本日の記事は、FXの売買が難しい!でも勝つにはどうしたらいい?って人のための環境認識の重要性と移動平均線の解説の記事です。
2種類の移動平均線の使い分けと、見方、おすすめのテクニカル分析を紹介しています。
※)本日の記事は約2分で読めます。
EMAとSMAはゴールデンクロスのタイミングが違う
EMAとSMAの違いを本記事では解説しようと思います。
トレンドに乗る際に、移動平均線を利用する際はSMA(単純移動平均線)を利用し、MACDを利用する際にはEMA(指数平滑移動平均線)が表示されます。
本日は、SMAとEMAの違いを解説して、利用法とトレンド発生の早期発見のノウハウを書きますね。
<結論>
SMAでも稼げます
EMAでも稼げます
トレンドに乗れていれば、どっちでも稼げます
トレンドに違反していたら、どっち使っても損が出ます
ただし、ストップ狩りには気をつけてくださいね
EMAは計算式の構造上、SMAよりも敏感に動く
MACDラインはEMAで設計されている
MACDのゴールデンクロスは移動平均線のゴールデンクロスよりも先に出る
よって、気持ちの準備が、早い段階で出来てしまうのが、MACDの強みであり、特徴
上昇トレンド、下降トレンド、横ばいトレンド、 大事なのはトレンド違反の玉を作らないこと
移動平均線の使い分けですが、どちらでも大丈夫。これが答えとなります。
<本編スタート>
ちょっと用語の解説からいきますね。
SMA(Simple Moving Average 単純移動平均線)
EMA(Exponential Moving Average 指数平滑移動平均線)
この頭文字ですね。移動平均線には2種類あります。で、使い分けですが、チャート上の移動平均線をSMAで、MACDをEMAを利用しているので違いをどう理解するか、です。
ちょっと私のチャートで解説しますね。
<SMAとEMA>
左上にチェックの入ったテクニカルが2つあると思いますが、これがSMAとEMAです。
算数のブログではないので、詳細は割愛しますが、移動平均線というのは、期間のローソクの本数の終値を足して割り算したグラフです。
SMA(単純移動平均線)は、単なる平均値です(算数)
で、単純移動平均線は、期間の終値を単純に足して割っただけです。
EMAの方がSMAよりも機敏に動きます。
指数平滑移動平均線は、単純移動平均線よりも、反応が素早く出るように設計されています。
マネーパートナーズさんが、計算式の詳細をまとめてくれています。
算数とか数学がお好きな方はどうぞ。
<続き>
移動平均線のおすすめの使い方
移動平均線というのは、
①ゴールデンクロス・デッドクロス
②ローソク足が、移動平均線の上に存在するか、下に存在するのか
③グランビルの法則
④移動平均線の一番右上が右上を向いているのか、右下を向いているのか
<図の丸部分>
移動平均線のチェックは上記4点くらいで大丈夫かと思います。(細かいこと言えば他にもありますが)
ここから先は環境認識の重要さの話です。
あくまで稼ぐというのは、トレンドに自分の資金(株や通貨)を乗せる事です。
これらの移動平均線の数値をごちゃごちゃ触っても、トレンドに乗れていなければ稼げません。
逆に移動平均線は証券会社の初期設定のままでも、トレンドに乗れていれば稼げます。
つまり、移動平均線というのは、トレンドに自分の株や通貨を乗せる際に、間合いを測るツールだったり、トレンドの向きを見える化するグラフです。
移動平均線が不要! という意味ではないですが、稼ぐ、稼げないに直結するのは、トレンド判定です。(環境認識)
具体的に言うと、上昇トレンドと、下降トレンド、横ばいトレンドが有るのですが、
①上昇トレンド →上向きの手法を使う!
②下降トレンド →下向きの手法を使う!
③横ばいトレンド →逆張り手法を使う!
という事です。 で、手法持っていない人は、手法を作るための補助として、移動平均線やMACD等を使うわけです。(気に入ったテクニカルを使えばOKですよ!)
