FX初心者が「販売者も使用しているFX自動売買」を買うべきか!?  他力本願、ダメ!ゼッタイ!

この記事は、他人が設計したシステムトレードを素人が購入して、売買ロジックやストラテジーを入手し、他力本願で稼ぐ、こういう考えに対する私の見解と注意喚起の記事です。

※)本日の記事は約2分で読めます。

株やFXの素人が、システムトレードを購入すると、稼ぐ事は可能か!?

FXや株の自動売買があるって聞いた・・・システムトレードって言うらしい・・・

儲かってる人もいるそうな・・・くぅ~自分もあやかりたい。

外から見ているとトレーダーというのはパソコンの前に座ってマウスをクリックしてるだです。w

ですので、大変楽そうに見えます。私も「楽して儲けるな!」「汗水垂らして稼げ!」と言われた経験は1回や2回ではありません。(経験ない人には理解ができないので黙ってます)

チャートを沢山見たり、チャート本読んでテクニカル学んだり、検証ソフト回したりで、作業量や喜怒哀楽は多いですが、「楽じゃないですよ?」と言っても、「察してくれない」ため、職場の人に株やFXの話をするのはやめておきましょう。

良い子は喋らない。

で、多分1回くらいは耳にした経験があると思います。自動売買とかシストレという単語を。

他人が作った売買ルールを購入してシステム運用して売買していく、という選択肢もあるっちゃ、あるんですが、その点を本日の記事ではまとめていこうと思います。

シストレの売買ルールを購入して、稼げるまでの喜怒哀楽を大幅に割愛してやろう! という作戦はアリか!?それとも無しか!?

<本日の記事を読む利益>

・自己責任の厳しさを再確認できます

・他力本願の気持ちが多分、失せます

・システムトレード、自動売買の理解が深まります

・自分の体験談と友人トレーダーの体験談を織り交ぜておきました。ご参考にどうぞ

<本編ここから>

・FXを学んだ事も無い素人がシステムトレード(シストレ)に手を出して稼げるのか。

・LINEやWeb上で販売されている他人が組んだシステムトレードのストラテジーを購入するかどうか、いかに考えるべきか

・初心者がFX自動売買に手を出さない方が良い理由

・FX経験者がFX自動売買(システムトレード)に手を出す場合の注意点

この辺りを本日は考えてみます。

システムトレードは、裁量売買で稼げるようになってから検討する

さすがに、素人はFXで稼げません。

そのコンディションで、他人が作ったストラテジーのシストレに課金して便乗してやろう、と思っても、無理です。

ダウ理論を知らずにFX人生を有終の美で飾る確率はゼロ%です。システムトレード以前に、最低限のノウハウは絶対に必要です。

例えばですが

何%まで逆行したらFX業者から強制決済されるのか、とか

証拠金とは何か、とか

スワップ金利とは何か、とか

指値注文、成行注文、逆指値注文・・・等々 約定方法

ダウ理論

トレンドライン

下値支持線・上値抵抗線・教科書通りの損切   等々です。   他にも沢山の知識は求められます。

素人がFXで稼ぐのはシステムトレードでも裁量の売買でも、まず人間業ではありません。

初心者素人は、チャートの見方を学ばないと、シストレのストラテジーの意味が理解できないはず

まだ、ダウ理論も知らない方が、他人の設計した売買ルールをシステムとして購入して、それに従って注文を出し続けて小銭を稼ぎ続けるのは、至難の業です。

というのも、株やFXの売買には、トレンドが終了・転換する体験は絶対に1度は体験します。終わらないトレンドはありませんし、トレンドが終了・転換した際、潔さ(=損切)が試されます。

私も自分でシステムトレードを購入した経験がなく、購入・使用した経験のある友人トレーダーから聞いた話なのですが、損切が連続して資金が溶けていく時期が長いと、購入したシステムそのものを

 疑う気持ち(猜疑心)

が芽生えるそうです。

最後には信用しきれなくなって、購入したシステムを放棄して、裁量の手動で売買をしていました。(購入したシステムの期待値に優位性のある売買ルールを、ストラテジー:戦略 とこの世界では呼びます)

他人が作ったシステムトレードや、投資顧問サービスは他力本願であり、愚の骨頂

私はシステムトレードを購入した経験はないですが、投資顧問サービスは雇った経験があります。投資顧問サービスとは「今買ってください」「今、利食ってください」という助言がメールで届くサービスだったのですが、やはり、損切が連続すると、投資顧問サービスにも「疑い」の感情が芽生え始めました。(私の見習い期間の失敗談です)

友人のシステムトレードの体験談、自分の投資顧問サービスを雇った体験談から振り返って

自己責任の世界で他力本願はロクでもないなあ・・・

というのが実感です。この記事を書くために、自動売買:システムトレードの評価サイトを見ていたのですが、こんなに沢山あるんですね!  「システムトレード 販売」 でGoogle検索かけた1番上にHITしたサイト

