デイトレード初心者のための、株・FXの押し目買い、テクニカル概念解説! 「ドテンロング」の意味と、半値押しについての解説!

この記事は、株やFXのデイトレード初心者の為の途転売買(ドテン売買)の解説記事です。

フィボナッチラインの半値押しを利用しながら、マルチタイムフレーム分析の解説を行っています。

押し目買いや戻り売りで新規でエントリーしたが、トレンド終了だったので、途中で反転反落を利用した稼ぎ方に修正する、ドテン売買の解説記事です。

※)この記事は約3分で読めます。

結論!)

チャネルとは2本のトレンドラインを引いた水路のこと

ドテンとは、途中で転じる売買、漢字で書くと、「途転」

ロング=買い

ショート=空売り

フィボナッチは詳細はYou Tube動画で解説してます。(本日の記事のリンクです)

途転ができる、ということは頭の切り替えに成功した、という意味

達人を目指して資金を減らすのなら本末転倒

簡単な売買だけ取り組んで、簡単に稼ぐ

デイトレードの現場では複数時間の複数トレーダーの思惑が複雑に交錯する

Q) fxの言葉について
「1時間チャネル下限付近3月9日からの上昇の50%押し目付近でドテンロング」

とある人のブログに書かれてあったのですが

この上昇の50%押し目付近とはどういった計算でしょうか?

50%とは何に対してでしょうか?よろしくお願いします。

A) 色々と専門用語が出てきましたので、1個ずつ解説しますね。

チャネル・・・チャネルラインの事です。トレンドラインを2本引くと、水路のようになります。この水路をチャネルと呼びます。(長期トレンド、推進波の事です)

詳細は下図ですね。

ドテン・・・途転 と漢字で書きます。途中で転じる際に注文を出す取引を、途転売買(どてんばいばい)と呼びます。ドテンは上級者の証と言って良いです。ドテンができる、という事は、今までの考えを捨てて、別の考えに切り替えることに成功した、という意味です。

自分が1回くだした決断は、翻すのに心理的抵抗がある

経験が浅い時期は、自分の相場観が絶対だと思いこむフシが有ります。で、テクニカル的な根拠をかき集めて、自分の相場観が正しいんだ、相場が間違っているんだ! という、脳内会話をおっぱじめます ←相場師は脳内会話が始まったら資金を溶かします。

現にローソク足が逆行現象を起こしているわけです。その現実に眼を向ければ、自分が用意したテクニカルが仕事しなかったケースだってあるわけです。

※)相場の世界には、エントリー後の自分のポジションを、嫁に行った娘の例え話があります。

嫁に行った後、旦那の嫌な部分が目に入っても、里帰りした後、親兄弟に自分の旦那の嫌な部分を口に出しても、「じゃあ何でその男を選んだの?」と問われたら何も言えなくなる。

娘は口が裂けても「こんな男」を旦那に選んだ失敗女と認めたくない

「あ~あ、こんな男を旦那に選んだのは失敗だったな・・・」とは死んでも認めたくない心理。

それくらい、人間というのは自分の判断ミスを認めるのが嫌な心理傾向のたとえです。

ドテン売買というのは、自分の判断ミスを潔く認めて損切りして資金を減らして、反転反落の手法で稼ぎ直して、減らした資金以上に稼ぎ直す高等技です。

※)詳しいドテンの稼ぎ方のノウハウは私の教育講座で明示しています。

100%仕事するテクニカルなど存在しませんから、自分が用意したテクニカルが不発で終わることもあります。その折に、潔く損切できるか、今までの相場観を捨てて、敵軍の相場感に切り替える、今までのポジションを一旦クローズし、(旧)敵軍と同じ船に乗る、これがドテン売買です。

詳細は下図ですね。

需要軍を見限って、途中で供給軍に乗り換える、途中で転じるから、途転(ドテン)売買と呼びます。

図の丸の部分ですね。(ドテンは上級者の証です)

ロング・・・ 新規買い、という意味です。相場師をやっている外人さんは、新規買いをロングのポジションを建てる、といいます。また、新規の空売りを「ショート」と呼びます。ロング・ショートはよく使う英語です。要するに、「アンタ、買ってんの?空売ってんの?」 という問いです。

では、本命に行こうと思います。

Q) 上昇の50%押し目付近とはどういう計算?