もし、SMAなら稼げますか? EMAでなら稼げますか? という考えならチョット違います。SMAでも稼げますし、EMAでも稼げます。
ただし、トレンド違反をやっていたり、ストップ狩りに狩られただけなら、SMAだろうがEMAだろうが、一目均衡表だろうが、RSIだろうが稼げません。
稼ぐということは、トレンドに自分の玉が乗った、という意味です。
で、利益確定までの握っている途中に、ふるい落としに狩られなかった、という意味です。
この2つの作業を、失っても惜しくない資金量で取り組むのが投機です。
ですので、この作業ができているのであれば、一目均衡表でも稼げるわけです。できていないのであれば、一目均衡表でも稼げないわけです。
A) トレンドに乗ること
B) 小さな資金量で臨むこと
C) ダマシ的値動きに狩られないこと、また、ダマシじゃなかった場合は潔く損切ること
D) ダマシに引っかかった感じがするな・・・と感じたら入り直すこと
この辺りが、儲けに直結することですね。
※)上記A~Dは超おおざっぱな解説です。細部は色々とありまして、例えばですが増し玉操作、とか環境認識、とか、マルチタイムフレーム分析 とかです
投機デビューして半年~1年半くらいの間は、各種テクニカルが気になって、スポンジのようにテクニカルの知識を吸収する時期です。その時期は、実は大事です。でもその時期を卒業すると、ローソク足そのものを大事にする時期が来ます。(最後はメンタル面を大事にする時期が来ます)
それまでは各種テクニカルの計算式や使用法などを勉強するのは決して無駄な努力じゃないように思います。
トレードの答えはこういう所にはありませんが、テクニカル博士になり、チャートを見る目が鋭くなるってのは間違いないです。
<以下は、SMAとEMA、MACDについての私見です。どちらかというと初心者向けですね>
SMAを上昇トレンドに描画すると、こんな感じです。
で、同じチャートなのですが、このチャートにEMAを描画させてみます。
注目してほしいのは、丸や四角で囲った部分です。SMAに比べて、EMAは移動平均線の反応が敏感です。
同じ日数でも、変化が早く出るのが、EMAです。丸や四角で囲った部分をSMAとEMAで比べてみて下さい。
SMAよりもEMAの方が変化が敏感で、早くシグナルを出すんだな、という認識で大丈夫です。
ここから先はFX初心者の為の、MACDというテクニカルのおすすめの使い方、見方の記事です。
<MACDについて>
MACDのラインは、EMAによって設計されています。
ちょっと、EMAとMACDを両方、見える化したチャートで解説します。(さっきと同じ通貨ペアですよ)
上のチャートがEMAであり、下のチャートがMACDです。
上のEMAがGC(ゴールデンクロス)した後、上昇トレンドが発生しています。
※)丸の部分にフォーカス願います
MACDラインは元々、EMAです。MACDラインとは、短期EMAと長期EMAの離れ具合を、見える化したラインです。
短期移動平均線と長期移動平均線の離れが大きければ、MACDの2本のラインは幅が広いです。また、
短期移動平均線と長期移動平均線の離れが小さくなれば、MACDラインの2本の線は接近して、ゴールデンクロスやデッドクロスが出ます。
※)短期移動平均線と長期移動平均線の離れ具合が狭くなってきている、というのは、トレンド終了が近く、新しいトレンド発生が近づいているよ、という意味です。
上のチャートの、↓の真下にMACDラインのゴールデンクロスが有ります。
MACDラインのゴールデンクロスの後に、上昇トレンドが発生しています。
つまり、MACDラインの方がSMAよりも時間的に早くゴールデンクロスが出るため、「上昇トレンド発生しまぁす!」 のサインが、SMAよりも早い
→上昇トレンドの心の準備が、移動平均線よりも早く出来てしまう
ここが、MACDが単純移動平均線よりも優れている部分です。
心の準備が早くできると、対応もできますので、ゴールデンクロス発生後は、買い、が正解ですね。ここで空売り、という選択肢を外します。
→押しの深さなどは、フィボナッチ等で探っていきます。
もっと具体的に押し目の深さ、戻りの高さの判断精度を高めたい!移動平均線を利用した押し目買いと戻り売りを学びたい!って人は私の教育講座で学習できます。
今日は初歩的な内容でして、経験値の高い人が読んだら、何当たり前の事言ってんだ、コイツ的な記事でしたが、色んな読者層がいらっしゃいますので、最近売買を始めた方は、移動平均線やMACDの勉強にご利用下さい。
<結論>
SMAでも稼げます
EMAでも稼げます
トレンドに乗れていれば、どっちでも稼げます
トレンドに違反していたら、どっち使っても損が出ます
ただし、ストップ狩りには気をつけてくださいね
EMAは計算式の構造上、SMAよりも敏感に動く
MACDラインはEMAで設計されている
MACDのゴールデンクロスは移動平均線のゴールデンクロスよりも先に出る
よって、気持ちの準備が、早い段階で出来てしまうのが、MACDの強みであり、特徴
上昇トレンド、下降トレンド、横ばいトレンド、 大事なのはトレンド違反の玉を作らないこと
へぇ、MACDを学ぶだけでトレンド発生がもっと早く気づくようになって稼げるチャンスが増えるんだぁ・・・もっとテクニカルを学んで、チャンスを増やして失敗を減らしたい!って人は続きはこの記事です。
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