ストラテジーが売り買いされているんですね  (汗)

システムトレードは自分の友人トレーダーから苦い体験談を聞いていたので、真面目にチェックした経験がなかったのですが、結構、販売業者がいるんですね (汗)  他力本願の人が沢山いるんですねぇ・・・

株やFXの世界は欲深い人間から先に去っていく

株の売買やFX取引、先物の売買やCFD取引は、自制心との闘いです。

はっきり言います。欲深い人間から金融マーケットを去っていきます。ある程度のステージの相場師なら、「欲」が自分の証券口座や余力をボロボロにする、というのは身にしみて理解しています。

欲の皮が突っ張った状況で株やFXの世界に来るのはオススメしません。相場は弱肉強食の食物連鎖ですから、1番最下層に連れて行かれる可能性が濃厚です。

システムトレードにはもちろん、長所もあります。カブドットコム証券さんがこちらの表で丁寧にまとめてくれています。

システムトレードの長所は人間から欲と恐怖を除外する部分

システムトレードの長所はルール通りに注文を執行するので、射幸心や不安、ドキドキなど、感情が入り込む余地を排除することだと思います。

しかし、稼げるシステムトレーダーというのは、裁量売買をやらせても稼げる人なのです。

裁量売買で稼げないステージで他人が設計したストラテジーを購入するのは論外で、自分が検証ソフトを10年~15年、回転させて採取したデータではなく、他人が用意したデータで売買するのは、途中で猜疑心と不安を招きます。

これが

・初心者がFX自動売買に手を出さない方が良い理由

ですね。損切が連続した折に、他人が作った売買ルールに猜疑心が芽生えて、結局そのシステムに従えなくなるからです。

FX自動売買の前に、まずは初歩をまとめた本(注文方法、マージンコール、証拠金、ダウ理論、資金管理 等)から読むべきです。基礎訓練くらいはしてから戦場に飛び込むべきです。

FX経験者がFX自動売買(システムトレード)に手を出す場合の注意点

先述のリンク先のシステムトレードの比較サイトでストラテジー、新着のシステムの概要がこちらですが、この概要ページを読んで、「あー大体、こんな感じで売買してるんだろうな、」勝率はこれくらいだろうな・・・損益比率はこれくらいだろうな・・・という「イメージ」が沸かないと、購入を検討すべきではありません。

最強のシステムトレーダーとは、他人が作ったストラテジーを買った人ではなく、自分がテクニカルを学び倒して、相場とは何ぞや!?という真髄が理解できて、自分の目でチャートの検証ソフトを回転させて、勝率や利食い幅、損切幅などを研究して検証データを手元に置いている人です。

まだ、この領域に来ていない人が他人製作のFX自動売買を購入したら、残念ながら他力本願といわざるを得ないのであり、いかにFX経験者といえども、損切が連続して資金が溶け続けると、猜疑心や不信感などシステムを使い続けられない・・・こういう未来が予想されます。

まずは裁量売買で利益出せる人になってください!

システムトレードを検討するのはそれからでも遅くないと思います。

私もシステムトレードを購入した経験がないため、コメントができないのですが、サポートが充実しているのは、良心的な株セミナーやFXセミナーも同様だと思います。

素人 → 中級者  →ひと皮向ける

というステージアップを省いて、稼げるようになるとは思えないため、システムトレードを購入する資金があるなら、良質な株本や良質な株セミナーなどでチャートの見方や、相場師としてのプロの姿勢を学んだり、検証ソフトにお金を使った方が、生きたお金の使い方のように思います。

チャートの見方がまだ未熟なステージでシステムトレードをLINEで知り合った人から買おう、というのは時期尚早ですし、そもそも他力本願のマズい考えですね。

結論!)

ずぶの素人がFXの世界で稼げるほど、甘くない。

何度も何度も損切させられて、株本やチャート本で学んだテクニカルに何度も裏切られて、それでも腐らない人間に相場の神様は微笑む (努力 気合 根性 相場への真剣さ などが物を言う世界)

他人が作った売買ルールですべてを短縮して、利益だけ 頂戴しよう! なんて他力本願は身を滅ぼす

システムトレードにも長所はある(感情を排する)が、それは裁量で稼げるようになってからの話

検証ソフトを使って、勝率や損益比率などを自分の目で目視確認してない売買ルールで取引すると、損切った折に必ず迷いや疑いが出る。(相場はトレンド終了や損切を回避できないため)

自分でテクニカルを勉強し、裁量売買を上達させて検証努力すると1番近道(急がばまわれ)

他人製作のシステムトレードを購入するのではなく、良質な株本やチャート本を買うのが生きたお金の使い方

私のシステムトレードに対する考え方の詳細はこちら

本日もブログ閲覧ありがとうございます。

応援クリックにご協力いただけますと励みになります。