これは、フィボナッチ級数の事を言っています。

押し目買いや戻り売りの調整の深さ、戻りの戻り高値の高さを測定するテクニカルで、フィボナッチ級数というものがあります。

数学や美術の世界で使う、黄金比率をチャート上で利用したものですね。

過去の動画ですが、7:31~ フィボナッチの50%を解説しています。

フィボナッチラインは下記の動画で詳細を学べます。

結構前に撮影した動画でして、押し目買いについて解説したつもりです。

フィボナッチ級数の50%(前回の波動に対して、何%の調整なのか!?)がご理解いただければ助かります。

質問に戻りますね。

「1時間チャネル下限付近3月9日からの上昇の50%押し目付近でドテンロング」

1時間足で売買しているトレーダーの方でしょうね。

1時間足でトレンドラインを2本引いて、チャネルを作った。

→チャネルの下限付近で、3/9からの上昇波動の、約半値の調整で、途中で転じて、新規買い! という意味です。

これは今まで空売っていた、供給軍の方が、途中で目線を切り替えて、旧敵軍(=需要軍)に加勢する、そういう書き込みじゃないでしょうか?

供給軍として参加していた己を旧敵軍(=需要軍)に寝返る(途転~ドテン)!

<私の方で、再現してみました。こういうシチュエーションのはずですよ!>

再現チャートですので、日付は無視して欲しいのですが、1時間足でチャネルを作って(トレンドライン2本、チャネル下限からの上昇波動が有り、四角で囲った部分を供給軍として参加していたんでしょう。そして、前回波動の約50%に当たる調整の深さになったので、そろそろ需要軍が押し目勢として参戦してくるはず。

半値押しは、日足の押し目買い勢が新規の買いを入れる集中point

そこで、今まで供給軍として陰線を利益化してきたが、そろそろ需要軍が元気になる50%の深さの押しの時期に来たので、供給軍は見限って、旧敵軍であった需要軍に寝返るか! 空売り → 新規買いへと、途中で転じるから、ドテンのロング(新規買い!) という意味です。 図の丸の部分での決断です!

どなたが書いた書き込みかは知りませんが、私の方で「こういうシチュエーションじゃね?」 と再現すると、こういう局面、こういう意味です。

1時間より上の足がどんな感じか詳細が無いので不明ですが、1時間的にはこういう値動きだったはずです。

デイトレードで勝つなら、マルチタイムフレーム分析は必須

実際はデイトレードをするならマルチタイムフレーム分析は必須ですので、上の足を見ないと何とも言えないですが、値幅の往復運動を収益化したい方なのでしょう。

私だったら上の時間足に対してアンチになる値幅は見送りますが、この方は獲りに行くんでしょうね!

結構、難易度の高いことをやっていますので、初心者は真似せずに、日足の簡単な取引で簡単に稼ぎましょう。

<デイトレードに挑戦したい人向け動画>

マルチタイムフレーム分析はこちらの動画で学べます。

大事なことは資金を膨らませることであって、難しいことができる達人になることではありません

・大事なことは稼ぐ事です。

・スキャルピングやデイトレードなどの様な達人になることではありません。

簡単な売買をやって簡単に稼ぎましょう。

他にも、この専門用語、解説してください! というご希望があれば、解説しますね!

結論!)

チャネルとは2本のトレンドラインを引いた水路のこと

ドテンとは、途中で転じる売買、漢字で書くと、「途転」

ロング=買い

ショート=空売り

フィボナッチは詳細はYou Tube動画で解説してます。(本日の記事のリンクです)

途転ができる、ということは頭の切り替えに成功した、という意味

達人を目指して資金を減らすのなら本末転倒

簡単な売買(=スイングトレード)だけ取り組んで、簡単に稼ぐ(1年目はこれが安全)

ブログを閲覧いただき、本当に感謝してます。

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