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株で儲かるために、株チャート、FXチャートの見方を完成させる株本は何か? ~株初心者は順番を大事にしよう!~

チャートの勉強が追いついてない気がする。自分は相場師として不勉強な気がする。素晴らしい教材ってなんだろう。早くプロになりたい。

1秒でも早く稼げるようになりたい、、、

書店の株コーナーは読み手の実力を無視して、平積みしていますから、書店を見に来た人は迷路に迷い込んだ気がします。(書店の人が実力別に仕分けしてくれると助かるんですけどね~)

<参考資料、大型書店の利殖コーナー>

 

<本日の記事を読む利益>

・チャート分析の完成本がどれなのか、知ります。

・どの順序でチャート本読むと、順調に行くか、知ります。

・一部、チャート分析の奥深さを書いていますので、チャート分析の勉強になります。

 

<本編ここから>

 

Q)FXを始めて数年ほど経ちますが、稼げません。「先物市場のテクニカル分析」という本を買おうと思っていますが、ためになるでしょうか?

 

A) この本の事ですね

 

 

 

FXや株トレードで稼げない理由は複数あるので、「これこれが原因です」とは断言が難しいです。一例を挙げると

 

・損切りができない

・無計画なナンピンをやってしまう

・まじめに検証作業をやっていない(購入株を保有中に感情が過剰に上下する)

・そもそも知識量が足りない

・経験値が少なすぎる

・飛びつき買いをしてしまう

・連勝が続いて、「天狗」になってしまい、ホームランを狙って大事故

・資金量に見合った購入株数ではない(資金量、身の丈以上のポジションサイズを作っている)

・売買日記を書いていないので、自分の「勝ちパターン」と「負けパターン」の共通点が分からない

・相場で黒字を出すために必要となる「決定的な気付き」を得ていない・・・

 

ざっと考えただけで色々原因が挙げられます。

 

つまりは、 トレーダーとしての実力 < 金銭欲    だから負けてしまうのです。逆に、金銭欲 < トレーダーとしての実力 だと、儲かってしまうのがトレードです。

 

先物市場のテクニカル分析(ジョン・J・マーフィー)は非常に良書です。

 

テクニカル分析(チャート分析)は頭に入れておかなければいけない情報・知識はかなりありますが、これ1冊で必要な知識の95%は確保できます。(残り5%は心理的な知識、確率的知識です)

 

トレーダーとしての実力を向上させるためには、

 

知識×経験=スキル

 

ですから、知識不十分でも駄目ですし、経験不十分でも駄目です。

 

知識と経験が高いレベルでそろったとき、その人は中級者末です(もうひと頑張りで上級者です)。

 

この状態から、「相場に必要な決定的に重要な一点」に気づくかどうかで、中級者と上級者に分かれます。(すべて揃ったピースが、1つの気付きでスコスコはまって、パズルの完成図に化ける感じ)

書店で1800円で平積みになっている株本は、お手軽に読めるので、知識を増やすという利用法としては「アリ」だと思います。ただ、ダウ理論と言っても、

「奥が深い」ですし、トレンドラインと言っても、「実は奥が深い」です。また、オシレーターやエリオット波動も深く学ぼうと思えば学べます。

 

<ダウ理論の奥の深さ、紹介>

 

 

<窓(ギャップ)の奥の深さ、紹介>

 

 

<オシレーター解説>

オシレーターも奥が深いですねぇ

 

<トレンドラインの奥の深さ、紹介>

<エリオット波動と各種テクニカルの結合例 紹介>

 

<トライアングルからのブレイクの奥の深さ 紹介>

 

 

久しぶりにダンボール箱から引っ張り出してきて、紹介用に撮影しましたが、過去の私の努力の形跡が懐かしく思えます。

 

1800円のチャート本が悪いとは言いません。安いので入手し易いですし、書き方も初心者向けなので解り易いです。ただ、1800円のチャート本はちょっと「奥が浅いな」と思う時はあります。(初心者向けに難しい所を割愛してくれてるチャート本の著者の善意です)

 

東証へ来る、外為市場に来る、証券口座を開設する、という事は

 

軍隊の次に厳しい世界に来る!

