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株・FX・先物チャートの見方 ~日足が下降トレンド、60分足が上昇トレンド~ この矛盾、どう捌きますか?

日足は「売れ!」って言ってるな・・・4時間は「買え!」って言ってる。60分足も「買え!」って言ってる。なんか矛盾しているけど、何を信じたら・・・

チャートとチャートが矛盾することは結構あります。チャートとチャートが重なる部分が利益化しやすい部分です(マルチタイムフレーム分析)

日足が下降で、60分足が上値抵抗超えた場合、上昇トレンド発生! と判定すべきか!?

<本日の記事を読む利益>

・チャートとチャートの矛盾への理解が深まります

・相場中毒の恐ろしさを学べます

・期待値も大事ですが、見送る大事さが学べます

 

<本編ここから>

 

Q)FXのチャート質問です。

例えば下降トレンドであった場合に、
60分足ではラインを破って上昇トレンドに転換したとします。
しかし日足の方はまだラインを破っておらず下降トレンドが継続されている場合は、短いスパンでは転換したけど、長いスパンではまだ下降トレンドが続いてるという見方で良いのでしょうか?

A)文面読む感じ、こういう値動きですよね。

日足のラインってのが、下値支持線だと思います。

60分足のラインってのは、上値抵抗線の事だと思います。

<質問のチャート、イメージ図 GBP/USDで似たような値動きがありましたので例示>

日足はダウンが継続しそうな雰囲気  ↓↓↓

60分足は、重要な高値を上に超えた感がある  ↓↓↓

 

こういう値動きは結構ありますね。

結論言うと、反転して、(日足が)上昇するかもしれないし、日足がダウン継続するかもしれません(戻り売りの真っ最中)

値動きの変化は常に、短い足から始まります。ちいさな「さざ波」が、やがて「大うねり」に化けるように、チャートの変化は短い足が大きな変化の入口となります。 ※)大きな変化=日足の値動き  さざ波=分足の値動き

ですので、60分足の「さざなみ」の上昇が、日足の値動きの変化を意味するかもしれないし、単なる「さざ波」で終わって、引き続き、日足は下降トレンド継続かもしれない・・・

こういう値動きはしょっちゅうあるわけですが、いわゆる、「グレーゾーン」な領域です。

そして、相場はグレーゾーンな時期に注文を出すので、リスクを取った事になります。

ダウントレンド完成!とダウ理論がコールしてから注文を出しても、利益は残っていません。

グレーゾーンで注文出す → 時間を経過させる →安値切り下げ&高値切り下げ →ダウ理論(下降完成) →利益で終わる

こういう事です。

ダウ理論には、2要件あります。下降トレンドなら

①高値が切り下がっていること

②安値も切り下がっていること

 

この2要件です。で、お問い合わせの状況ですが、60分足が重要な高値を超えて、上値超えた感がありますが、ダマシかもしれません。(60分のローソクはMA75の下に存在します)

戻り売りは、高値切り下げは実現しているものの、安値切り下げは(今の所)実現していないため、グレーゾーンでの注文となります(資金を不確実性の支配下に置く =リスクを取る)

 

このように、60分足で重要な高値超えて、日足の反転になることもあります。また、60分足が上値抵抗超えたのが「ダマシ」であり、引き続き、60分足でジャンジャン陰線が出て、ダウン継続。単なる「戻し」だった、ということもあります。

 

この局面では、断言が人間業ではなく、ダウン継続か、それとも日足のダウン終了か、は未確定領域です。誰にも断言ができません。

 

で、戻り売りの注文を出す人も居ますし、日足で上昇の注文を出す人も居ます。100%の確率で時間は経過します。ですので、自分の注文が当たった時は、めでたく利益確定。自分の注文が外れ、相手側の思惑が命中した場合は、損切となります。

 

不確実性の支配下で注文を出している以上、100発100中で自分の思惑を命中させることは、人間業ではありません。

 

ここで、損切と資金管理が輝きます。

 

ですので、不確実性が「凶」で終わった際の実損を減らすため、精神へのダメージを減らすために、掛け金を下げると、相場で生き残りやすいです。

 

ちなみにですが、

私は、DC(デッドクロス)してから、何波動、継続するか検証ソフトで過去チャートの統計取っています。

ですので、確率的には〇〇%、ダウントレンド継続だよね・・・てことは、戻り売りの可能性が〇〇%だよね・・・というバックテストは手元に保存してあります。

不確実性の記事でも書きましたが、相場師は実力と結果の間に、確率というフィルターを経由します。

 

