押し目買いで入って底抜けが怖い人のための、FXの押し目の見極めの記事 ~原理は商業と同じだよ!~

株やFXで押し目買いや戻り売りでトレンドに乗ろうとした場合、トレンド継続か、トレンド反転かの見極めと、トレンドが底抜けした場合の対処の記事です。

Q) トレンドの反転ラインの見極め方

押し目買いをやっていて、トレンド終了の入り口ではないか。
MAに戻ってきてもこのまま割ってしまうんじゃないか、本当に移動平均(MA)で跳ね返ってくれるのか、今が反転するときなのではないかと、びびって押し目で入れません。

押し目エントリーをするかどうかの良い判断方法などあれば教えてください。

 

<結論>

・トレンドは継続するが、いつかは転換する

・底抜けが怖くてもトレンドに乗り続けるしか無い

・底抜けたら損切るだけ

・損切って減った資金は転換の手法で稼ぎ直せば良いだけ

・トレンド継続中の過剰供給は安く仕入れる味方

・違ったら切るだけ

・検証はやろう

・下ヒゲつけて、ローソク足が押し目完了をCallしてからエントリーしても押し目買いは間に合う、利食いはさせてもらえる。(詳しくは本記事末尾)

 

A) 押し目買い、あるあるですね。

チャートで見たほうが分かりやすいと思うので、私の方で再現しておきました。

(たまにはCFDです)

グランビルの法則を使った押し目買いの話です。

多分、グランビルの法則を使って、押し目買いをしていると思うんですが、いわゆる移動平均タッチ買いですね。

合計4個の丸をつけておきました。

1番左の丸は、移動平均線のゴールデンクロスです。基礎基本ですね。

これを目視確認したら、新規買い一択です。空売りは選択肢から除外します。

で、移動平均線での反発、という押し目買いをルールメイキングした場合、エントリーポイントは右の丸3つで「新規買い」だと思います。

移動平均線が仕事しなかった場合、転換になる可能性が残っています。

こうなってくると、「押し目買い」という作戦は不正解となり、損切という判断が正解となります。

サンプル終わり、質問に戻りますね。

Q) トレンドの反転ラインの見極め方

押し目買いをやっていて、トレンド終了の入り口ではないか。
MAに戻ってきてもこのまま割ってしまうんじゃないか、本当に移動平均(MA)で跳ね返ってくれるのか、今が反転するときなのではないかと、びびって押目で入れません。

押し目買いエントリーをするかどうかの良い判断方法などあれば教えてください。

以下は、押し目買いと反転の見極めの話です。

これは、未来が不確定な以上、100発100中で当てるのは人間業ではありません。

今が反転するときなのではないかと、びびって押し目買いで入れません。

ここが気になるのですが、びびって入れない、というのは資金量が大きすぎる可能性が残っています。

資金量が多すぎると、人間ビビりますし、エントリーに怖さを感じるようになります。

元々ですが、押し目買いというのは勝率が高い売買の型です。

<参考 移動平均タッチ買い、というルールなら既に3回利食いしています。次の4回目のエントリーで下に抜けても、3勝1敗ですね>

もし押し目買いそのものに「恐怖」を感じるのであれば、FXなら1000通貨、株ならミニ株などで「はした金」で経験積むのも有りだと思います。

押し目で入ってみて利確で終わると、あーちゃんと稼がせてくれるのね・・・と自信がつきます。(仮に1000通貨で儲けが、はした金でも自信というボーナスが有ります)

具体的に、いつをもってトレンド継続か、トレンド反転か、の具体的教示私の講座で教えています。

トレードの3M

トレードの3Mという概念があります。

M・・・money monagement(資金管理)

M・・・mental(心理面~欲と恐怖)

M・・・method(手法)

この3つを高水準に揃えた人の証券口座に資金が流れ込んできます。

トレードの3Mは、私の講座でオールインワンで全て揃います!

3Mの1つ、M(method 手法)の中には、マルチタイムフレーム分析以外にも、例えばエントリータイミングも含まれます。

押し目買いで入って底抜けが怖い人

ってのは、エントリーのM(method 手法=エントリータイミング)に課題が残っているわけです。

どうすればエントリータイミングの精度が高まり、伸びていくローソク足を捕まえて利益確定で終わらせるのか、エントリータイミング的な手法(method)を解説した有料級の33:02秒の動画です。(絶対にお時間を無駄にはさせません)

<私の講座を一部無料公開しますね>

下ヒゲ打ったのを確認してから買いを入れても、押し目を拾うことはできるので、底抜けは実は同値撤退で対処できるんだよ! という動画です。

5:33~ご視聴ください。(あなたの悩みは下の動画で解決できます)

