<売買初心者のための>底値打ちの判断の仕方が難しいって人の為のチャートの見方教えます!

この記事は売買の初心者がトレンドに乗ろうとして、天井や底値の判定が難しくて、トレンドに乗るのが怖いです!って問題の解決記事です。

具体的には、ダブルトップやヘッドアンドショルダーズ、トリプルボトム等の天底を暗示するチャートパターンにネックラインを加えて、どのタイミングで天底を打った、と判定するかの根拠を解説しています。

※)この記事は約2分半で読めます。

<結論!>

①失っても惜しくない資金量でリスクを取る

②トレンドは継続するので、とことん付き合っていく

③継続すればするほど、トレンド終了の確率が高まるので、徐々にリスクマネーを下げていく

④終点ですよ? と言いたげな、Wボトムやはらみ線、等が出始めたら、需給逆転の眼差しでチャートを眺める(本日の動画でトレンド終了に敏感になる)  

⑤完全に需給逆転したら(ネックラインを超える)、例外事例なので、損切。

⑥減らした資金は、次のトレンドで稼ぎ直す!

⑦損切は、マーケットの神様からのウインク

⑧次のトレンドが横なのか、上なのか、下なのか、自分の意識を切り替える!

⑨トレンド終了の早めの気付きは本日の動画で解説しています。ぜひ、ご視聴下さい。

Q) だいたい今が底値だろう・・・とか、どうやって判断されていますか?

底値の判断方法がわからなくて困っています。

ある銘柄を長期投資のつもりで買いましたが、あまりの下げっぷりに冷や汗をかいております。

底だと信じて買ってしまったわけですが、

いったい、どこまで下がるのだろう? 

と思ってしまいます。

ぴったりと当たらなくてもよいので、底値の判断方法を教えて下さい。

ここから先は同じ売買でもトレードと投資は違うんです!って記事です。

A) まず、最初に気になったのはここです → ある銘柄を長期投資のつもりで買いました

これですが、まず大前提となる注意喚起として、

投資と投機の違いを明確にするべきです。

長期投資が何を意味するかわかりませんが、Buy & Hold を意味しているのか、それともスイングトレードか。

投資で頑張るのか、投機で頑張るのかは、資金量で作戦が変わってきます。

詳しくはこちらの記事です。 (トレードと投資を真面目に脳内で仕分けしておかないと大変な遠回りになります)

資金が有り余る程あるのであれば、Buy&Holdの作戦、つまり投資でも大丈夫です。(財務の優良銘柄を不景気のどん底でしこたま買う作戦)

でも平均的な資金量の人は手数を増やして、売買頻度を高めて資金の回転率を上げなくてはいけません。

以下の記事は、投資ではなく、投機(ディーリング、トレーディング)の話に絞ろうと思います。ファンダメンタルズ投資ではなく、ダウ理論を使った回転売買ですね。

以下、投機としての底値の判断が難しいって人のための、トリプルボトムとネックラインを利用した判別方法

底値は誰にも分かりませんが、底値をつけるためには、下降トレンドが発生しているはずです。

このサンプルチャートを使って解説しますが、←ソコネ(底値)が、下降トレンドの

陰の極み でした。

で、天底(天井と底)を事前に言い当てるってのは、人間業ではなく、mustでもないし、wantでもありません。

底値はどうやって確認するか、というと、

①下降トレンドが発生している

②安値更新に失敗した(サンプルチャートの右2つの丸)

③Wボトムや、トリプルボトムの形状を出し始めた(需給逆転の信号)

④陽線がネックラインを上に抜けてしまった(損切)

これらの確認作業が入ります。

実際は、戻り売りが正解の可能性も残っているわけです(下降トレンド継続)

<こんな感じ ←当時は見えなかったので、戻り売りが正解の可能性は残っていた>

で、隠れたチャートですと、引き続き下降トレンドが継続していますから、結果を知らない時期は戻り売りが正解であり、原則なわけです。

そして、トレード、ディーリングの世界は

原則と例外があります。

隠れたチャートですと、下降トレンドが継続するのが原則で、引き続き、空売りで下降トレンドに付き合っていくのが原則です。しかし、例外事例もあるので、例外事例イコール、安値更新に失敗 →Wボトム or トリプルボトムの需給が出現する →ネックラインを陽線が上方向に抜く! という需給になります。

例外時は損切一択です。

底値を当てる方法は? と言われましたら

「そんなものは無いですが、Wボトムの2番底が出る前に警戒心を引き上げる事はできます!」

というのが回答となります。(かなりの精度を誇る天井と底の判定方法は私の講座で教えています)

トレンドがどこまで継続するのか、誰にも予見できません。

投機市場に来る人間の顔ぶれも、資金量も毎日違うわけですから、完璧に過去と同じチャートは再現ができません。

我々相場師に出来ることは

天井と底値の判断は事後的に判明することであり、誰もが予見できません。

トレンドが終了した折は損切って反転反落の手法で稼ぎ直すだけです!

