このブログ記事は株やFX、先物取引の初心者が押し目買いや戻り売りで勝つにはどうしたらよいのかを解説した記事です。
押し目買いと戻り売りの調整をどこまでと考えるのか、どこまでを稼ぐ値幅と考えるのかを、具体的に解説しています。
押し目買いと戻り売りの手法作成にご利用ください。
※)本日の記事は約3分で読めます。
Q) FXのデイトレードで押し目や戻り狙いでやっている方に質問ですが自分なりのレジサポなどの抵抗の目安があると思いますが全押しや戻りを狙いますか?それとも自分なりのフィルターをかけて手堅いところだけ狙いますか?
自分の場合はいくつかフィルターをかけるため全部の押しは狙えず10回中6、7回位しか仕掛けられず残りはテクニカルが間に合わず伸びてしまい取りそこなうといった感じです。
為替を5分足でタイミングを計り大きい分足や時間足で方向性を見るといった感じです。要するにタイミングがなかなか難しいといった感じで取り逃がすことが多いといった感じです。
結論!)
押し目の全値幅、戻り売りの全戻りは狙っていない
結構な値幅は諦めている
フィルターは結構、厳し目で用意している
フィルターに入ってこなかったローソク足はご縁が無かったと思っている(職場や第一志望校と一緒)
取り逃がすことは悪いことではない
金銭欲に執着して、注文出すと、変な結果が出る(金銭にストーカーすると金銭に嫌われる)
あっさりした心で注文出すと、不思議とローソク足が素直に行く
テクニカルの研究が一段落ついたら、金銭欲を薄めることをマジで考えてみる
自分も般若心経の教科書を読んでいます。(お金はあの世まで持っていけないので、利確も損切も、結局は「空」です)
押し目買いや戻り売りの手法で、調整波動の値幅をすべて黒字化させる事は人間業ではない。
A) 押し目買いや戻り売りに限った話ではないのですが、トレードで全部の値幅を獲るのは不可能だと思います。
ちょっと論点をまとめますね
①全押し、全戻りを狙うか?
②自分なりのフィルターをかけて、手堅い値幅だけを狙っていくか
③テクニカルが間に合わず、取り損なうことがある
④5分でタイミング合わせをすると、取り逃がすことが多い(タイミング合わせが難しい)
では、1個ずついこうと思います。
調整波動の値幅すべてを収益化できるのか!?
①全押し、全戻りを狙うか?
戻り高値、押し目の底、そこをドンピシャで当てるか!? という質問だと思います。
これは福袋と同じで、当てようと思って当たるものではない、というのが私の考えです。
ちなみにですが、私が好んで使う戻り売りの売買ルールですと、下記のような所で戻り売りを仕掛けます。(トレンド調整後の利益を出す具体的ノウハウは私の教育講座で教えています)
丸が空売りのタイミング、四角が利益確定の幅ですね。(私のフィルターですね)
具体的に押し目買いと戻り売りで稼ぐための記事はこちら。
丸の上に上ヒゲが確認できると思うのですが、いわゆる、ダマシ的な値動きと格闘する時間帯です。
ダマシ的な値動きに苦戦するので、この上ヒゲ最先端で空売るのは、私には不可能です。つまり、一部の陰線波動を犠牲にしてます。
ですので、全押し、全戻りを獲りますか? と言われましたら、値幅の結構な部分は収益化を諦めます。利食いも完璧な部分で利食いはできません。
ちょっと話が逸れますが、このブログでは利益確定の記事が少ないような気がしてきました。本日の話題ではないので、後日に譲りますが、利益確定は売買でも1~2を争うくらい難しい部分です。
利益確定は、自分で決めたpipsで黙々と利益確定を執行する手法
また、人間の人智を超えているような気がするので、自分は検証した結果、この利幅がいいんじゃない? というpipsで利益確定してます。
つまり、エントリーでも、利益確定でも結構な値幅を諦めているので、全部を獲っていますか? と言われたら「否!」ですね。
②自分なりのフィルターをかけて、手堅い値幅だけを狙っていくか
これは「Yes!」です。すべての値幅を獲るなど人間業ではない、と思っている上、そんな事ができる人は資金量でビル・ゲイツや、Amazonの創業社長に勝てると思うので、そもそも全ての値幅を獲る、という発想自体が人生ハードモードです。
ですので、ローソク+各種テクニカルを数点組み合わせてフィルターを作り、そのフィルターに合格した折に、注文を出しますよ!