ローソク足を捕まえる人間とローソク足を取り逃がす人間は、どこが違うのかな、という部分を学んでいただけましたら動画制作した甲斐がありました。

<上記動画の視聴前と視聴後の変化>

before → 自分が損切った後にローソク足が伸びて損切貧乏になる。

after → エントリータイミングが上手くなって、押し目が底を打ったのを確認してから入るので、底抜けの問題を玉の操作で解決でき、伸びゆくローソク足を掴めるようになる。利益確定ができるようになる。カモる人間とカモられる人間は視点が違う。その視点の違いが成績の違いになる。ここが理解できる。

 

なぁ~に、トレンド転換で損切って減らした資金は反転反落の手法で稼ぎ直せば良いだけの話ですよ!(反転反落の稼ぎ方も講座内で解説しています)

 

具体的には

 押し目買いが失敗して底抜けして損切で終わったら、上の図のBC間の値幅を空売りで黒字化すればいいのです。

 損切った赤字 < 反落の空売りで稼いだ黒字

 にすれば良いだけの話です。 

底抜けを必要以上に怖がらない!反転反落の手法を利用して稼ぎ直せば良いだけの話です。

 早い段階で三尊に気づく察しの良さが大事ですね!

以下は、売られすぎている所で買うから儲かる話~押し目買いと商業の共通点~

<ちょっとここから、押し目買いのそもそも論>

そもそもですが、金儲けには、工業と商業しかありません(博打や違法行為は除きます)

工業・・・いわゆるメーカー。工場勤務の人

商業・・・いわゆる販売店。店舗勤務の人

チャートの外側(一般社会)を見てほしいのですが、世の中には工業頑張るか、商業頑張るか、のどちらかです。

で、個人的な見解ですが、投機やトレードは商業だと思っています。

つまり、安く仕入れて、高く売る

これが商業です。

 

株や外国通貨、貴金属などを、安く買って、高値で売り払う、これが儲けです。

金融市場も原理原則は商業と同じです。

では、安値で買う、とは何でしょうか? それは

供給過剰で買う! という意味です。

そして、高値で売るとは、需要が旺盛になってきたら利益確定する、という意味です。

<具体例あった方が分かりやすいと思うので、ジャニーズネタでいきますね>

 

 

例えばですが、今、ブックオフとかに行けば、嵐のDVDやグッズが安く買えるわけです(供給過剰)

で、嵐は活動停止を既に発表しています。

数年後には嵐のDVDは供給がストップするわけです。しかし嵐というのは人気グループですから凄まじい数の需要があるわけです。

ということは、今の供給過剰を利用して、しこたま嵐を買いポジションを作っておき、活動停止して嵐のグッズに高値がついたら、需要勢に高値で嵐のDVDを売ったら、利益が出るわけです(Amazon転売とかやっている人はこの作戦使っている人探せば居ると思いますよ)

この原理です。

供給過剰の折に、しこたま買っておく  → 時間をかけて寝かせる(ここ大事)

→需要過剰になったら売る

商業はこれだけです。

コンビニも、イオンもアパレルの店舗も、安く仕入れて寝かせて売る これだけです。

つまり、押し目買いとは商業であり、供給過剰は味方だと思ってください。原理は同じですよ!

<チャート使って解説しますね!>

長期トレンドをチャネルとして残しておきました。

短期トレンドを5個、残しておきました。チャネル内の下落波動です。

で、押し目買いというのは、下降の短期トレンドの底で仕入れる行為です(嵐のDVDをブックオフで買いまくるのと同じです)←過剰供給バンザイ!

仕入れた株や外国通貨や嵐のDVDは誰かに売らなくてはいけません。

需要が再開した折に売るのです。(長期トレンドは短期トレンドよりも優先される)

短期的な過剰供給は安値でしこたま仕入れるチャンスですから、仕入れ筋の味方です。

なぜなら長期トレンドは短期トレンドに優先します。よって、引き続き需要は有る、という意味です。(原則)

時々、短期トレンドが長期トレンドに勝ちますから、その折は潔く損切りです。(例外時は損切)

衣類の販売店も売れ残った衣類は季節の末にバーゲン・セールで現金化します。

コンビニの店長も売れ残った弁当はアルバイトに配ったりします。

安く仕入れて、高く売るのが商業と投機であり、この世界には収入の上限と100発100中が無いので、衣類の販売店も、コンビニも、スーパーも売れ残りは安値処分です。損切です。

つまり、

相場師にとって、押し目買い失敗、というのは、服屋がバーゲン処分するのと同じ

なんですね。原理的に。

押し目買いに熟練したいのであれば、過剰供給は仕入れ筋の味方! というマインドを持つのが大事ですね。店舗と投機は同じことをやっているので、安く仕入れる事が大事です!

