この記事は、FXはチャートの見方だけで稼げるか、を考え、起業などに比べて、なぜ株やFXトレードはハードルが低いのかを考えてみた記事です。
※)この記事は約2分半で読めます。
チャートの見方を勉強しただけで稼げるか?
→否、だと思います。
チャートの見方の勉強はmustですが、土台となる資金管理や環境認識は絶対に外せません。
やる事多いFXの世界、学ぶことの多い株の世界で、何故こうも多くの人が挑戦するのでしょうか?自分なりに学校教育を交えて考えてみました。
Q) 9割の人が損をしているそうですが、それでもなぜ投資するのでしょう。
1割の人しか利益を出してしないわけですから、これは難関国家資格試験合格並の難しさではないでしょうか。
A) 難関国家資格試験合格並の難しさ ←これは私も同感です。
倍率だけを見ても、難易度の高い資格と同じくらいの代償は支払うと思います。
9割の人が損をしているそうですが、それでもなぜ投資するのでしょう。
ここは私見を述べようと思います。
多分ですが、コンビニをオープンするよりも、起業をするよりも
ハードルが低いから
だと思います。
私もコンビニを開業した経験は無いのですが、結構、統廃合の回転が早いイメージです。(時々廃業しますよね)
また、私の中学時代の同級生とかは、美容師になって、開業してオーナー美容師になっています(つまり起業です)。
他にも、自動車の整備士 → 自動車整備会社の社長 という進路をたどった友人もいます(つまり起業です)
私もコンビニ業界や美容業界、自動車整備業界は詳しくないのですが、起業に成功する人と、起業して廃業するケースもたまに見かけます。(つまりリスクです)
これは過去の記事でも書いたのですが、金儲けには、2種類しかありません。
工業と商業です。
工業(メーカー)として頑張るか、商業(販売店)として頑張るか、この2択です。(だから簿記には工業簿記と商業簿記しかないのです)
で、日本に生まれて、一般のサラリーマン家庭に生まれて、日本の学校に通うと、起業については教わりません。
マニュアルをこなしなさい!
と教わります。それが日本の学校です。
昔、予備校勤務の時期に、職場に学習指導要領というものがありました。(市販で売っています)
学校の先生方は文科省が発行している学習指導要領に従って授業の設計、中間期末テストの設計をしています。
学校はバリバリのマニュアル社会です。
で、中間テストは何月何日だから、ここまでを頑張ってくるように! と学校側が指示を出すので、マニュアル通りに頑張ると、成績が上がるわけです。
つまり、東大生というのは、日本一マニュアルを頑張った人たちです。
学校というのは、漢字の書き取りをやってこい、とか、読書感想文書いてこい、とか、計算ドリル頑張れ! とか、配ったマニュアルをしっかり取り組んだ人間に「優」のラベルを貼ります。
創業しなさい! とか、資金を募ってきなさい! とか、レバレッジをかけなさい! とか、業務をマニュアル化して、バイトを雇って、バイトにマニュアル通りに業務を従事させなさい! とか、業務の一部を外注しなさい、とか就業規則を作って、社員を雇い、商業か工業を手伝ってもらいなさい、とかは教えません。需要を調べなさい、需要に対して供給しなさい、宣伝打ちなさい、お会計の決済は先、支払いは後!とかは学校の先生は言いません。
いいから先生の言うことを聞きなさい! 従いなさい! という教育です。
つまり、日本の学校は社長を育てる施設ではなく、サラリーマンを大量生産する施設です。
我々は、こういう施設に12年間収容されるわけです(6年、3年、3年)
学校を出る頃には、「マニュアルをしっかりこなせる人=仕事ができる人」というパブロフの犬のような刷り込みができあがります。
一般の職場で「仕事が出来るヤツ」 というのは、業務マニュアルを高い精度でこなせる人、という意味です。
こういうメンタルで生きていると、創業する、開業する、というのは、大変ハードルが高いわけです。1度も社長をやった経験が無いわけですから。
社長になるための教育も受けていないわけです。
だから自分で事務所をオープンして営業頑張る! とか、開店して、チラシまいてお客さんを集める、とかに二の足を踏むわけです。
つまり、日本の学校を出た人に、
起業、開業、創業は心理的に難易度が高い。(メンタルブロック)
まだ、高難易度の資格試験の方がメンタルブロックを感じないと思います(資格スクールのマニュアルを配られるので)
なぜ倍率の高い投資・トレードを頑張るか?と言われたら
多分、
サラリーマンの月収にストレスを感じている
でも、起業はヤダ(メンタルブロックを感じる)
収入上げたい
書店に株の本が置いてるし、株本でも勉強してみるか
というのが実際だと思います。(私もこの流れでした)
起業して廃業する確率はかなり高い、とききます。また、難関資格をとっても、資格はキャッシュを生みません。(資格を使って仕事するとキャッシュを生みます)
私の株の師匠が言っていたのですが、(私の株の師匠は株トレーダーになる前に、飲食店の社長をやっていました)
株やFXの世界は
従業員に給料配らなくていいし、
テナント料支払わなくていいし、
売れ残りは損切れるし、
飲食店の創業よりかなり恵まれているぞ?
