この記事は、株やFX、先物取引やバイナリーオプションの売買において、未来チャートの予測など人間業ではなく、そんな事は不可能であり、不要であり、未来チャートの予測などしなくても環境認識と手法がバッチリ組み合えば、ちゃんと儲かる、ちゃんと稼げる、という記事です。
※)本日の記事は約2分で読めます。
結論!)
①株と飛び込み営業は似ている
②当たったら利食い。違ったら切れ!(飛び込み営業と同じ)
③一般の常識(確かな部分が有る)は、相場の世界では邪魔!
④聖杯探しやって、達観できるまで聖杯探し頑張ろう!
⑤達観に成功できたら、バックテスト頑張ろう!
⑥検証ソフトのおすすめは、フォレックステスター(FT2、FT3)
⑦資金量下げて、損切のダメージを下げるのが、秘訣。(飛び込み営業と同じ原理)
⑧テクニカルを使って未来を100発100中当てるのはなく、損切が出ることを事前に前提とした、期待値プラスの売買ルールをバックテストで事前に用意しておく。(テクニカルはだらしない)
テクニカル分析を使いこなせば、未来チャートの予測は可能か!?
Q)テクニカル分析だけで未来チャートを予測するのは当て難いですか?
A)テクニカル分析をどれだけ真剣に勉強しても、未来チャートは見えるようにはなりません。
今のローソク足の右に存在するであろう、次の見えないローソク足が陽線かもしれないし、陰線かもしれません。また、寄り引き十字線かもしれません。
<未来は見えない 我々は常にチャートの右端で決断を迫られる>
見えないため、将来は不確実(リスク)です。次にローソク足がタッチする下値支持線が仕事する事もあります。下値支持線が仕事せず、抜けてしまう事もあります。
ですので、相場の本質は不確実(リスク)です。
そこで、テクニカルを猛勉強するわけですが、どれだけ猛勉強しても未来は見えるようにはなりません。また、見る必要もないです。
未来予測が不可能で、未来を予測する必要もないです。
未来チャートなど見えなくても株やFXで儲かる事は可能
ローソク足の未来イメージと、自分の注文が合致すれば、めでたく利益確定。残念ながら未来イメージが外れてしまった場合は、損切。株やFXの売買はこれだけです。
ですので、未来イメージの精度を高めるために、テクニカル知識の総量を上げ続ける、という努力は決して無駄ではない気がします。
テクニカルというのは、ハッキリ言って信用ならないですし、いい加減です。
テクニカルが仕事する事もありますし、テクニカルが仕事しないことも結構あります。つまり、だらしないのがテクニカルです。
一般の世界には、ここだけは間違いない、という部分がある。
一般の世界は、信用できます。
頑張れば給料もらえますし、受験に例えるなら、数学には公式が有って、公式はシッカリ機能します。語学なら英文法ってのが有って、英文法はシッカリ機能するので、英作文や長文読解ができるわけです。
スポーツに例えるなら基本があって、基礎練を頑張っていれば、ある程度何とかなってしまいます。
一般の世界には、「まず、間違いない」という部分が有って、そこを真面目に取り組めば、まぁまぁの成績が出せてしまいます。
※)職場でも「業務マニュアル」みたいな物があって、それを真面目に使っていれば、何とかなってしまいます。
株やFXの世界には、まず、間違いない、という部分が無い
一般の受験やスポーツ、職場と違って、投機の世界には、「まず、間違いない」という部分がないのです・・・
一皮むけた相場師ってのは、この点が「いい意味で割り切っていて」 あ~はいはい、今回は損切ね!
と、ドライな部分があるわけですが、一般の世界に慣れ親しんだ人が、相場の世界に来ちゃうと、一般の常識を相場に持ち込み始めます。
「まず、間違いない部分」が相場にもあるんでしょ?
