<指値注文について>
この記事では注文を出す方法を解説しています。投資や株の初心者はまず、注文方法から知らなければなりません。
読む前と読んだ後で他の注文方法との違いがわかります。
利益と不利益を両方書きましたので、違いが理解できると実際のトレーディングで活きます。
指値(さしね)注文とは、「この条件じゃないと買いたくないよ」「この値段じゃないと売りたくないよ」という注文です。
約定価格で妥協しない注文です。
株価が指値に届いたら注文が成立しますし、株価が指値に届かないと注文が成立しません。
注文が成立することを約定(やくじょう)というのですが、約定しない確率もあるわけです。
100%の確率で約定しない。そのかわり価格面で妥協しないので、損益には若干やさしいわけです。
長所)価格面で妥協しないため、損益にとって少々やさしい
短所)妥協しないことが裏目に出て、注文が成立しないことがある
注文を執行する方法はいくつかあるのですが、「習うより慣れろ」の部分が大きいです。
実際に少ない資金量(掛け金)で注文を出して、実際に株を買ってみる、売ってみると感覚をつかめます。
よく使うのは指値注文、成行注文、逆指値注文だと思います。
株初心者を脱するには必ず通る通過点ですから、習うより慣れろの精神で取り組んでみてくださいね。
<成行注文とは>
成行注文。なりゆき と読みます。
指値注文とは別の良さがありますので、株の買い方の初心者はお付き合いください。
読む前と読んだ後では、指値と成り行きの長所の違いがわかります。
この辺りは初心者なら誰もが通る道ですから、早めに卒業してくださいね。
成行注文は、「いくらでもいいから買ってくれ」「いくらでもいいから売ってくれ」という注文方法です。
長所)100%の確率で約定する
短所)価格面で妥協するわけなので、若干割安や若干割高で注文が通ってしまう。
指値も成り行きも一長一短ありますから、両方試してみて、実際に株の売買をやってみて、株初心者を卒業してください。
株の銘柄選びなどにステップアップするのは次の段階です。
利益確定はそれほどでもないですが、損切は100%の確率で逃げなければなりません。
逃げ遅れたら大事故になるわけですから、撤退(損切)は100%の確率で注文が通る成行注文、逆指値注文が超おすすめです。