日経平均先物取引  ~睡眠不足とSQには気をつけよう~

日経先物取引

個別株は日経平均株価の影響を受けるので、日経平均株価そのものを取引したい・・・

本日の記事を読むと日経平均先物取引の売買の注意点が学べます。

日経平均そのものを売り買いできます。
日経225先物という商品です。売買単位は「枚」です。

先物はラージとminiがあります。
日経平均そのものを売り買いするわけですが、ラージは証拠金(担保)が多い、miniは証拠金が少ない。ラージ1枚=mini10枚です。

証拠金が多く必要になるだけあって、ラージは利食いしたときも大きく、損切した時も大きいです。
先物・OP(オプション)口座を開設すると、色々な用語があるのですが、IV(インプライドボラティリティ)、デルタ、ガンマ、ベガ、セータ、これらは勉強不要です。(オプション取引をする人は勉強してください)

ダウ理論に従って、トレンドに乗っていきましょう。先物取引で気をつけなければならないのはレバレッジと、SQだと思います。あと夜間取引ですね。

先物は夜間も動いています。ですから、寝不足にならない程度にやるべきです。夜間取引のやり過ぎで寝不足→体調不良→冒頭の画像のように疲労困憊・・・トレーダー「あるある」です。 ちゃんと寝ましょうw

寝る前は逆指値で防御的ストップを入れてから布団に入りましょう。

先物はレバレッジ商品ですから、担保を入れて、手元資金以上の資金量で勝負に出る、そういう危ない商品です。
別の記事でも書きましたが、レバレッジ商品(株の信用取引、FX、先物、CFD)は資金管理(1%で損切りルール)と損切は絶対です。

レバレッジ商品は簡単に金銭的破滅ができます。
金銭的破滅とは・・・家を売る、車を売る、手持ち資金以上の損が出て、家族が路頭に迷う、電車に飛び込む・・・等です。

簡単に破滅できますので、破滅が嫌なら、小さな掛け金で取引する(総資金の1%以上の損を出さない)、ちゃんと損切りする

この2点はmustです。

先物は儲かった時は大きいですが、トレードに勝率100%はありませんから、資金管理ルールと損切は徹底してください。

先物取引で特記すべきはSQです。
SQとは(Special Quotation) 特別清算指数 と呼ばれます。

SQと呼ばれる日があって、その日までにポジションを現金化しておかないと、強制的に現金化されるんだな、という認識を持ってください。

株やFXには強制的にポジションを閉じられる日はありませんが、先物取引にはあります。

先物 SQ などで検索かけると、日付が出ますから、手帳などにSQ日を書いておくと良いと思います。
私は、SQ、米国雇用統計、FOMCは手帳に控えております。

米国雇用統計とFOMCはドル円が激動しますから、発表前にポジションを現金化しています。

個別株もそうですが、日経平均そのものも、ドル円の影響はメチャクチャうけます。一度ドル円と日経平均の値動きの相関性はご確認ください。

私も昔は日経平均先物を売り買いしていましたが、最近はドル円そのものや、CFDの日経225を売り買いしています。

こういう各種金融商品(個別銘柄を除く)は実際に最低単位で取引してみるのがおすすめです。実際に扱ってみると感じがつかめると思います。

また、日経平均先物以外にも、TOPIX先物やNYダウ先物など、色々あるので試しに先物・OP口座を開設してみてくださいね。

結論!)

・日経平均先物にはラージとminiがある。miniの方がSQまでの期間が短く、ポジションが小さくなる。

・日経平均株価そのものを取引できる(日経平均先物とCFDの日経225)

・日経平均先物にはSQがあるので、強制的に現金化される日があるので手帳に書いておく

・日経平均先物は夜間も動いているので寝不足にならないように損切の逆指値を入れてちゃんと睡眠する

・オプション取引をしないならば、I V(インプライドボラティリティ)、デルタ、ガンマ、ベガ、セータの勉強は不要。

・CFDの日経225で代用できるため、無理に日経先物を扱う必要なし

・レバレッジ商品のため、元手以上の損が出る事もある。損切とー1%ルールは徹底しよう

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