初心者がテクニカル分析を真剣に学び始めると、どうして最初の頃より損切が連続するようになるのか、その原理の解説と解決策をアドバイスしています。
結論!)
①ビギナー時代は、1番大事な事を1番大事にするので吉と出る!(トレンド)
②勉強すればするほど、狩られやすい人になる
③ボクシングの様に、フェイントが入り乱れる、それが「絶好の買い場」
④ここでフェイントに引っかからないと、安値で仕入れる事に成功する
⑤その後は、安心を求める人に売りつける時間(利益確定の時間)
⑥基本が出来ているのは当たり前! 基本ができている人の1枚上を行くのがプロ
⑦基本を学んでも学んでも狩られている人は、値動きのフェイントについて、大真面目に考えてみてください!
Q) FXは負けて当然?FXのテクニカル分析は意味があるのでしょうか?
始めの内は運よく勝っていたのですが、
最近、テクニカル分析を勉強し始めて、ルール通りにエントリーしているものの、ほとんど予想と逆方向に動いてしまい、逆に負けることがが多くなりました。
最近ネットで気になる記事がありました。
FXの世界では10%のプロがいて残り90%の素人からお金を奪っているから負けて当然、自分の予想と逆に動くのは当たり前の事なんだと。
それが本当ならテクニカル分析なんて意味がないのでは?
基本通りにエントリーして勝てたら苦労はしないというのは分かりますが、それだったらテクニカル分析自体に意味があるの?、という気がします。
ひねくれた考え方かも知れませんが、宜しくお願いします。
A) 第一印象が、「順調に成長していますね~」というのが本心です。
重要部分を赤い字と青字に変色しておきました。ちょっと要点を箇条書きでまとめますね
①最初のうちは稼げた
②テクニカルの勉強を始めた
③基本通りにエントリーをすると、逆に動く
④90%が資金を減らすので、自分の予想と反対に動くのは当たり前
⑤基本通りに動かないのなら、基本を学ぶ意味って有りますか!?(テクニカルの勉強って意味あるの?)
箇条書きにすると、こんな感じですね!
では、本題に入ります!
ビギナーズラックが発生する原理を説明
株やFXは何故か、始めたばかりの頃は稼げてします。 いわゆるビギナーズラックという奴ですが、要らないことをごちゃごちゃ考えないので、実は稼げますw
ぶっちゃけた事を言うと、ビギナーズラックというのは
トレンドに乗ることだけを考えている
ため、シンプルさが、吉と出て、稼げてしまいます。(ダウ理論が1番重要なので、1番大事にしなきゃいけない部分を、大事にしている ←大吉 )
だんだんと、金銭欲と、知識欲がムクムクと育ちまして・・・
テクニカルの教科書をしこたま買って来て、あらゆるチャートの規則性を学び、あの値幅も利益化してやろう、この値幅も獲ってやろう! と
まるで受験生のように、知識を頭に叩き込みます!
で、ここから苦難の時代が始まるのですが、株本や、チャート本というのは、いろいろなテクニカルの規則性を書いてくれています。
しかし、基礎を学べば、稼げるのであれば、世界中のトレーダー全員が勝者なわけです。
基礎は株本に書いてありますので。
でも現実は、世界中の相場師が勝者になっていない・・・ この意味を大真面目に考えなくてはいけません。
基本を学べば学ぶほど稼げなくなる裏事情を解説しています。
これは、つまり、株の教育、FXの教育が、基本しか教えておらず、10%の人口が、教科書通りに売買している90%の人間を
喰い物にしている、という意味です。
↑↑↑(ここ大事!)
いわゆる、ストップ狩りですね。(ロスカット・ハンティングとも呼ばれます)
株の教科書、FXの教科書は、値動きの原則と例外が書かれています。で、株本では、原則通りなら利食いしましょう。例外の折は損切しましょう、と書いています。で、間違ってはいないのですが、
本で読んだ通りに約定させると、アンタが投げた、ソコが底! という現象が起きます。w
リンク先でグランビルの法則で入った人を、下ヒゲで狩る値動きで説明しましたが、教科書通りに売買していると、損切貧乏の出来上がりです。
教科書通りの売買の裏をかくのがプロとプロのエントリーでの思惑の交錯です。
この時、湧き上がる感情が、昔は稼げたのに、なんで急に逆行されるようになったんだろう・・・?
