この記事は、株やFX初心者(約1年)が全然稼げなくて困っている時期のアドバイス記事です。
来年(2年目)に備えて、聖杯探しからの卒業と手法の研究と、ストップ狩りやロスカットハンティングに対するアドバイス的な記事です。
※)この記事は約2分半で読めます。
結論!)
無課金は課金の人に勝てない(ネトゲも人生も)
不明点をなくそう
不明点が減れば減るほど、聖杯探しの燃料が減っていく
プロは何を聞かれても即答できる
証券口座やFX口座を開くということは、「捕食者になります」という決意表明
ふるい落としてから進むのが相場
ふるい落とされる側ではなく、ふるい落とす側と同じ船に乗る
Q) 株の手法について
株を本格的に始めて1年です。
株本を何十冊と読みました。損切は10%です。
多分、エントリー場所が悪いと思うのですが、まったく勝てません。
今から勉強する予定なのが、うねり取りとポイント&フィギュアです。
勉強するならどちらが負けている投資家に向いていると思いますか。
<補足>
今使っている手法
ファンダメンタルは見ません。チャートをみて、買いは75日線より上の上昇トレンド。空売りは75日線より下の下降トレンド。
移動平均線のパラメーターは、5日、10日、75日です。
トレンドフォローに付き合っていく売買ですので、価格帯やボックスブレイクで買いを入れます。
価格帯・ボックスを下回ったら損切。10%で損切という設定です。
明らかに下降トレンドに変化したと思ったら、10%ならずとも損切っています。
銘柄の決算が最高益でも売られるので、ファンダメンタルは無視しています。
A) まったく勝てません ←すごく自然だと思います。
1年頑張ったくらいで稼げるような世界ではありません。株やFXは。
うねり取りとポイント&フィギュアはどちらを勉強すべきですか?との事ですが、両方です。
ポイント&フィギュアは儲けとは直結しませんが、(そもそも無くても良い)トレードというのは100%が無い世界です。
一般の世界は100%がある世界で、正解があります。で、トレードの世界に来ると、正解の無い世界に連れてこられ、損切という資金が減る現象を体験します。
この損切はトレードと縁の浅い人には痛み以外の何者でもありません。
知識量が浅い時期、損切という痛みを味わうと、「勉強不足」を疑います。
自分が損切で終わったのは、知識量が少ないからだ。ガリ勉すれば知識量が膨らんで、いつか損切しないで済む自分に化けるんだ! という、一般の感覚(ガリ勉したら成績良くなる)を投機の世界に持ち込みます。
→聖杯探しの旅が始まります。
聖杯探しの旅を終わらせるのは、たくさん知識量を詰め込んで、不明点を無くす、それでも損切が出た、という一種の諦め(笑)を味わうことだと思います。
知識面で不明点が残っていると、聖杯探しの燃料が残っているので、あらゆる知識を勉強する。儲けとは直結しないポイント&フィギュアも勉強してみる。
これだけ勉強しても損切が出た・・・
勉強量の不足から、別の物に疑惑の目が移ります。
また、この時期は手法の勉強もバリバリやるべきです!
どんだけ手法の勉強を頑張っても損切は出ますので(笑)
FXトレード初心者の期間は売買日記を書こう
株やFXの知識強化は1年程度で網羅できるものではありません。また、この経験1年という時期は、売買日記を書くべきですね。チャートを印刷する、エントリーの根拠を残しておく、資金量等々。
自分の負けパターンをコクヨのノートに書いておくと、My負けパターン集が出来上がるので、これら負けパターンを1個1個しらみつぶしにすると、トレーダーとして実力が底上げされていく感じです。
ちなみに私の負けパターンですが
①資金量を上げてしまう(利食いが連続すると、大きく稼ごうと欲が出る)
②損切れなくなる
③ローソクに置いていかれるのが怖くて、飛びついてしまう
④ヒゲに狩られる
⑤利食いが出ると、気が大きくなって、脇が甘くなる(エントリーの根拠が緩くなる)
等でした。
これら、My負けパターンが分かってくると、You Tube検索や、グーグル検索で他の人がどうやって克服したのか、知恵を借りることができます(私はこうやって解決しました)。
結構、お金を使ってMy負けパターンを解決しましたよ!(ネトゲと同じで、課金と無課金は戦闘力が違います)
無課金勢は課金勢に絶対に及ばない
<参考画像 ←私がプライベートで遊んでるネトゲの課金ガシャ>
課金すると強くなるのは、ゲームも人生も同じですw
ゲームなら何回負けてもOKですが、リアル人生で負けるのは無理ゲーですw
女の人がエステに通って自分に投資(課金)するように、上のステージに行きたかったら、
無課金の人生には上値抵抗があります。(そして抜けません)
質問の前半の回答は
うねり取りもポイント&フィギュアも勉強しましょう。
不明点が残っているのは、プロではない
です。プロの寿司屋は魚のこと何でも知っています。プロの医者は病気の事を何でも知っています。プロの電気屋は電化製品の事を何でも知っています。
プロってのは何を聞かれても即答できる人です。
1年という経験だと、どうしても不明点をゼロにするには短すぎます。ですからこの時期にまったく勝てずに途方に暮れるのは実は自然な事です。
この暗いトンネルに出口はありますよ!
