初心者のための、FXの移動平均線の見方  ~テクニカル指標は不要なのか?~   

Q) FXでプロのディーラーはテクニカル指標を使わないと聞いたのですが、本当なのでしょうか?
正確にはローソク足とたまに移動平均線を見るくらい、だそうですが。

何十種類ものテクニカル指標を組み合わせてトレードしていると思っていたのですが、これが本当なら驚きを隠せません・・

A) 何を以てプロと呼ぶのかは不明ですが、私はプロの定義を職業と考えています。職業サッカーとか、職業野球選手、とかですね。職業としての料理人と素人の料理は別物なので。

投機筋にも、道楽としての相場師と、職業としての相場師があると思っています。

過去記事でもチラッと書いたのですが、職業として取り組んでいる人は何でも知っています。

例えばですが、職業としての寿司屋さんは、魚の事なら博士です。どこの海で穫れた魚か、ズバズバ当てます。脂身だけを見て判るって言いますよね。

職業としての電気屋の店員は電化製品の事を何を聞かれても即答します(ビッグカメラの店員など)。

プロのお医者さんは病気の事を尋ねたら、即答します。 プロってそういう事です。

一般の世界では石の上にも3年という言葉があります。10000時間の法則と呼ばれる物がありまして、基礎を「1万時間」頑張ると、一人前になるそうです。

で、3年位頑張ると、1万時間に届くらしいです。よく、会社の新入社員が、会社やめたい・・・とか言うと、職場の先輩から、3年は辞めるな と言われますが、3年続けると1万時間に届くので、まぁまぁの選手になれるからです。

これと同じで、投機筋を1万時間取り組むと、

 

知らない知識が無くなってしまいます。

 

どのテクニカルを聞かれても即答できるようになり、必要なテクニカルと不必要なテクニカルを仕分けできてしまうので、不必要なテクニカルを省きたくなります。

 

お茶の世界で、「侘び寂び」という物があります。お茶の世界では、なるべく無駄を省いて、どこまで簡素にできるか、その極地を侘び寂び と呼びます。

 

<茶室>  ←簡素こそが美しい

<侘び茶>

チャートもですが、知識を詰め込む時期っていうのは、具体的には1000時間~5000時間くらいだと思うのですが、この時期は頭の中がパンパンになります。(脳内がごちゃごちゃになる)

 

で、株本やFX本をたくさん読むと、物知りのチャート博士にはなれるのですが、脳内で知識の仕分けができておらず、何が重要で、何が重要ではないのか、捨てて良いのか、捨ててはいけないテクニカルなのかがまだ仕分けできない時期です。

 

これはこれで、意味のある努力で意味のある時期です。それでも売買を続けていると、段々、これってこういう事かな、あれってこういう事かな・・・と、ローソク足そのものに意識を向け始めます。

<1000時間~5000時間くらいの時期> ←1番、つらい時期です

チャート情報がごちゃごちゃになり、チャートが厚化粧になる時期。

Q) 何十種類ものテクニカル指標を組み合わせてトレードしていると思っていたのですが、これが本当なら驚きを隠せません・・  ←多分、今がテクニカル知識を詰め込む時期です。その時期を卒業すると、可能な限りシンプルにしたくなる。本当に必要な情報だけで売買したくなる・・・引き算の美学、簡素の美しさですね。

 

チャートは簡素にすればする程、分かり易くなります。

上昇トレンドと下降トレンドが1番わかりやすいと思います。

これだけだと随分、質素にできましたが、ローソク足だけで、上昇トレンドか、下降トレンドか、ってわかります。

で、トレンドに乗ることが利益の肝ですから、トレンドに乗りやすい時期というのは、移動平均線の上にローソク足が存在する時期なのです。

<短期線を入れて、ゴールデンクロスとデッドクロスを表示させてみました>

過去記事でも書きましたが、ゴールデンクロスが出て、移動平均の上にローソク足が出ているのなら、新規買いがオンザトレンドです。

デッドクロスが出て、移動平均の下にローソク足が出ているのなら、新規の空売りがオンザトレンドです。

利益というのは、上昇トレンドに、「買い玉」を当てはめに行く! という意味です。

利益というのは、下降トレンドに「空売り玉」を当てはめに行く! という意味です。

チャート情報は学ぼうと思えば幾らでも学べますし、どれだけ学んでも損切が出ます。その折は、別のテクニカルに浮気しようかな・・・という考えが起きて、次のテクニカルを探したくなり、手法コレクターになります。

