が連続すると、テクニカル不信に陥りがち

こうなってくると、株本の著者やFXセミナーの講師を悪口を言いたくなる(志望校に不合格の生徒が縁の有った塾をけなすのと同じ構図)

時間足は長くなればなる程、テクニカルは信用できる(100%ではない)←月足でテストしてみて下さい

デイトレードは経験浅い時期は毒の沼地(テクニカルに裏切られた感、時間足の矛盾がさばけない等、難易度高い)

月足と日足でマルチタイムフレーム分析の経験を積む

縦の相場で縦の手法使う

横の相場で横の手法使う

例外時は損切

人間は達成感を味わえないと、努力が嫌になってくる(こうして受験や相場から離れる)

デイトレ避ける

資金量とことん下げる

下げた分、損切ラインをちょっと冒険できる(狩られずに済むので、勝率が仕事し始める)

テクニカルが仕事したとき、キッチリ利益確定ができます(勝率が仕事すると、モチベーションが持続しやすい)

<本編ここから>

Q) 株式投資暦1年7ヶ月の者です

様々な投資法やチャートの分析法を試してきましたが、どれも不確実すぎて、まったく勝率が安定しません

正直言ってチャート分析しても勘で売買しても、大して勝率は変わらないような気さえしています

チャート分析って実はまったく意味のないものなのではと思っています

偉そうな投資家のセンセイが書いたチャート本って、本当に信じられるものなんですか?

本当に信じられる売買のやり方を知りたいです

確実世界の常識を、不確実(リスク)世界に持ち込むと、精神がおかしくなります。

A) 誰もが味わう感情だと思いました。これが第一印象ですね。どれも不確実すぎて、まったく勝率が安定しません。という記入を見て、素直な感想ですが、相場というのは不確実性(リスク)の世界です。

一般に生活していると、確実性の世界で「誤ることは悪いこと」という教育を受けています。筆記試験。職場の作業等。誤りを出してしまったら、教師に減点されたり、職場の先輩や上司から叱責されます。

我々はリスクの世界(不確実世界)に不慣れです。

ですので、確実性を高めたい。ちゃんと黒字で終わらせたい。テクニカルが仕事しないと黒字が出ないじゃん・・・というのは、非常にもっともな話です。

過去記事となりますが、質問されている方は、猜疑心が昂じてる時期かな・・・という印象も受けました。

元々、マウスをカチカチやって簡単に儲かりそう・・・という軽い動機で来がちなのが東証や新興市場、外為市場です

テクニカルに裏切られた感は、トレーダーから「やる気」を奪う。

で、確実世界に慣れた人たちが、不確実世界に来ちゃうと、「がっかり感」は凄いものがあります(私も体験済みです)。

また、これだけ頑張ったんだから、確実にリターン(果実)をください! という、慣れ親しんだ

「雇われマインド」

で不確実(リスク)世界に来ちゃうと、もう大変です。

一般世界(=確実世界)では、1時間の努力につき、確実に○○円という利益確定ができます。(タウンワーク等)

これだけ売買日記書いて、テクニカル本読んで学んでるのに、俺の時給、幾らなのよ!?と精神がおかしくなります。幾ら何でも俺が可哀想すぎるだろ!

不確実(リスク)世界は成果報酬型です。その御褒美に収入に上値抵抗線が無いのです。

<リスク世界の人たち> ~ホームランの数(成果)で報酬が決まります~

<リスク世界の人たち②> ~売ったCDの枚数(成果)で報酬が決まります~

<リスク世界の人たち③> ~衣類を売った数(成果)で報酬が決まります~

株やFXの世界は成果報酬型であり、不確実(リスク)世界です。その御褒美に自分の収入から上値抵抗線が外れるのです。

この世界に飛び込んだ以上、安定マインド、確実マインド、雇われマインドは捨てるべきです。あなたが何時間努力しようが、成果が駄目なら報酬は無いのです。(相場は厳しい世界なのです)

テクニカルは仕事したり、仕事しなかったりします。つまり、いい加減なのです。(不確実)

質問に戻りますが、どのテクニカルにも原則と例外があります。ボリンジャーバンドが仕事することもありますし、ボリンジャーバンドが何の役にも立たない時期もあります。

支持線が仕事して稼がせてくれる売買もありますし、支持線が相場師を裏切る事もあります。

この

 テクニカルに裏切られた!

