株の初心者の為のストック・オプションの売り時  ←世相でバブル具合を確認できるよ!

この記事は、労働の対価として自社株(ストックオプション)を付与された場合、売り時と、いつ利益確定するのが正解か、という私見です。

株初心者の為のバブル相場の見極めの話です。

※)この記事は約1分半で読めます。

<本編ここから>

労働の対価をストック・オプションで受け取ってしまった・・・

株なんて売った経験ないし・・・そもそも株の売買は初心者だし・・・

利益確定した後に値上がりしたら悔しいし・・・

最近はあまり聞かなくなりましたが、労働の対価をストック・オプションで給付する企業はベンチャー企業等でたまに聞きます。

ストック・オプションをいつ利益確定するべきでしょうか?

<本日の記事を読む利益>

・景気が加熱する際、どういう社会現象が起きるか、勉強できる

・世相(社会現象)を見ながら、売り逃げするタイミングが何となく読めるようになる

・本日の記事はトレーダー(投機筋)ではなく、インベスター(投資家)向け

・これから株を始める入門期の人には、株の世界の参考にはなります

<本編ここから>

Q) 労働の対価としてストックオプションを入手したら、利益確定はいつ、と考えるべきか

A)  ストック・オプションはご存知とは思いますが、労働の対価を給与払い(現金)ではなく、一定の価格で株式を購入する権利で済ませる制度です。(企業としては大変な資金繰りが楽になります)

勤め先の株式を購入する権利を給与として支給するので、気の向いた時に売り注文を出して、差額分を利益確定してくれや、それがアンタの報酬な、という制度です。

含み益が出ているようで何よりです。(景気がよろしいですね~)

※)ストックオプション制度を税理士事務様が丁寧にまとめてくださっています。

さて、この話は、投資であって、投機(ディーリング、テクニカル売買)ではありません。つまり、旦那さまはトレーダーではなく、インベスター(投資家)です。

どこで売り時(利益確定注文)を出すのが正解でしょうか? との事ですが、利益確定は、投資・投機を問わず、1~2を争う難しい部分ですw

投機の方であれば、検証ソフトを回転させて、エントリーして何%の順行で利食い というルールメイキングが可能です(私の利食いはこのスタイルです)。

さて、この話は投資ですので、私見を書きますね(実際の利益確定は自己責任でお願い申し上げます)

以下、私見)

個別株は日経平均株価やTOPIX、ベンチャー企業にお勤めであれば、新興株:新興指数 JASDAQ指数など の影響は多分に受けます。

指数に対して鈍感な銘柄はありますが、指数は大なり小なり個別株の値動きに影響を与えています。

そして、指数ですが、ドル円やNYダウから影響を受けています。

つまり、日本国、日本企業、日本経済はアメリカ経済の影響を多分に受けている、という意味です。

ですので、投機としての利益確定ではなく、投資としての利益確定を考える際には、日米の政権担当と、景気循環サイクル、マネーサプライを考慮に入れなくてはいけません。

また、過去記事でチラッと書きましたが、中央銀行の姿勢も考慮に入れる必要があります。

2020年に合衆国大統領選挙があります。日本では、2019年に参議院選挙があります。

投機ではなく、投資をやるのであれば、政権や日銀の通貨供給の姿勢もチェック入れるべきです。

※)詳細は過去記事を御覧ください。

投資の最終局面、バブル期には、おめでたい人たちが大量発生する

また、これは投資です。投資の最終局面は、おめでたい人達が大量発生するバブル相場です。

最近のバブル相場は、

ビットコインバブルです。

<参考資料  BTC/JPN >

2018年のテレビでは、こういう特集が組まれていました

テレビでこういう特集が組まれ、世論を煽り始めたら、バブル崩壊は近いです。「億り人」とか煽ってましたね。

過去記事でも何度か言っていますが、金融市場に来る人には「あまのじゃく精神」が大事です。

相場は殺し合う世界です。カモを安定供給しないと成り立たない世界です。

ですので、「うわついた人」「チャラチャラした人」「金融市場の恐ろしさが表情から確認できない人」こういう人たちが大量発生し、「寝ながら儲かりま~す」 という軽率な演出が入ったら、利益確定せよ!とのサインが相場の神様から送られています。

で、本題ですが、ストックオプションの売り時は!?との事ですが、日本の株式市場から、おめでたい素人が確認できないため、私だったら引き続きHoldします。(2019年6月時点)

猫も杓子も、ってのがバンドワゴン効果

バブルの最終局面はもっともっと大量発生します。おめでたい人たちが。(バンドワゴン効果)

ちょっと前に仮想通貨市場でバンドワゴン現象がありましたが、東証や、新興市場を見る感じ、まだまだ群衆の狂気が足りません。バブルの燃料が足りない気がします。

群れることで、付和雷同する。気が大きくなる。これが群集心理。

ストックオプションの利益確定は東証や新興市場が、マスコミが、踊らされる人たちが「群衆の熱狂に踊り狂ってる」その時期が来てからでも遅くないんじゃないですかね。

<イメージ>

※)アメリカでは、靴磨きの少年が株の話をし始めたら、株は利益確定しろ、という小話があります。

中学生がお年玉を握りしめて、ミニ株とか買い始めたら黄色信号です。限りなく赤信号に近い黄色ですね。

↑↑↑

ライブドア相場の頃に、本当にあった話です。

まだまだ東証や新興市場は「おめでたい人」が少ない気がしますね。

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こういう人が大量発生してからでも「投資の利益確定」は間に合うと思います。昔も今もバブルの歴史は興味深いですね!

大型書店の株コーナーは素人がどれだけ群がっているのか判断する体温計

調子に乗ってる成金や鼻息フンフンの素人に株を売りつけるのが売買のプロです!

時々、大型書店に行って、株本が山積みになっていないか、確認しにいく。

→餌となる素人がどれだけ株式市場に群がってきているか

その状況をプロは体温計として見に行くのです。(株本の売り場面積)

売買や利益確定は自己責任でお願いします!

投機(トレード)を頑張ってる人は検証ソフトの回転、頑張ってください!

結論!)

素人のエサが鼻息フンフンになり始めたら、相場はバブルを形成している

・投資で株をHoldしている方は、鼻息フンフンの素人が調子に乗るまで、Holdで大丈夫

暴落相場を体験していない若手世代が学校卒業後の初任給を握りしめて株式市場に来るので、恐慌とバブルは交互に顔を見せる

・時々で良いので大型書店の初心者向けの株雑誌の売り場面積を確認しに行こう

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こういうのが山積みになってると、餌が順調に増えている

・素人が儲かり始めたら相場はピークに近い

・投機の人には関係ないですが、投資家は世相を見ながら、体温計としてバブルの加熱具合を確認すべし!

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