タイトル画像は「相場の神様」です。相場の神様から愛される相場師になるヒントを数点記事にしてみました。
ご参考になれば幸いです。
自分の売買の悪い癖が治らない・・・また売買中に暴走してしまった・・・めちゃくちゃ難しい世界に来てしまった気がする・・・
相場始めて6ヶ月~1年くらいの間に味わう感情だと思います。(順調です)
本日もQ&A形式の記事にしようと思います。
<本日の記事を読む利益>
・自分の売買中の「暴走」を制御するヒントがあります
・どういう心の姿勢が相場の神様に愛されるか、ヒントがあります
・最近、利食いが連続している方は「勝って兜の緒を締める」の緒が締まります。
<本編ここから>
Q)何か株に関するお気に入りの名言や格言があるか
A)相場には色々な名言があります。Web検索するといくつかヒットすると思います。
・相場のことは相場にきけ
私が気に入っている名言の1つです。ローソク足を見れば低ボラ相場か高ボラ相場か、レンジ(横)かトレンドフォロー(縦)か、相場が教えてくれるのです。どの程度まで押したか、新値更新できたのか、できなかったのか、チキンレースは加熱しきっているのか・・・
「外野の判断に迷わされず、ローソク足から相場を読み取ろう、相場の神様と対話しよう」というニュアンスだと認識しています。
・投機家にとって最大の敵は無知、欲、そして恐怖と希望の感情である。(ジェシー・リバモア)
トレードは不勉強では稼げません、また欲や恐怖に振り回されても稼げません。自分は連勝が続くと慢心してホームラン狙いをする悪いクセがあるので、戒めとしてリバモアの本は時々読み返します。
また自分の「ボロ負けトレード」の売買日記を読み返す事で、胸の痛みと「謙虚さ」を取り戻せます。
・タイ焼きの頭と尻尾はマーケットにくれてやれ!
トレンドをタイ焼きに例えた「ことわざ」です。上向きのタイ焼き、下向きのタイ焼き、横向きのタイ焼きがあるわけですが、すべての値幅を利食いで終わらせることは人間業ではありません。
下ヒゲ最先端で買って、上ヒゲ最先端で売り抜けようなんて無理です。狂気です。
上向きのタイ焼きなら、最下層には「迷い」があるはずです。移動平均で言えば、ゴールデンクロスする前。一目均衡表で言えば、雲の下にローソクが存在する時期です。この時期をタイ焼きの尻尾と呼ぶとします。
<参考画像 P&G>
この時期を買いで狙うのは難しいことです。そして、この時期は、空売り相場や横相場が終了する時期ですから損切で終わって、「相場の雰囲気が少し変わったな・・・」と察する時期です。ここで利益を出そうとするのは不可能とは言いませんが、難易度高めです。
また、上向きのタイ焼きの最高値、ここをタイ焼きの頭と呼ぶとします。
この時期は、チキンレースが最もヒートアップしている時期ですから、オシレーターのダイバージェンスがコールしているはずです。
<参考材料 P&G>
また、天井圏で出やすい足組(酒田五法)も出始める頃だと思います。
縦のタイ焼きが終了する時期に「損切」で終わるはずなので、ここで損切りを否定すると
1番大きい損切(株の塩漬け)
を味わいます。(チキンレースの大事故)
タイ焼きの胴体だけを「謙虚に」相場の神様から頂戴しましょう。頭と尻尾は損切で相場の神様にお布施しましょう。
・大勝は、通常、初心者の証である。(オリバー・ベレス)
大勝したということは資金管理(ポジションサイズ)を無視して、巨大な資金量を相場に張った証拠です。大勝に味をしめて資金管理を怠り始めたら、自滅をする日は近いです。私のボロ負け売買の前には必ず大勝がありました。
相場は資金管理に始まり、資金管理に終わります。
資金管理ルール(損切り時にー1%の損でおさまる掛け金)を破って相場で生き残る確率は0%です。100%の確率で破滅します。
破滅とはFXで借金抱える、FXで失敗する、FXで大損する、家を売る、車を売る、電車に飛び込む・・・等です。
<参考材料 スイス中央銀行の固定相場廃止>
いいな、と思う相場格言はいくつかあるのですが、やはり
・まず生き残れ!儲けるのはそれからだ(ジョージ・ソロス)
これが1番気に入っています。
ジョージ・ソロスは言わずと知れた、世界一の投機家(トレーダー)です。
これが1番ためになる格言ですし、1番重要な事を言っていると思います。
相場というのは負け易い世界です。また資金が絡む以上、欲と恐怖が交互に顔を見せます。平常心を失いやすい世界です。
もちろん、平常心が奪われないように検証作業、資金管理は徹底しますが、
生き残ることを最優先
にしなければいけません。
資金管理を徹底して、ポジションサイズを下げる、ロスカットルールを守る、無駄打ちはしない・・・
儲ける事ではなく、損しないように取り組むのが相場の必勝法だと思っています。
勝とう、勝とう、儲けよう儲けようとすると不思議と損するのが「トレード」です。
損しないよう、損しないよう、チャートを厳選して、小さな資金量でタイ焼きの胴体だけ狙っていくと不思議と儲けてしまいます。
チャートは「心を映す鏡」です。家族とケンカして、イライラしている時に注文を出すと不思議と損します。明鏡止水の心で謙虚に注文を出すと不思議と儲けてしまいます。(相場に対する畏敬の念が大事)
よく「手法は大事ではない、大事なのはメンタルだ」と言われますが、あれは本当です。
決定的に重要なのは「メンタル」なのです。
経験浅い時期は「勝敗を分けるのは手法である」と頭から信じています。ですので経験豊富な人から「手法以上にメンタルが大事だよ」と言われても「?」となります。
手法探しに明け暮れる時期もトレーダーには必要ですが、結局は「損しないように注文を出す」ことが1番大事だよという事は経験の浅い株の入門期の方も頭には入れておいてください。
相場の秘訣は小さな資金量で生き残ることです!
結論!)
相場の世界に「ことわざ」はある(Web検索かけると色々出てくる)
相場の神様に愛されるためのヒントを先人たちが「ことわざ」として残してくれている
自分の悪いクセを矯正する「ことわざ」を印刷して、パソコンの画面にテープで貼っておく
(株で儲かるために、売買中にチラチラ見て自分の悪い癖が暴走しないように己を制御する)
相場で儲ける秘訣は「損しないように」注文を出す事!(エントリーの厳選、小さな資金量、損切で命綱つける)
小さな資金量でタイ焼きの胴体だけをありがたく相場の神様から頂戴する
頭と尻尾は相場の神様にお布施する(=損切)
注文を出す際は、「どちらの選択肢が損をしないで済むだろうか?」と考える事!(損切り不要という意味ではありません)
まずは生き残る!儲けるのはそれから!!!