ある程度稼げるようになった株トレーダー、FXトレーダーが資金を飛ばす事例を私の失敗談を踏まえて大損しないための注意喚起の記事です。
結論!)年に1度くらいは統計的異常値の値動きが発生する!適切なポジションサイズでポジションを建て、きちんと逆指値(防御的ストップ)を入れて、万が一に備えておくこと。FXで失敗して、大量の借金を抱えたくなかったら、資金管理と逆指値を使った防御的ストップで自分の証券口座にキッチリ保険をかける! 負けなければ稼げるのが相場。
ある程度稼げるようになったFXトレーダーの内心を解説しています。
最近、利食いが続いている。トレードの大事な部分がわかった。稼げる手法見つけた!
利食いが連続すると「鼻息フンフン」になるものです・・・
今回の記事は「統計的異常値」です。
<記事を読んだ後の利益>
・統計的異常値の具体例を学べる
・相場の恐ろしさを学べる
・連勝に驕っている時期の方が読むと謙虚になれる
・相場で1番重要なものは資金管理と損切だと理解できる
トレードの世界に5σ(ファイブシグマ)は年に1回くらいあります。
5σとは、
こういうものですね。通知表で例えると、5を超えて、6とか7です。
正規分布で考えると、極端に珍しい事例です。
私も1度、5σに当たって、大きく損をしたことがあります。(リーマンショック)
テレビではよく、「100年に1度の不景気」とか色々言いますが、相場激変(統計的異常値)はなんだかんだで1年に1度くらいで起きています。
記憶に新しい例ですと
・イギリスのEU離脱
・スイス中央銀行が固定相場廃止を表明
・リーマンショック
・ライブドアショック
・(日本)消費税解散発表前の黒田緩和第三弾
・日産自動車(7201)、カルロス・ゴーン氏逮捕
・東日本大震災と原発事故
などですね。5σとはこういう値動きします。
これはスイスフランの固定相場廃止の際の値動きを画像共有ソフトで記憶していたのですが、自分への戒めとして時々見返しています。(利食いが続いた後は自分の気を引き締めるために定期的に見ている画像です)
この画像は2022年3/11にロシアのウクライナ侵攻時のロシア・ルーブルの為替チャートです。
SWIFTという国際決済ネットワークシステムからロシアが除外された金融ショックです。
ボリンジャーバンドを表示させると
明らかにボリンジャーバンド5シグマを突き破っています。
こういうのが統計的異常値と呼ばれる値動きです。
ここから先はFXで今稼げている方への大失敗して大損しないための注意喚起です。
今回ホールドしている間に、何かビッグニュースが流れて反対方向にぶち抜けない、と言い切れますか?
どんなニュースが流れても耐えられる資金量で適切なポジションサイズを作っていますか?
万が一など無い、と言い切れますか?
少し勝ち始めた中級者は自信がつき始めています。
この自信が曲者でして、自分の腕に自信が出た頃に、5σに襲われて、ボロボロにされてマーケットを去っていくトレーダーは本当に多いです。
トレードの腕が向上するのは良い事です。ただ、何でも起こり得るのが相場です。
空売りポジションを作っていて、(雲の下です)
こういう値動きになったら、あなたの証券口座は生き残れますか?
5σ(統計的異常値)は実際に年に1度くらいあります。
こういう値動きが来ても破たんしない資金量で取り組み、きちんと逆指値で防御的ストップを入れておくのは、或る意味「稼ぐ」以上に大事な事です。
稼げるようになって自信がつき始めた中級者・後半の方は特に気を引き締めてくださいね。
まさか、はあります。大きく儲けようとしない、ホームラン狙いをしないことが相場で稼ぐ1番重要な事です。
結論!)年に1度くらいは統計的異常値の値動きが発生する!適切なポジションサイズでポジションを建て、きちんと逆指値(防御的ストップ)を入れて、万が一に備えておくこと。FXで失敗して、大量の借金を抱えたくなかったら、資金管理と逆指値を使った防御的ストップで自分の証券口座にキッチリ保険をかける! 負けなければ稼げるのが相場。
FXで借金抱えたくない方はこちらの記事がおすすめです。
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