投機筋は店舗と違って、アルバイトに給料出さなくて良いですし、ビルにテナント料や土地代を払わなくて良いです。

経費は通信費や手数料と損切くらいです。あ、あと株本くらいですかね。

一般の商業なら、経費削減の折にリストラとかしなくてはいけません。

人員削減はメディアに叩かれますから、企業は損切すら大変なことです。

かたや、投機筋はマウスをクリックするだけで、ろくでもないポジションをリストラできるわけです(社会からお叱りもいただきません)

この点にきづくべきです。

以下は、損切を負けと考える事の副作用の話

そもそもですが、損切=負け という考え方が間違っています。

損切というのは、損を最小化する行為です。支払保険料のようなものです。

例えば車両保険に入っておいて、交通事故に遭った。その折、支払保険が輝いて、損失が出なくて済んだ。これと同じ原理です。

つまり、負けたのではなく、支払保険料が輝いて、大事故が起きなかったのです。(金融市場で)

これは負けではなく、危機管理に成功した、と言うべきです。

どうも株や為替の世界に生きていると

利食いで終わった=勝ち

損切で終わった=負け

という表現が結構耳に入ってくるのですが、私あまりこの表現が好きではありません。

負けという言葉は感情を刺激する言葉です。相場師は感情が刺激されると良いことありません。

ですので、負けと考えるのはやめて、危機回避に成功した、と考えましょう。

いちいち、負け負け、と意識しているとメンタルが持ちませんよ。実際に負けでもないですし。質問に戻りますね

Q)   押し目買いエントリーをするかどうかの良い判断方法などあれば教えてください。

1回ゴールデンクロスが出て、次のデッドクロスが出るまでを上昇トレンド(需要軍が長期トレンド)と定義して、需要の短期波動が何波動出るか、検証ソフト回して統計をExcelに残しておくと、握力が高まります。

検証やって握力が高まったからといって利益確定の確率を100%にできるわけではないですが、トレンドには例外があるよね、例外時は損切って反転の手法で稼ぎ直すのが1番採算が良いよね! という心理的な割り切りが出ます。

具体的には、押し目買いはダマシで終わったな、と判定してから押し目買いを入れます。(この動画の5:33~解説しています)

需要軍の根拠(本当の出城)を防衛出来ている間は、需要軍は優勢なわけです。

で、下ヒゲで終わったのを確認(Wの右で新規の買いで入る)してから入ると、

押し目買いで入って底抜けが怖い人 の悩みは解決できる訳です。

Wの右で入る、需要軍の出城を防衛できている、押し目買いは正解である、と判断してから買いで入る。

1個1個の損切にびびらないように資金量を下げる!

商業も投機も原理は同じ

安く仕入れる → 寝かせる(ここ大事!)  →需要筋に売る

過剰供給は安値で仕入れるチャンス!

長期トレンドは短期トレンドに優先する(引き続き需要は有る!) ←原則時は利益確定

短期トレンドが長期トレンドに勝ったら、それは例外なので、バーゲンセール

負けたのではなく、危機管理や危機回避に成功した(車両保険と同じ)

押し目継続ではなく、トレンド終了なら、反転の手法で稼ぎ直せばよいだけ

反転の手法を持ってないのなら勉強しましょう!

コンビニ経営と同じで、1個1個に執着していると身が持たない

利益確定も有る、バーゲンセールも有る、でも統計的にはこういう結果で終わる、という統計的な標本を持っていないと、相場師人生のどこかでメンタルやられる

よって相場師たるもの、検証努力はmustです!

一般の世界と投機の世界は共通点が結構有る! という1点をご理解賜りたく存じます。

押しの深さを測って、商業的仕入れの達人になりたいです !って人はこちらの記事です。

トレンドの終了に敏感な逃げ上手の相場師になりたいです!って人はこちらの記事。

具体的な押し目買いの根拠集(セットアップ)を知りたいです!って人は、私の講座にて解説しています。

上昇トレンド下降トレンド攻略講座の before→ after

講座学習前と講座学習後の変化

before → 調整で入るのが上手くない、押し目で入ってもトレンド再開まで待機ができない。調整で入るそのエントリータイミングで頭が痛い。

after → 上昇トレンド、下降トレンドの調整の深さ、トレンド再発生までの調整待機時間がどの辺りが最高か、判別できる。

 押し目買いが上手くなる。戻り売りが上手くなる。

 価格の調整と、時間の調整、双方を吟味できるようになるので、エントリータイミングが上手くなる。

 トレードやってはいけない失敗例を解説したので、転ばぬ先の杖が手に入る。

 手法以外に必要な能力を網羅したので、手法攻略後の次の課題が見える。

<結論>

・トレンドは継続するが、いつかは転換する

・底抜けが怖くてもトレンドに乗り続けるしか無い

・底抜けたら損切るだけ

・損切って減った資金は転換の手法で稼ぎ直せば良いだけ(具体的には、反落の空売りで黒字化する。本記事のBC間の値幅を空売りして黒字化させる)

 具体的にはここ

・トレンド継続中の過剰供給は安く仕入れる味方

・違ったら損切って稼ぎ直すだけ

・検証はやろう

 

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