①トレンドが何%の確率で継続するか、何波動出現して何%の確率でトレンド終了するのか、事前に検証ソフトを回転させてバックテストを保存しておく

②確率的に考えて、ボリュームゾーンを過ぎてしまったら、トレンド終了の確率が高いので、トレンドが継続すればする程、資金量を下げていく

③失っても惜しくないお金をリスクマネーとして東証や外為市場に晒す

④例外時は損切注文を出して資金を減らす 

これだけしかできません。

天底など当てる必要もなく、

トレンドが終了したら損切ればいいだけ

そして反転の手法で稼ぎ直せばいいだけ

です。

ダウ理論上、トレンドというのは継続します。(←ここ大事!)

ですから、一回発生したトレンドというのは、

新幹線のような物で、一方向に突き進みます。 

(例)東京 → 博多

利益を出していく! というのは、この一方向の新幹線(トレンド)に乗る! 付き合っていく! という意味です。

で、どこが終点の博多ですか? と尋ねられても、

Wボトムや、トリプルボトムという車掌さんがいるので、チャートにお尋ねください、というのが実際の所です。

まぁ、補助材料として、陰の極みで出やすい足組(はらみ線など)や、長い下ヒゲなど、ネックラインを上抜けする前に、親切なCallを出してくれるチャートもあります。

<参考! ローソクの足組はこちらの記事で学べます>  

具体的な底値、天井に敏感になるための動画はこちらから勉強できます

↓↓↓

※)貴重なお時間を動画視聴に割いてくださり誠に恐縮です

この辺が回答となります。

新幹線も1回終点まで届いたら、反転してターンします。

トレンドも新幹線と同じで、トレンドが極まったな、と思ったら、潔く切る →次が上昇トレンドなのか、横ばいトレンドなのかは時間が経過しないと何ともいえないけれど

下降トレンド終了

→次が上昇トレンドなら、上昇トレンド用の手法を使っていく!

→次が横ばいトレンドなら、逆張り手法で稼いでいく!

というのが意識の切り替えです。

トレンド終了時には誰もが損切ります。切るのが正解であり、恥でも何でもありません。

1つのトレンド終了時に損切できるだけの軽い資金量で売買に取り組んでいるか

トレンドが終了したら、次は上昇トレンドなのか、横ばいトレンドなのか、、、次のトレンドの見極めと、自分の考えの切り替えですね。

人間というのは、

1回思い込むと、なかなか思考の軌道修正ができないので

損切った、というのは、次の環境認識に考えを切り替えてくださいね! というマーケットの神様からのサインです。(察することです)

<お知らせ>

チャートは、天井圏と、中段圏、底値圏に仕分けできます。

高値更新に成功した、成功できなかった、というシグナルが1番重要な信号なのですが、天底、中段でどんな複数足が出ると、こういう意味があるよ! という大体の事をまとめた株本があります。

私はこの本を使って足組を勉強しました。

暗記に頼るのではなく、中段でこの足組だと、こういう群集心理だな・・・とか、底値圏だし、この足組はそろそろかな・・・とかの学習にご利用下さい。

↓↓↓ 私が足組の勉強に使った株本(You Tube動画で解説した本です)

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<結論!>

①失っても惜しくない資金量でリスクを取る

②トレンドは継続するので、とことん付き合っていく

③継続すればするほど、トレンド終了の確率が高まるので、徐々にリスクマネーを下げていく

④終点ですよ? と言いたげな、Wボトムやはらみ線、等が出始めたら、需給逆転の眼差しでチャートを眺める(本日の動画でトレンド終了に敏感になる)  

⑤完全に需給逆転したら(ネックラインを超える)、例外事例なので、損切。

⑥減らした資金は、次のトレンドで稼ぎ直す!

⑦損切は、マーケットの神様からのウインク

⑧次のトレンドが横なのか、上なのか、下なのか、自分の意識を切り替える!

⑨トレンド終了の早めの気付きは本日の動画で解説しています。ぜひ、ご視聴下さい。

※)天底をドンピシャで事前に当てる事は人間業ではありませんが、天底に出がちなテクニカル知識を増やし続けることで、敏感にはなります。

株本やFX本などで勉強が吉です。

我々相場師にできることは、この程度だと思います。

ブログ書いていて思いましたが、やはり検証作業はmustですね!

貴重なお時間をブログ閲覧に使っていただき、誠にありがとうございます。

本日もブログ閲覧ありがとうございます。本当に感謝しています。

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