FXの押し目買いと戻り売りのピラミッティングについて ~当てようとして当たるものではない!増し玉操作で徐々に資金を乗せるべし!~

Q) FXの押し目買いとピラミッティングを教えてほしいです。なかなか理解できなくて。

よろしくお願いします。

A) ピラミッティングという投機用語があります。資金をピラミッドのように、積み上げて約定させていく分割発注の事です。

押し目買いや戻り売りに限らず、売買というものは

 

ふるい落とし

 

です。素直にまっすぐ伸びないのがローソク足であり、素直にまっすぐローソク足が伸びるのであれば、全員が勝者です。

値動きなど株本に書いてあるので。

 

株本読んで稼げるようになるのであれば苦労は要りません。

 

我々相場師は、株本やチャート本が割愛した、ふるい落とし的な値動き をどう扱っていくのか、自分の頭を回転させて対応しなくてはいけません。

 

増し玉操作(ましぎょくそうさ) ←リスクマネーを分割して計画的に約定させていく注文方法には2種類あります。

①順ピラミッティング

②逆ピラミッティング

 

です。ピラミッティングの前に、押し目買いをサンプルとして、約定する際に、どんな感じでローソク足が「嫌がらせ」をするのか、シェアしようと思います。

 

<日足 為替 押し目買い、英ポンド:スイス・フラン>

ゴールデンクロスを確認して、移動平均線にタッチしたタイミングで押し目買いをしたと仮定します。図の右の丸です。左の丸はゴールデンクロスです。

日足トレーダーがここで新規買いで約定させようとした折、短期時間足に分解して約定タイミングを測ると思うのですが、例えばですがこの丸を8時間足に分解・拡大すると下図の通りです。

 

日足で押し目をつける折、下位時間足に分解してパソコンやスマホの前で約定作業をすると思うのですが、実際は上図の8時間のように、前回の下ヒゲをジャンジャン狩って損切を誘発して現金化させてから上方向にトレンド再開するわけです。(ここで握力が試されます)

※)握力・・・ポジションを握る力  自分の判断は間違っていない、押し目中の騙しであり、トレンド再開するんだ! という信念。

 

この局面で握力が弱い方は、自分を信じられず、下ヒゲに我慢できず、損切って現金化です。で、現金になっていますから、トレンド再開の陽線を捕まえることができません。指を咥えて他人の利食いを見ているだけです・・・

 

そして、上の図を見ていただきたいのですが、どの下ヒゲが支持線として仕事して、どの下ヒゲが仕事しないのか・・・それは誰にもわかりませんし、福袋を当てるようなもので、当てようと思って当たるものではありません。(人間業ではない)

 

私が昔、お世話になった株の師匠からは、「当て物はやめろ」と言われていました。

 

当て物はやめろ、というのは、どのラインが仕事するのか、終わってみないとわからないし、福袋や馬券のようなもので当たるときもある、当たらないときもある、当てようと思って当たるものではないから、リスクマネーを分割しておいて、計画的に徐々に積み増していけ

 

という意味です。

 

この、計画的に徐々にリスクマネーを積み増していく、この作業を、ピラミッティングと呼びます。

 

このピラミッティングという約定スタイルは、かの有名な、J・リヴァモアという投機の帝王が好んで使った約定スタイルです。

過去記事でも紹介しましたが、良書ですよ

 

 

分割エントリー(=ピラミッティング)は私も使っていますが、リスクマネーを、偵察隊と本隊に分けておくわけです。

 

で、押し目つけて入る折に、まずは偵察隊のみ投入。で、押し目でなく、「あ、これトレンド終了だな・・・」と感じたら、偵察隊のみ損切。

 

「あ、これ、騙しだわ。やっぱりトレンド再開だわ。」と確信したら、偵察隊+本隊投入 で、資金をピラミッドさせる。

 

 

これがJ・リバモアが好んだ約定スタイルです。

こうやって損は小さく(偵察隊のみ)、利益確定は大きく(偵察隊+本隊) を実現するわけです。

こういうことまで頑張り始めると段々とプロっぽくなってきますね。

 

素人時代は、「エイやぁ!」とリスクマネーを1本のラインに当てにいきます。

 

で、ラインを割って、2本下のラインが仕事したりするわけです。この逆行時に評価損が結構なスピードで膨らむので(本隊入れてるからです)、この評価損の膨らみに我慢できずに、損切。 → 現金化  →騙し終了 →トレンド再開  →他人の利確を指をくわえて眺める投機人生

 

というカラクリ。

 

<もう1度、8時間足を参照>

ここで、分割して資金を入れていると、1本目のラインに極端に小さな資金(=偵察隊)を入れていますから、ローソク足の逆行時の評価損の膨らみが小さく、心理的な動揺も少ないわけです → 握力が強くなる →自分を信じて持っていられる →騙しが終わった折、本隊投入 →トレンド再開 →陽線を捕まえに行く →利益確定させてもらえる

 

このように、ピラミッティングの技術は、人間心理に影響を与えます、つまり、握力に直結する部分です。

 

なるほど。ところで、順ピラミッティングと、逆ピラミッティングの違いって!?

 

と、こういう声も聞こえてきそうなので、概略はこうです

 

①騙しが終了して、トレンド再開しそうだな・・・という雰囲気が出たら、資金を積みましていく  ←順行するローソク足を追いかけていく感じ(順ピラミッティング)

②ローソクが逆行するたびに、資金を積み増していく、引きつけて約定させるスタイル(逆ピラミッティング)

 

資金を計画的に徐々に入れていく、という点は共通ですが、下値支持を割るたびに、増していくのか、ローソクが順行し始めたら追いかけていくのか

 

約定のさせ方 この違いです。

 

ちなみに私は、②の逆ピラミッティングです。理由は、引きつけた分、損切ラインが狭くなり、利益幅が大きくなるため、損益比率が向上するからです。

 

まぁ、順ピラミッティングにも逆ピラミッティングにも一長一短ですので、ご自分の性格に負担がかからないスタイルがよろしかろう、と経験からは思います。

 

<蛇足かもしれませんが、念の為、確認>

ナンピン・・・無計画な増し玉。トレンド終了になっても、損切しない。

ピラミッティング・・・計画的な増し玉。トレンド終了の折は、損切する。

 

ナンピンは素人の売買であり、地獄行きです。ピラミッティングはプロの入り口ですね。

 

今回はサンプルとして為替の押し目買いを挙げましたが、色々な個別銘柄や他の通貨ペアのエントリーポイントを下位時間足に分解して、何回くらい騙してからまっすぐローソク足がすすむのか、そこを目視確認することがおすすめです。

 

※)増し玉操作の詳細はメルマガで解説しています。

 

結論!)

巷の株本どおりにローソク足は進まない(教科書読んで稼げるなら、全員が勝者)

ローソク足は、ふるい落としてからトレンド再開する

エィやぁ! と当てに行くと、当たらなかった時に、心理的動揺に平常心をやられる

福袋みたいなもので、当てようと思っても当たらない(当て物はやめるべし)

よって計画的に偵察隊と本隊にリスクマネーを仕分けしておく

トレンド終了の折は、偵察隊のみ損切(損小)

トレンド再開の折は、偵察隊+本隊投入(利大)

こうやって損小利大を狙っていく(心理負担も軽くなる)

ナンピンとピラミッティングは別物

ピラミッティングはプロの入り口

 

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