<私が仕掛けるストライクゾーンのイメージ図>
見逃す値幅も多いですけど、手堅い利食いも多いです。時々、トレンドが終了する際に切っていますけど。
そのフィルターを手法 と呼びます。
値幅を見逃したくない! ってのは、実の所、強欲だと思います。
テクニカルの教科書は書店に色々と置いてあるので、気に入ったものを使えば良いと思います。
③テクニカルが間に合わず、取り損なうことがある
私もありますね。結構、厳し目なフィルターを設定しているので、ローソクがそのフィルターに合格しないこともありますよ。押し目買いや戻り売りの私のフィルターは結構、厳し目だと自分でも思います。ですので、自分が用意した押し目買いのフィルターに合格しなければ、見送る。
売買ではすべての値幅を売買して、黒字を最大化しよう! なんてものは、ちょっと強欲で傲慢じゃないかな、と個人的には思っています。 相場というのは地球上の全投機筋の思惑が出る場所です。
前回の売買と今回の売買では顔ぶれが違うわけです。また、東証の約定代金を見ればわかるように、毎日、違う資金量が入っては出て、機能とは異なる資金量が入っては出ているわけです。
異なるこの条件下で完璧に同じチャートを作れ! というのが土台無理な話でして、不確実のランダム性の中から、なんとか規則性を見つけ出しているわけです(ダウ理論など)
売買の条件を厳しくすれば、売買の手数が減って質の高い取引ができる。
売買の条件を緩くすれば、売買の手数が増えて質の低い取引で終わる。
で、この規則性が確認できる場合に、優位性が発生するわけで、その条件を緩くすれば、(野球で例えるなら)ボール球に手を出してアウト食らう。
その条件を厳しくしたら、(野球で例えるなら)ストライク絶好球をヒットで終える という、条件・フィルターを厳しくするのは、手数を減らすことであり、アウトを減らしてヒットやホームランを増やす行為です。
ちょっと今から厳しいことを書きますが
取り損なうことがある ←ここから、「沢山の値幅を獲りたい」という 「欲」のようなものを感じます。
トレードというのは不思議な場所で、「欲」を出せば出すほど、変な結果で終わります。で、毎日忙しくて、たまたまチャートを開いたら、この通貨ペアが俺のフィルターに入ってた・・・
じゃあ、買っとくか
という、あんまりこだわってない心で注文を出したりすると儲かったりします。
FXは稼ぐ事に執着すればする程、お金を稼ぐのが難しくなる。
テクニカルの研究の時期を卒業したら、いかに金銭欲を薄めるか、という課題が出てきます。
私も禅は軽くですが学んでおり、般若心経の教科書は読んでいます。
執着というのは恐ろしいものでして、例えばですが、モテない男は、意中の人に執着して、ストーカーになります。
で、女の人は自分に執着する男を本当に嫌がりますから、金銭もこれに似ていて、金銭に執着すると、金銭が逃げていくように思います。
毎日やることが多いなぁ、気分転換にチャートでも開くか、あれ? ローソクが俺のフィルターに入ってんじゃん・・・しょうがねぇな、注文出しとくか・・・
こういう「軽い気持ち」「執着フリーな心理状況」で注文出すとローソクが素直に動いてくれます。
手法が完成したら、自分の心から執着を薄める方法を考えるべし
ちょっと先の話になると思いますが、テクニカルの研究が終わって、自分なりのフィルターが完成したら、自分なりの金銭への執着を減らしていくことはマジで考えておいたほうがいいと思います。
元々、金銭に執着して投機の世界に来たはずです。で、執着マックスの時期に注文出すと、不思議と資金が減るわけです。
で、テクニカル知識を受験生のように学んでも、自分の心から金銭欲が消えない事に気づきます。ここで、人間は一皮むけるように思います。