という一般世界の常識です。(公式や英文法、業務マニュアルやスポーツの基本動作)
ですので、相場師として経験浅い時期は、「まず、間違いない部分」を真剣に探します。(聖杯探し)
で、仕事する事もあるわけです。MACD学んだらMACDが仕事した!無事に利益確定で終わった!「 MACDサイコー! 」
で、MACDが急に仕事しなくなって、急にMACDがだらしなく見えて、別のテクニカルを勉強します。「MACDカスだわー、次は、ボリンジャー行っとく?」
こんな感じで、居酒屋をハシゴするように、テクニカルをハシゴします。
何でハシゴするかっていうと、一般の世界には、「確かな部分」があるからです。(数学の公式や英文法、業務マニュアルなど)
で、相場にも「確かな部分」が有るに違いない、という一般の常識を捨てきれず、次の偉大なるテクニカルをハシゴします。(聖杯探し)
この、次の偉大なるテクニカル探しをやめたとき、その人は道楽相場師から職業相場師へと脱皮します。
聖杯探しは悪く言われがちです。でも、聖杯探しは決して無駄ではなく、例えばですが
①テクニカル知識が底上げされる
②「確かな部分があるはずだ」という一般の常識をぶち壊してくれる
③これ以上、テクニカルを勉強しても無駄だわ。資金管理と損切が最強だわ
色々学べてしまいます。(実はリターンが多い)
まだ、この心境に達していない方は、テクニカルを勉強しまくってください。絶望するまで偉大なテクニカルをハシゴしてください。(近所の書店で1980円くらいのチャート本に書いてあります)
ある日、割り切りが出て、違ったら切ればいいわ
という達観に届きます。
この達観に届けば、後は早いです。後は検証の世界です。
このテクニカルが発動(例えばゴールデンクロス)した後に、どれくらいトレンドが継続するんだろう・・・どれくらいマーケットノイズに狩られるんだろう、利食い幅はどれくらいにして、損切幅はどれくらいにして、玉はどんな感じで乗せていこう・・・
等々、売買ルールの設計図をバックテストで裏を取るだけです。(検証ソフトを使う)
で、期待値に優位性の有るバックテストに従って、注文を成立させるだけ。合っていたら利食い。違ったら切るだけ。
未来チャートなど見えなくても儲かる具体例をポンド円で実演します。
<具体例挙げますね ポンド円のチャートです>
2022年5/26時点での日足チャートです。
<こういう未来もある 未来チャートの環境認識がレンジ、というシナリオ>
<こういう未来だって捨てきれない 未来チャートの環境認識が上昇トレンド、というシナリオ>
※)どちらも同じチャートです。
このように、未来の環境認識は、不確実です(リスク)
見えない未来に用意した手法で飛び込む、合ってたら利食い。違ったら損切。ただ、これだけ。
で、どっちのシナリオをチャートが肯定するかは、チャートが決定することであり、我々は見えない未来に飛び込む事しかできません。
自分がレンジ、というシナリオにリスクオンした場合、未来の環境認識(ボックス相場)に、逆張り手法を代入しに行きます。(例で言えば上のシナリオ)
で、時間経過させてチャートが答えを出して、レンジが実現したら、その手法は相場環境と矛盾がなかったので、利益確定させてもらえる。
もし、逆張りの手法を相場に代入して時間経過させたら、チャートがレンジを否定して、上昇トレンドをCallしたとする、(ダウ理論やゴールデンクロス等、例で言うと下のシナリオ)
その場合は、逆張り手法と、上昇トレンドは、手法と環境認識に矛盾があるため、不正解。(証券口座はジリジリ減っていきます)
あ、今回は、ズレたな、と判断したら、逆張り手法は一旦、損切。
次に、上昇トレンドをCallしたチャートに(自分を)合わせる。
相場環境と売買手法が合致して矛盾がでなかった場合に儲かる
本当は逆張り手法が好みだったとしても、わがままを引っ込めて、逆張り手法を損切って、押し目買いという手法を上昇トレンドという環境認識に代入しに行く。
こうすると、手法と相場環境が矛盾を起こさなくなって、利益確定させてもらえる。
株やFXの売買とは、これだけなのです。
ですので、未来チャートなど、見えなくても1回損切って、チャートが答えを出したら、自分の手法をチャートが出した答えに適応させる、という柔軟さがあれば、未来など見えなくても稼げるわけです。
損切 < 利益確定
株も飛び込み営業も原理は同じです。 飛び込み営業にも100%が無いので、違ったら切れ! 合っていたら利益確定。
<飛び込んで正解だったお客さんは成約。違ったお客さんは切れ!>
100%のない世界で、100%を求めると精神を病みます。スゴロクや飛び込み営業で100%を求めていたら精神を病みます。
質問の回答に戻りますね!
Q)テクニカル分析だけで未来チャートを予測するのは当て難いですか?
当てるか、当てないかは相場の神様が決めることです。
未来チャートの予測は人間業ではないし、当てようと思って当たるものでもありません。そんな事しなくても儲かることは可能です。
飛び込み営業の成否は、お客さんが決めます。うまくいくまで繰り返すだけです。
株も同じで、銘柄や指数が決めることです。
どれだけテクニカルを猛勉強しても、当たる時もありますし、当たらない時もあります。違ったら切るだけです。飛び込み営業と同じです。次いきましょう。
まだ手法持ってない人は、大型書店へGo! です
早く、一般の常識を卒業できるといいですね!
結論!)
①株と飛び込み営業は似ている
②当たったら利食い。違ったら切れ!(飛び込み営業と同じ)
③一般の常識(確かな部分が有る)は、相場の世界では邪魔!
④聖杯探しやって、達観できるまで聖杯探し頑張ろう!
⑤達観に成功できたら、バックテスト頑張ろう!
⑥検証ソフトのおすすめは、フォレックステスター(FT2、FT3)
⑦資金量下げて、損切のダメージを下げるのが、秘訣。(飛び込み営業と同じ原理)
⑧テクニカルを使って未来を100発100中当てるのはなく、損切が出ることを事前に前提とした、期待値プラスの売買ルールをバックテストで事前に用意しておく。(テクニカルはだらしない)
本日もブログを閲覧くださり、誠にありがとうございます。
応援クリックにご協力くださいますとブログ更新の励みになります。