 

という事です。

 

東証や外為市場、デリバティブ市場は命の次に大事な「資金」を奪い合う、この地球で2番目に熾烈な世界です。詳しくはこちら

 

軍隊はお金を払って、機関銃や爆弾、爆撃機や対空砲などを用意して、生き残るために

 

武装

 

するじゃないですか。

 

相場師は軍隊の次に厳しい世界に行くわけですから、軍を見習って、ちゃんとお金を払って、株本やチャート本で

 

知識武装

 

しましょう。(生き残るためです)

 

こういう努力投入・資金投入・時間投入をケチってしまうと、凄腕の相場師(捕食者)にエサにされます。(結局、割高です)

 

冒頭の質問に戻りますね!

 

Q)FXを始めて数年ほど経ちますが、稼げません。「先物市場のテクニカル分析」という本を買おうと思っていますが、ためになるでしょうか?

 

A)稼げない原因は複数あるので断言はできませんが、知識量が届いていない、という可能性は除去できません。もしかしたら知識不足かも・・・という心当たりがあるならば、先物市場のテクニカル分析 でチャート知識を完成させましょう。多分、捕食者で先物市場のテクニカル分析 (ジョン・J・マーフィー  日本興業銀行国際資金部 訳)を読んでない人はいない、と思います。

<注意喚起>

先物市場のテクニカル分析 (ジョン・J・マーフィー  日本興業銀行国際資金部 訳) はプロが読む、難易度が高い本です。まったくの初学者がこの本を読むと、

 

密教の経典を読んだ

 

 

ような難解さを覚えるはずです。

 

市販の1800円の初学者向けのチャート本で入門的知識を増やし、→優利加さんの、生涯現役の株式トレード技術 で相場師としてステップアップし、少し実力が上がってきたら、投資苑、投資苑2(アレキサンダー・エルダー)で知識量を更に高め、先物市場のテクニカル分析 (ジョン・J・マーフィー  日本興業銀行国際資金部 訳) でチャート面は総仕上げ

 

この順番を無視すると、内容が難しすぎて多分、脱落します。 小学生 → 中学生 → 高校   と徐々に難易度を上げるように、学習にはステップがありますから、今おすすめした順番で読まれることを強くおすすめ致します。

 

私のブログでも、株チャートの見方・FXチャートの見方は紹介してますので、勉強にご利用ください。

 

 

上昇トレンドも人生も実は同じで、上昇する際には、1回「押し目」をつけます(陰線)。エネルギーをためる時間ですね。

人生も同じで、人生がステージupする前には必ずといって良いほど「試練・逆境」を味わいます(エネルギーをためる期間)

逆境・試練と向き合っている時に、人間が磨かれ、その際身につけた「知恵」や「経験」が次の高いステージの自分の燃料となります。

試練=悪いもの と考えるのではなく、次のステージへの燃料をためてる時間、とお考えください。この時期に脱落しない事が極めて重要です。(エネルギーをためるのは悪いことではない、人生の押し目を放棄して、人生を下降トレンドにする事が悪いこと

 

相場は最後は「あきらめの悪さ」や「根性」です。損切が連続すると苦しくて「考え」がネガティブになりますが、今が相場師人生の「押し目」です。やめなければ下ヒゲつけて、陽線が連続して相場師人生の上昇トレンド再開しますので、損が続いても相場師をやめないでくださいね。苦手な相場が来たら株本でも読んで、知識を補充する時間等に充当してください。得意な相場ばかり注文出していると、苦しい期間を少しはマシにできますよ!

 

 

結論!)

テクニカル知識が足りていない人には非常に良い教材!(チャート分析の本気度はこの本が最高峰、日本で例えるなら富士山)

1度流し読みしただけでは絶対に身に付かないので、何度も何度も繰り返し読むこと!初心者には難しすぎて読むだけ無駄!!!(順番を無視しない)

まずは初心者向けの株本(1800円くらい)から初めて、知識量と実力が増えてからこの株本を入手する事!(実力以上の株本に挑戦しない)

証券口座を開設して東証や外為市場に来るということは、軍隊の次に熾烈な世界に来る、という事なので、軍隊をお手本にして、ちゃんと資金投入して己を武装する(生き残るため)

相場師人生にも「押し目」は有る。相場師として高く跳ぶための「エネルギーを溜めてる期間」なので、ここで辞めて相場師人生を下降トレンドにしないこと

見習い期間の苦しい時期は「得意な相場だけ売買して」やり過ごす。苦手な相場が来たら、株本などを読んで知識量底上げの時間として充当すると、上手に時間を使える。(苦手な時期に損を出さないので、証券口座にも優しい) 生き残る難易度が下がる。

 

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