という体験は、かなりの不快感・がっかり感を相場師に与えます。

元々、自分の期待が外れるというのは嫌なものです。実は、テクニカル手法を勉強している時期ってのは、心理的にキツい時期なんですね。

(私のブログがマインドをメインにしているのは、この時期に脱落する人を減らすためです)

昔の自分にも、質問者のような時期がありましたので、その時期の方にアドバイスとしては

<アドバイス①> デイトレードではなく、日足トレードをやってください

ということです。マルチタイムフレーム分析の動画でチラッと語ったのですが、時間足を短くすれば短くするほど、テクニカルが仕事しなくなります。つまり、デイトレードは「裏切られた感」がもの凄いんですね。(ストレスたまります)

スイングトレードの方がテクニカルが仕事しやすい。

その点、日足を使った売買は、テクニカルが仕事し易い。もちろん、日足売買のテクニカルにも「例外」があるんですけど、「例外率」が低いんですね。例えば、月足チャートで色々なテクニカルを確認して下さい。ほぼ完璧な精度でテクニカルが仕事します。

<サンプル MACD>

月足ですが、□で囲んだチャートにフォーカスしてください。MACDラインがデッドクロスしてから、ゴールデンクロスしている間は空売りが原則です。MACDラインのGC,DCが仕事してます。また、戻りの深さを測るフィボナッチがかなりの精度で機能しています。

この月足の「かなりの精度でテクニカルが仕事する領域」を日足チャートにマルチタイムフレーム分析で分解し、日足の売買(スイングトレード)で戻り売りをすれば、「テクニカルに裏切られた感」は少ないと思います。

<サンプル2 ストキャスティクス>

これも月足チャートですが、「横ばいトレンド」でストキャスティクスのクロスはきちんと仕事しています。ストキャスティクスのクロスで横ばいの中間に有る、上昇トレンドと下降トレンドを、利益化はできます。

<おさらい>

ボックス相場を「トレンドレス」と呼ぶ人がいますが、あの言い回しは誤りです。

ボックスの中に、上昇トレンドと、下降トレンドが発生していて、「トレンド有り」が本質です。

強いて言えば「横向きのトレンド」であり、ボックス相場は立派なトレンド相場です。

ボックス内の上下のトレンド発生のシグナルとして、ストキャスティクスのクロスを信号機として利用するのは、経験浅い間はアリです。(補助輪としての役目は十分に果たします)

たくさんのテクニカルを勉強して、テクニカルの原則を学んでください。(もちろん例外はあります)しかし、5分足や15分足に比べて、月足のテクニカルは「原則が多い」です。

お手元のチャート本、株本に書いてあるテクニカルを月足にして、どれくらい仕事するのか、どれくらい怠けるのかを、ご利用の証券会社のチャートソフトで月足でテストしてみてください。

<アドバイス1のまとめ>

テクニカルを縦相場で仕事するテクニカルと、横相場で仕事するテクニカルに仕分けする。

デイトレは、初心者には毒の沼地なので、経験浅い間はやらない。(テクニカルに裏切られた感、ストップ狩り、時間足の矛盾等で、人間不信ならぬ、チャート不信に陥ります。ここでHPとゴールドを東証や新興市場、外為市場に持ってかれます)ついでにストレスがパンパンになります。

月足にして、仕事しそうなテクニカルを選び、日足に分解する(マルチタイムフレーム分析)

→日足で取れそうな値幅を「つまみ食い」する。(=月足波動の一部)

これが、質問に対するアドバイス1となります。どう考えてもデイトレードよりも、スイングトレードの方が難易度低いし、マルチタイムフレーム分析の経験の場として適しています。(月足 → 週足 →日足 の複数時間足)

質問の書き込みが時間軸の話がないため、チャート不信に陥るってことは、相当時間足を短くしてないかな?時間と時間の矛盾にやられてないかな? 本当にフラクタル構造が頭に入ってるかな?と思いましたので、日足で売買してください! という1点をファイナルアンサーと致します。

初心者もベテランも資金量(リスクマネー)を下げる事によって、テクニカルが例外で終わって損切の折にガッカリ感が小さくなる。

<アドバイス2>

資金量をとことん下げてください。損切ラインをちょっと遠くに置いてみてくだい。

ダマシに狩られている。ストップ狩りの餌食になっている可能性が多分にあります。

例えば押し目買いや、戻り売り等、支持線抵抗線が機能する方向にポジションを作る際、間違っていなかったけど、長いヒゲに狩られて、いたずらに勝率下げた(損切貧乏)というケースも考えられます。

エントリーポイントと成り得る「支持線・抵抗線」は需要軍と供給軍の思惑が集中します。また、日足トレーダーの思惑、4時間トレーダーの思惑、30分トレーダーの思惑、5分足トレーダーの思惑・・・ 大量の思惑が集中し、値動きが乱れる場所です。

つまり、教科書的なダウ理論がキッチリ仕事しない部分です。

ダマシとはヘッジファンドが狩りに来ている、これは邪馬台国論争では!?