後半の手法の部分の私見を述べますね。
トレンドフォローを使っています ←良い判断だと思います
移動平均線は5日、10日、75日です ←問題ないです
上昇トレンドなら、移動平均線75日の上で買い、下降トレンドなら、移動平均線75日線の下で空売り ←このセットアップは非常に良いです
価格帯やボックスブレイクで買いを入れます。 ←ここは少し、気になりますね。
価格帯とは支持抵抗を超えた部分だと思うのですが、支持抵抗を超えた部分や、ボックスを抜けたところで入るのは、いわゆるJC(ジャンピング・キャッチ、飛びつき買い)ってやつです。
ストップ狩りについて真剣に考えないと、FXトレードの世界では成功できない
相場というのは、
飛びついた人間をふるい落としてから進みます。
↑↑↑(ここ大事!)
ふるい落とされた人間の損切を狩りに行くマインドは絶対に不可欠です。
食い物にされるのではなく、食い物にする人間になる!
これが証券口座にサインして口座開設する意味です。(東証や外為市場ってのはインチキ賭博みたいな所です)
あと損切が10%ってのが気になります。
総資金に対して10%なのか、逆行値幅が10%で損切なのか、文面からは見えないですが、ダウ理論的に
教科書通りの損切ポイントには、ストップ狩りやロスカットハンティングのトラップ(罠)がピラニアのようにウヨウヨ
しています。
<エントリーポイント>↓↓↓
支持抵抗や、ボックス抜けた所などは、
ストップ狩りのエグいヒゲ
が来て当たり前の世界です。
どうやったら罠に引っかかった相場師の裏をかけるかな・・・って頭を回転させるのが相場師2年目の達成目標といっていいと思います。
稼げないトレーダーは利食いで終わった後、自分の証券口座に資金が流れ込んだって事は、逆に資金を吸い上げられた人がいるわけで、その人達はどういう相場観を持っていたんだろう・・・と思いを巡らすべきです。
自分と反対の思惑を持っていたFXトレーダーが居たわけです。
そしてその人達の思惑が外れて、その人の資金が自分の証券口座に流れ込んで来たわけです。
そして、その思惑の当たり、ハズレはダマシというエントリーポイントの場所で明暗が分かれたハズなのです。
トレーダーは常に相手側(=自分とは真逆の人たち)の相場観を頭に入れておくべきです。
ここをジックリ頭を回転させて、自分の相場観をチャートが肯定した場合は、利益確定。相手側の相場観をチャートが肯定した場合は損切。
その際の損益比率は?
%は?
ダマシだったら?
ダマシじゃなかったら?
緩衝材(バッファー)はどれくらい用意しておく?
エントリーポイントは大量の情報処理を脳内で行うべきなのです。
手法そのものは、トレンドフォローの王道を行っていると思うので、いい線行ってると思います。
文面読む感じ、エントリーポイントで狩られていないか気になりました。
狩られた人間の損切を喰い物にするためにはどうすればよいのかな・・・ってのを2年目に考えてみてください。
結論!)
無課金は課金の人に勝てない(ネトゲも人生も)
不明点をなくそう
不明点が減れば減るほど、聖杯探しの燃料が減っていく
プロは何を聞かれても即答できる
証券口座やFX口座を開くということは、「捕食者になります」という決意表明
ふるい落としてから進むのが相場
ふるい落とされる側ではなく、ふるい落とす側と同じ船に乗る
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