この記事は、デイトレードいわゆるデイトレを始めた初心者が連敗に連敗を重ねて手法を創意工夫しているステージの時期の方のための問題解決のアドバイス記事です。
※)この記事は約3分半で読めます。
Q) FX5ヶ月の初心者で負けまくりです。プラスで終わる月もあるが、手法を変えたと同時に急に勝てなくなりました。7連敗などザラです。
今は、現在は移動平均線25を引いてグランビルの法則が出た後にダウ理論での価格が更新してトレンドを確定させたらエントリーしています。
勝率は20%を切っています。
時間足は1時間を参考に、15分足で注文を出しています。
ありとあらゆることを試してこれ以上試すことがないくらい試しましたが
いつもエントリーしたら逆側に価格が動いて損切りです。
エントリーする際、具体的に何を参考にされておられますでしょうか。
A) 心中、お察しします。この時期の方ですね。誰もが通る道ですので順調だと思います。くじけずにFXやトレードから離れないようにしてください。
結局、最後は絶対にトレードを引退しないぞ! という鋼の意思、つまりマインド(心)です。
証券口座が随分減って辛い時期だと思いますが、鋼の意思で今のステージを卒業してくださいね(このトンネルに出口ありますよ!)
マルチタイムフレーム分析と、ブレイクエントリー、日足はちゃんと見ているか?全員の思惑が集中しているpointで仕掛けているか。ブレイクエントリーで買った外国通貨を、誰に売りつけるのか
先に、結論を言うと、初心者で5ヶ月の歴でデイトレードは早いです。
自転車に乗れない人間にバイクの運転を勧めるのと同じ構図です。
もともと、5ヶ月にデイトレは無理があるのです。
マルチタイムフレーム分析の詳細はこちらの記事に譲りますが、相場師は身の程を弁えなくてはいけません。
今から良薬口に苦しの時間です。
開始5ヶ月でデイトレードで稼げるほど、甘くないのです。
身の丈を知る
→1個1個学んで卒業していく。
株もFXも受験と同じで、飛び級は無いのです。
偏差値50の人間が東大に挑戦するのと同じ構図です。
相場師は身の程を知るのが大事。
次に偏差値55を目指して、問題集を解きましょう。
次に偏差値60を目指して、もっと難易度の高い問題集を用意しましょう。
徐々に己を結果を出せる人間に近づけていきましょう。
FXに飛び級も近道もありません。
物事の上達(スキル化)には道筋があるのです。順番があるのです。
結果を求める気持ちが強すぎるのです。
下の土台が1番大事で、次に下から2段目です。結果は1番最後に後からついてくるものなのです。(志望校合格もこの順のはずです)
なぜ、自分はFXを始めたのか、何故自分は稼ごうとしているのか、燃えるような動機が無いと、証券口座が減り始めた折に、FXを辞めて一般世界に戻っていく負ける人が90%なのです。
テクニックやノウハウの前に、やる気、絶対に脱落しない鉄の意思(マインド)が出来ていないと、どうせ脱落していくのです(ダイエットや禁煙と同じ構図)。
横着しない。1段1段昇っていく。
これしか無いのです。
マルチタイムフレーム分析はできているのか
日足の波動の中に4時間足の波動があり、4時間足の波動の中に1時間足の波動があり、1時間足の波動の中に15分足の波動があるのです。
デイトレード(デイトレ)のやり方、手法、マルチタイムフレーム分析を学習できる動画はこちらです。
個は全体、全体は個。 3:38~
例)仮にエリオット波動が日足で有るとします。そのエリオット波動推進波の3波が押し目買いで黒字化する値幅だとします。
<3波とはここです 2~3の値幅です ←日足ですよ>
この 2~3の日足の波を、4時間足に分解すると、4時間足で上昇トレンドが出来る訳です。
この4時間足の推進3波(2~3)を15分足に分解すると、更に15分足の推進3波がある訳です。
波の中に波があり、その波の中にも波が有るわけです。
これがマルチタイムフレーム分析です。
全員の思惑が集中するpointで仕掛けているか
大事な事なので強調しますが、全員の思惑が集中するpointが規則が仕事するわけです
<例>
上昇トレンド発生後(ゴールデンクロス発生後)すぐの推進第3波というのは、誰もが押し目を狙って、黒字を狙いに行く値幅です。つまり、全員の思惑が集中するのです(日足)
その値幅の4時間の分解の推進第3波も、4時間トレーダーの思惑が集中するのです。