という、本日の記事のような、「???」という疑惑です。 それはね、
教科書を一杯読んだら、教科書通りのトレーダーになって、狩られるようになっちゃたんだよ・・・
という意味です。(以下、過去記事の引用)
You Tubeで見つけた参考動画
エントリーポイントというのは、ボクシングのリングのような所で、戦場です。資金を奪い合うわけですから。
最高の仕入れポイントというのは、精神負荷の高い場所
安く仕入れた株や外国通貨を、もっとおめでたい人に転売するわけです。
これはつまり、自分がおめでたい人になってはいけない、という意味であり、危険を回避したい安心を求める人が入りたがらない、フェイントが入り乱れる場所で、入れるようになる! という意味です。(これに成功すると、安く仕入れる事ができます)
ここでフェイントに引っかからなかった人が、安値で株を仕入れる事に成功します。 で、
フェイントが入り乱れる危険な地点を忌引した、安心を求める人達が、
ダウ理論の2番目の条件を満たした瞬間に飛びついてきます。(安値切り上げ、高値切り上げ ←高値切り上げが2番目の条件)
下の丸が、押し目買いで新規買いをする人たちです。ここで、フェイントが入り乱れる、絶好の買い場 です。
で、ここで、フェイントに引っかからないと、上の丸、前回高値を超えた所で安心欲しさに飛びついた人に外国為替を転売して、現金化して逃げる事ができます。(リスクを取った人 → リスクを嫌がった人へと、ババが交換する)
当たり前ですが、トレードというのは、不確実性を受け容れる事であり、安心を放棄する事であり、リスクを犯すことです。
そして、基礎を学んでいないと、どの辺りで、フェイントが入り乱れるか、理解ができないわけです。
また、どの辺りで、安心が欲しい人が飛びつくか、その心理が見えないわけです。
結局、我々は株を売買しているのではなく、外国通貨や貴金属を取引しているのではなく、
「思惑」を取引しているわけです。
ですので、チャート上の「思惑」が見えるようになるために、基本を学ぶ意味は、大いに有りです!(基本通りにローソク足は動きませんが、基本に狩られる人が見えるので)
まぁ、ボクシング選手が、フェイントの入り乱れる戦場で、相手の基本を崩しに行くのと同じ構図です。 基本ができていないと格闘技のプロとして勝てないわけで。
基本ができていない → ド素人
基本ができているが、フェイントに引っかかっている →ダウン取られる
基本が出来ていて、なおかつ、フェイントの1枚上を行く →プロ
ですね。(ボクシングも投機も原理は似ています)
それでは、箇条書きに答えますね。
①最初のうちは稼げた ←単純さが吉と出ています。 1番大事な事(トレンド)を1番大事にしたご褒美です!
②テクニカルの勉強を始めた ←基礎が固まるので、順調です。
③基本通りにエントリーをすると、逆に動く ←ここで、フェイントについて学ぶべきです
④90%が資金を減らすので、自分の予想と反対に動くのは当たり前 ←教科書通りに売買している人の、「裏」をかかないといけません
⑤基本通りに動かないのなら、基本を学ぶ意味って有りますか!?(テクニカルの勉強って意味あるの?) ←狩られる人の心理が読めるようになるので、意味あります
どうも自分は教科書を読めば読むほど資金が減る・・・
フェイントに引っかからないためにはどうしたら・・・
私の教育講座に答えはあります。
結論!)
①ビギナー時代は、1番大事な事を1番大事にするので吉と出る!(トレンド)
②勉強すればするほど、狩られやすい人になる
③ボクシングの様に、フェイントが入り乱れる、それが「絶好の買い場」
④ここでフェイントに引っかからないと、安値で仕入れる事に成功する
⑤その後は、安心を求める人に売りつける時間(利益確定の時間)
⑥基本が出来ているのは当たり前! 基本ができている人の1枚上を行くのがプロ
⑦基本を学んでも学んでも狩られている人は、値動きのフェイントについて、大真面目に考えてみてください!
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