自分の未来チャートのイメージを100発100中で命中させる事は、人間業ではないわけですが、手元にバックテストのデータが残っていると、

 

確率的に見送ったほうが正解な値動きだな・・・

 

とか

 

確率的に戻り売りを継続したほうが有利だな・・・

 

とかの判断はできます。

 

資金が株や外国為替に化けて、不確実性の支配下に置かれている時間帯は、感情がジェットコースターになりますので、検証作業を終わらせると、「見送るべきか」「見送らざるべきか」「振って良いバットか」「振ってはいけないバットか」という贅沢な判断ができます。

 

昔の私がそうでしたが、検証ソフト回して過去チャートからバックテストの統計取る前は

 

取れそうな値幅は全部、エントリーしたくなる

 

んですよね~(うずうず)

で、損切で終わって、「何でエントリーしちゃったんだろ・・・」 という自己嫌悪。

ストレス溜まって、空きのビール缶だけが増えていく・・・w

 

 

確率的に分の悪い値幅を見送ると、損切の数が減る、ストレスが減る、資金のダウンが小さくできる・・・と良い事づくめです。

 

チャート知識が増えてくると、あの値幅も利益化できそう、この値幅もお金が落ちてそう・・・と相場中毒になりがちです。(オーバートレード)

 

これで短期足(デイトレやスキャルピング)なら、毒の沼地です。(ゴールドとHP持ってかれます)

 

検証作業を済ませると、ポジションを握っている間の感情の揺れ幅を小さくできる・・・こういうボーナスが有ります。

 

検証やっても1円も給料発生しませんが、自信がボーナスとして入ります。

 

個人的にはこういう所でポジションを握る握力が分かれるように思います。

 

株やFXは検証せずとも、利食いで終わることがありますから、検証しなくても黒字って出るよね? という油断が出やすい世界だな、とは思います。(怖いですね~)

 

一般の世界は、努力不足なヤツは負けます。(何くそ精神が芽生える為、努力不足な時期は負けた方が本人のためです)

 

株やFXの売買の世界は、努力不足・検証不足でも利食いで終わってしまいます。(利食いで終わったので、検証いらんよね?という考えが出る →検証やらない)

 

で、検証を終わらせないまま、売買を継続して、感情がジェットコースター状態のまま、中毒患者のまま取引を継続してしまいます。(見送るべき値動きも見送らない)

 

いま用意した資金が減っている方は、オーバートレードの可能性も残っています。(手数多すぎ)

 

検証やると、確率的に見送るべきか、見送らずリスク・オンで行くべきか、分かってしまいます。

 

良質な株本なら、「良いトレーダーは最適なポイントにローソクが来るまで待機する」と書いてあります。皆様も1度は読んだことないでしょうか?

 

経験浅い時期は、期待値こそが勝敗を分けるのだ! という考えが頭から離れません。

 

難しい値動きは見送る・確率的に分の悪い値動きは見送る →損とストレスが減る →平常心維持しやすい

 

こういう部分は相場には絶対にあります。

 

頑張れば頑張るほど、「うまくいってしまう」のが一般の世界です。

 

で、東証や新興市場、外為市場というのは、頑張れば頑張るほど、相場中毒になって、手数と損とストレスが雪だるまで増えていきます。

 

相場師としての頑張りを「手数!」 としてではなく、「検証努力!」 という形で取り組むのが「吉」なように思います。

 

相場というのは、ガツガツせずに、リラックスしている時にチャート開くと、うまくいったりします(リラックスが最強)

 

結論!)

・短い時間足の変化から、兆しが現れる (さざ波 → 大津波)

・長期足と短期足が矛盾することはよくある(本日の質問のような値動き)

・この矛盾がダウン継続の戻り途中かもしれないし、ダウン終了の「さざ波」かもしれない

・ライン超えすら「ダマシ」の可能性が残っている

・ハッキリ言って不確実で断言は人間業ではない

・不確実(リスク)だからといって、確率的正解が無いってわけじゃない

・バックテストの検証データを手元に置いておくと、バットを振るべきか、見送るべきか、判断ができてしまう

・見送りを選び始めると、損とストレスと手数が減る →好循環が始まる(メンタルと証券口座に優しい)

・一般の世界とは違い、相場の世界は頑張れば頑張るほど、相場中毒となる(オーバートレード)

・頑張りは手数増加ではなく、検証で頑張る

・リラックスが最強。平常心失ったままチャート開いても良いこと無い。

・日足売買に限定しておけば、時間と時間の矛盾を考えなくて済む(経験浅い間は楽ちん)

 

 

 

 

 

 

 

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