多分、この頃には用意した資金が相当減っていると思います。

実はこの時期で男が試されるのですが、やめないことですね。 新しいテクニカルを学ぶ → それでも損切が出た →新しいテクニカルを学ぶ →損切出た・・・

これを10回くらい繰り返すと、あらゆる相場環境を体験できています。

この相場環境だと、このテクニカルが仕事するよな・・・でもこの相場環境になるとこのテクニカルは足を引っ張る・・・

で、相場環境が変われば、違ったテクニカルが輝くが、前回のテクニカルはゴミ・・・

こういう体験が宝で、これらの過去データ、過去の体験から、

 

共通点さがし

 

をする。 そうすると、相場って100も200も300もないんだな・・・と類型化できてしまいます。

 

で、類型化できる部分が、相場の共通点であり、その共通点と矛盾しないテクニカルを使えばいいです。

 

相場環境と自分の注文が矛盾しなければ、テクニカルは何でもOKです。

 

移動平均線が好きな人は移動平均線を使えばいいですし、ボリンジャーバンドが好きな人はボリンジャーバンドを使えばいいです。

 

MACDが好きな人はMACDで売買すればいいですし、一目均衡表が好きな人は一目均衡表を使えばいいと思います。

 

インディケーターをどれだけ勉強しても勝率は100%にはなりませんので、早くインディケーターの旅から卒業できると後は楽ですね。

 

試しに10個くらい勉強してみると、色々な相場を体験できます。そうすると過去の体験から、値動きの共通点が見えてくるので、その共通点を大事にしながら注文を出していく形になります。

 

1番簡単な共通点が上昇トレンドという規則性。下降トレンドという規則性。

まずはこれらを穫れるようになるのがいいんじゃないでしょうか。目安は、移動平均の上にローソクが有るのなら買い! 移動平均の下にローソクがあるのなら「空売り」 ですね。

移動平均線は優れものです。

①ゴールデンクロス、デッドクロス

②移動平均線の上にローソクが有る(需要軍が優勢なので、需要軍にお味方する)

③移動平均線の下にローソクが有る(供給軍が優勢なので、供給軍にお味方する)

④移動平均線の並び順を使った、トレンドの栄枯盛衰

⑤グランビルの法則で、押し目買い、戻り売りのタイミングを測る

移動平均線とローソク足だけで稼ぐことは実は可能です。

色々と、移動平均線の見方はありますし、インディケーターの中で多分、1番、役に立ちます。

 

たかが移動平均、されど移動平均です。

ダウ理論を勉強した人なら、上昇トレンドと、下降トレンドは仕分けができます。

<トレンド判定はローソク足だけで可能>

上昇トレンドなら買い注文が利益が出る

下降トレンドなら空売り注文が利益がでる

※)100%ではない。

の部分が、利益を出すために、本当に大事な部分です。投機筋になって初日に学ぶ事ですが、複雑なことばかり勉強して、こういう重要部分を軽く考えちゃうんですよね。

1個でいいです。1個でいいから稼げる相場環境を作りましょう。

上昇トレンドが得意な人は、上昇トレンドで稼ぎましょう。

稼げる相場が1個あると、自信がつきますし、手応えも感じます。また、稼げる相場がある! というのは証券口座の余力にも優しいです。

資金が減ってくると、考えが暗くなり、ネガティブになり、相場師を辞めたくなります。

脱落予防や、モチベーション維持にも、

 

稼げる相場を用意しておくってのは、本当に大事な気がしますね。

 

私の過去の体験ですが、見習い期間はレンジで稼いで、自分への励みとしていました。

1個だけでいいので、稼げる相場を作っておくことの大事さ、ここをご理解いただきたく存じます。

 

結論!)

10000時間の法則はある

基礎固めの時期は、脳内がぐちゃぐちゃになる(チャート博士)

その時期を卒業すると、引き算の美学、簡素の美学に目覚める(チャートを侘び寂び)

相場の規則性は100も200も300もない

1番わかりやすい規則性は上昇トレンド

1つでも良いので稼げる相場を作っておくと、証券口座に優しいし、生き残りやすい、モチベーションも続く

<移動平均線の見方は下記の通りです>

①ゴールデンクロス、デッドクロス

②移動平均線の上にローソクが有る(需要軍が優勢なので、需要軍にお味方する)

③移動平均線の上にローソクが有る(供給軍が優勢なので、供給軍にお味方する)

④移動平均線の並び順を使った、トレンドの栄枯盛衰

⑤グランビルの法則で、押し目買い、戻り売りのタイミングを測る

 

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※)私事ですが、最近、般若心経の本を買いました。自分の心から執着や囚われを取り除きたいので。

 

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