と言っていました。
私も飲食店はオープンした事がないのですが、経費をある程度自分でコントロールできるのは、相場師の恵まれた部分だと思っています(手数料と支払いスワップと、スリッページくらいですよね)
質問に戻りますね。
Q) 9割の人が損をしているそうですが、それでもなぜ投資するのでしょう。
日本の学校が
金儲けを教えない
からだと思います。(学校が商業や工業を教えない)
地層とか、古典漢文とか、教養だけ叩き込まれて、社会に放り出されて、マニュアルこなしている間に、会社の闇とかが見えてきて、メンタルが腐ってきた頃に、飛びつくのが株やFXだと思います。
で、この株やFXの世界の駄目な所なのですが、基礎は教えてるけど、大事な事は教えていない。
値動きの1番大事な部分の教育を省いて手法ばかり教えているので、教わっている方は手法コレクターになってしまう・・・
これが投資・投機の教育の悲しい現状だと思います。
これが今日のヤフーニュースなのですが、C・ゴーン氏の密出国が多いですが、それも腹立ちますけど、5行目の「黒字リストラ」も世の中間違っていると思います。
教養しか教えない →就職頑張れ →黒字でも不要なら切る ←なんのための教養なん? というのが私の考えです(予備校勤務時代から思っていました)
ちょっと経団連の悪口になってしまいますが
・労働力が足りない!
・外国人を雇う!
・日本人は切る!
ってのが、経団連の言い分だと思うのですが、世の中間違っていません?
労働力が足りないなら、日本人をリストラしなきゃいいだろ
とか
安い外国の労働力が欲しくて経費節減しか考えてないだろ
とか、我が家は祖父の代から自由民主党を支持していますが、経団連のワガママはちょっといただけません。
まぁ、ちょっと投資・投機の話から逸れましたが、要するにこの国では稼ごうと思ったら、労働頑張るか、起業するかってわけでして、学校の守備範囲に起業が入ってないので、サラリーマンが月収にストレス感じでトレードに来るわけです。
これだけ大勢の人がトレードで稼げていないのは、指導する側が大事な事を教えていない! ってのは絶対に有ると思いますね!
後は教わる側が検証やってない、とか強欲出しすぎて損切りできなくなった、とか「心」の部分だと思います。
日本も随分世知辛い国になりました(C・ゴーンにここまで日本をコケにされるとは夢にも思っていませんでした)
私はWeb上では人の悪口は絶対に書かない! というMyルールを自分に課しているのですが、カルロス・ゴーンと経団連は例外です。世の中、絶対に間違っています!
結論!)
・日本の教育は金儲けを教えない
・経済界は経費削減しか考えていない
・起業や創業はメンタルブロックが高い(コンビニ起業など)
・わらにも飛びつくように株・FXの世界に来るが、大事な事が語られていない
・飲食業やその他起業に比べて、経費をある程度、管理できるのが相場の良いところ
・難関資格に挑戦するくらいの情熱は注いだほうがよい
稼ぐには、資金管理と環境認識と、チャートの見方を利用した手法はmustです!
リンク先でマニュアル化しておいたので、勉強してみてくださいね!
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