その4時間の値幅の中にある15分の上昇はどうにも15分トレーダーの思惑が集中するのです。
日足、4時間、15分。すべての勢力の思惑が集中する値幅、pointがテクニカルが仕事して稼げる値幅なのです。
まず、日足で黒字が出せる値幅を言えなくてはいけない。
つぎに、4時間足で黒字が出せる(日足に比べて)短い値幅を言えなくてはいけない。
最後に15分足で上位の足2つと重なり、かつ、15分勢の思惑が集中するpointを言えなくてはいけない。
このように、デイトレードというのは、頭の中で大量の情報処理を施しているのです。つまり、難易度が高い売買なのです。
冒頭で申した、開始5ヶ月でデイトレードは早い、といったのはこういう意味です。
ブレイクエントリーで、買った株や為替を自分より「おめでたい人」にどうやって売りつけるの?そんな人、居るの?飛びつき買いという手法は、不確実性(リスク)の支配下に自分を置いているのか。
Q) 今は、現在は移動平均線25を引いてグランビルの法則が出た後にダウ理論での価格が更新して(←ここ大事!)トレンドを確定させたらエントリーしています。
ダウ理論での価格が更新して、トレンドを確定してから、
ここにご注目ください。
つまり、ダウ理論の2つの条件
①安値が切り上がっていて
②高値も切り上がったのを、確認してから飛びつき買いをしている、と言っている訳です。
<トレンドは波形を描く>
トレンドという物は、波形を描きます。つまり、Nの字なのです。
上値抵抗超えた所、安値切り上げ成功&高値切り上げ成功、のJC(ジャンピングキャッチ)いわゆる飛びつき買いは、その後、伸びない。
ちゃぶつき、押し目が入り、過去の上値抵抗線までローソク足が戻ってくる。
その調整波動に巻き込まれて、飛びついた買い玉を持っていられない。含み損が出始める。
正解は、上値抵抗線を抜けたローソク足が前回の上値抵抗線まで戻ってきた所、過去の上値抵抗線が今度は下値支持線に化けるラインにタッチするpointで(誰もが同じ思惑なので)、押し目買いを仕掛ける、新規の買いを入れていく、という意味です。
上の資料で言えば、丸がついている部分がエントリーポイントなのです。
<臨場感出すために、メモ帳で隠しますね>
こういう、丸です。(かつての抵抗線を支持線として応用してやろう、と誰もが同じ思惑で新規の買いを入れる、だからテクニカルが仕事する)
安値更新には成功しているが、次に上値抵抗線を上に抜けるか、否か、不確実(リスク)である、こういう条件下で注文を出すから、リスク(不確実)を冒した御褒美として利益確定させて貰えるのです。
丸で仕入れた外国為替を後から追随してきた陽線の高値でも買いたいです!って人たちに売りつけて、資金をチャートの向こうから引っ張ってくる、これが投機です。(高値でも出します!っておめでたい人に売りつけるのが投機)
<再度>
①安値が切り上がっていて
②高値も切り上がったのを、確認してから飛びつき買いをしている、と言っている訳です。
両方、確定している訳ですから、確実です。そこに不確実性(リスク)オンの姿勢は有りません。
リスクを冒していない → 稼がせてもらえない
当たり前なのです。
今日の記事は色々と厳しい事を書きましたが、なんもかんもスッ飛ばして、結果だけは頂戴しよう、という甘い考え。
こういう考えは相場師として身を滅ぼします。
相場の世界も一般の世界と同じなのです。
上達(スキル化)には順番があり、指導者をつけて、1個1個卒業していくのです。
※)指導者もつけず、1個1個卒業せず、スキル化不十分で快適にチャート上をドライブできる程、FXは甘くありません。(車の運転と同じです)
今、厳しい事を書いていますが、チャート上で事故を起こして、大きく資金を溶かすのは相場師なのです。
良薬は口に苦しと申します。
これくらい厳しいことを言わないと、相場の世界で不幸になる人が減らないのです。(この厳しさは善意です)
デイトレードで稼ぐってのは、かなり上の領域ですから、受験やスポーツのように、1つ1つ横着せずに腕を上げていくのです。
車の運転だってドライビングスクールの教官をつけて、1個1個教わって卒業していくじゃないですか。
あれと同じ構図ですよ。
そこに近道も飛び級もありませんから、結果を焦る気持ちは脇に置いて1個1個学び、卒業して自分のステージを上げていきましょう。
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