これを大口ヘッジファンドが狩りに来ているんだ・・・とか言う人も居ます。私がチラッと噂で聞いた話ですが、資金量が大きすぎるビッグボーイズは、支持線抵抗線でポジションが組めない(資金量が大きすぎて反対売買が足らない)。

で、一旦ふるい落として、大量のロスカットを誘発させる。で、そのロスカットの注文を反対玉として、ビッグボーイズが本命のポジションを組む、という話。

で、この話ですが、最初噂で聞いたとき、「ふ~ん、そうかもな・・・」って思ったわけですが、結局、この話って

邪馬台国論争

みたいな所が有って、確認ができないんですね。(九州かもしれませんし、近畿かもしれません)

実際にリーマン・ショック等でヘッジファンドがジャンジャン廃業しているのを見ると、陰謀論の域を出ないんじゃない? ってのが私の率直な感想です。(マーケットを作れるならリーマンショックで廃業じゃなくて稼ぐでしょ?)

※)私の感想では、各時間足の相場師の思惑が集中するため、注文が乱れる。よってダウ理論が教科書的な値動きにならない ←この現象をダマシと呼ぶ、そんな気がしてます。(つまり私は陰謀論を信じていません)

ちょっと話がそれましたが、支持線・抵抗線の近辺は「だまし的な値動き」が結構ありますから、資金量をとことん下げる、その分だけ損切ラインを遠くに置ける → 狩られずに済むので、無事利食いで終わる。→勝率上がる。

この1点がアドバイスの2点目となります。

人間は難易度が高すぎる事に取り組むと、挫折感を味わい、簡単に「やる気」を無くす。10代も大人も。

<以下、経験談>

私の前職が予備校の先生でしたので、学生に「達成感」を与える、という点には神経を尖らせています。

人間は努力して「達成」できないと、「がっかり感」と「やる気の低下」という難しい問題が出てきます。

で、10代の学生を指導する仕事していたので、学力に応じた教材選定や問題演習の解説を誤ると、生徒の答案が✕だらけになって、予備校生は簡単に「やる気」が低下します。

少し努力すれば答案に丸がつく教材選定がベストです。

この少子化の時代、ライバルの予備校は手ぐすね引いてますから、生徒に達成感を与えることに失敗し、生徒が退塾してライバル予備校に流れると、当時の上司からメチャクチャ怒られました。

で、トレードの見習い期間というのは、「達成感」を味わいにくい時期です。

これだけ努力してチャートの勉強したのに、またテクニカルに裏切られた! という体験は相場師から「情熱」を奪います。(一般の世界では努力したら給与で利益確定できますので)

私の相場師見習い期間の体験談、予備校教師時代の体験談を踏まえて、

まずは簡単な事をやりましょう。そして達成感を味わいましょう。

というのが良い判断に思います。(証券口座の余力にも優しいです)

元々不確実な相場です。いたずらに難易度上げると、簡単にテクニカル不信になります。

・資金量下げる

・損切ラインを遠目に置く

・月足や日足を使って、テクニカルがシッカリ仕事しやすい相場に限定して注文出す(スイングトレード)

この3点を意識するだけで、苦しい苦しい見習い期間を、かなりマシにできるように体験からは思います。

代表的なテクニカルを勉強して手法化した物を1個1個約定させ、利食いと損切を両方出してみる。

そうすると、

情報量が上限に届いて、少しの思考で最適な判断が下せるようになります。

相場の世界はこの緑色のラインが右肩上がりの時期を聖杯探し、と呼びますが、この旅に出口はあります。

本日の記事を何度も読み返して、聖杯探しの時期の過ごし方を学んでくださいね!

<結論!>

確実世界の意識(一般の世界)でリスク相場(不確実世界)に来ちゃうと、「ガッカリ感」が半端ない

すべてのテクニカルには原則と例外が有る。(原則通りなら利食い。例外時は損切)

例外が連続すると、テクニカル不信に陥りがち

こうなってくると、株本の著者やFXセミナーの講師を悪口を言いたくなる(志望校に不合格の生徒が縁の有った塾をけなすのと同じ構図)

時間足は長くなればなる程、テクニカルは信用できる(100%ではない)←月足でテストしてみて下さい

デイトレードは経験浅い時期は毒の沼地(テクニカルに裏切られた感、時間足の矛盾がさばけない等、難易度高い)

月足と日足でマルチタイムフレーム分析の経験を積む

縦の相場で縦の手法使う

横の相場で横の手法使う

例外時は損切

人間は達成感を味わえないと、努力が嫌になってくる(こうして受験や相場から離れる)

デイトレ避ける

資金量とことん下げる

下げた分、損切ラインをちょっと冒険できる(狩られずに済むので、勝率が仕事し始める)

テクニカルが仕事したとき、キッチリ利益確定ができます(勝率が仕事すると、モチベーションが持続しやすい)

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