つまり、金銭欲や執着をどうやったら薄めることができるのか、という事です。(私の株の師匠はトレードは人間が磨かれる、と言っていました)
トレードの世界は、金銭に執着して入ってきて、金銭への執着を薄めることで、資金が増え始める、という逆説的な世界です。(だから人間が磨かれる)
私も自分の心を点検して、今、自分の心は執われているな、と感じたら般若心経を写経しています。
どれだけ素晴らしい売買手法を持っていても、両目が¥マークになっている守銭奴になっていると、
いつか相場で資金を飛ばします。
※)執着はトレーダーの最大の敵です。
<執着を薄めるおすすめ教材>
絵本で理解できる般若心経。
相場とは金銭欲にまみれた損得愛憎のドロドロ世界です。
こんな所にドップリ浸かっていると、精神がボロボロになります。
執着からの解放というのは仏道のテーマですから、是非、般若心経の絵本で学んで、精神の浄化と、執着からの解放を目指してみてください。
1800円くらいのショボいチャート本より余っ程有益ですよ!
ちょっと説教臭い話になりますが、取り逃がす事が多い! と言っている時点で執着がチラ見です。
取り逃がしたローソク足は、自分のフィルターと縁が無かったわけです。
今は、テクニカルを大真面目に研究して自分の心理負担の軽いフィルターを作って、ご縁の有ったローソクだけ利確していけばいかがでしょうか!?
④5分でタイミング合わせをすると、取り逃がすことが多い(タイミング合わせが難しい)
5分足は元々難しいです。
前半でチラッと書きましたが、ローソク足は毎日、トレーダーの顔ぶれも変わりますし、毎日、リスクマネーの量が東証や外為市場で異なります。
完璧に同じチャートなど描けなく、その不確実なランダム性から、なんとか規則性を確認し、この規則性下に於いては、こういう売買が優位性があるよね、←
って、多数のトレーダーが考えるから、その規則性が仕事するわけです。(全員の思惑が集中するから、そのテクニカルが仕事する ←赤信号で全員の思惑=ブレーキ が集中するから赤信号が仕事するのと同じ構図 )
そうやって考えた時に、5分足トレーダーの数と、日足トレーダーの数は、日足トレーダーの数のほうが多い。よって、日足トレードの規則性は仕事しやすい、5分足トレードは規則性が仕事しにくい(←人口が少ないため)
というのが実際です。
繰り返しになりますが、Twitterでいい感じのつぶやきありましたので、再度、シェアです。
トレードの世界をあらわした動画w
すぐにふるい落とされる人
動きを乗りこなし売り買い往復スキャで稼ぎまくる達人
小さな動きで無理せず耐えるデイトレ勢
その動きをまわりで見ているスイング勢 pic.twitter.com/GuRgI4R49W— HIRO@専業10年目 (@protrader_hiro) June 11, 2019
ローソク足を取り逃がすことは別に悪いことではないですし、金銭に執着して、変な結果で終わらせる事が悪いことに思いますね。
あんまり金銭にガツガツせずに規則性として手堅い日足から始めてみてはいかがでしょうか?
結論!)
押し目の全値幅、戻り売りの全戻りは狙っていない
結構な値幅は諦めている
フィルターは結構、厳し目で用意している
フィルターに入ってこなかったローソク足はご縁が無かったと思っている(職場や第一志望校と一緒)
取り逃がすことは悪いことではない
金銭欲に執着して、注文出すと、変な結果が出る(金銭にストーカーすると金銭に嫌われる)
あっさりした心で注文出すと、不思議とローソク足が素直に行く
テクニカルの研究が一段落ついたら、金銭欲を薄めることをマジで考えてみる
自分も般若心経の教科書を読んでいます。(お金はあの世まで持っていけないので、利確も損切も、結局は「空」です)
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