<株・FXチャートの見方> 押し目買いと転換の見極めがつかない ~トレンド終了のサインを複数組み合わせて精度を高める!~

上昇トレンドが発生している。上昇トレンドが発生している間は、「押し目買い」 って聞いた。

でも押し目買いの途中は未来チャートが見えていないから、現にローソク足は上値抵抗を超えていない・・・このまま下降トレンドの入り口の可能性だって有る。ならば、ここで逆張りの手法を使って、(例えばグランビルの売りの4番)転換波動を空売りで狙えないか・・・

空売ったら、やっぱり押し目買いが正解で踏み上げられた・・・転換の入り口ではなく、上昇トレンド継続で、押し目買いの最中に転換の逆張りが踏み上げられた・・・トレンド継続とトレンド終了の見極めが難しい・・・

押し目買いができる人は、なんで上値抵抗を超える前の段階で新規買いできるの?下降トレンドの入り口とは思わないの?

こういう方は多いと思います。株初心者は読んだほうが良い記事です!

※)踏み上げられる・・・株やFXの空売りで新規エントリーして、陽線が出て、損で終わる体験です。

<本日の記事を読む利益>

・株・FXチャートの見方の勉強ができます

・世の中に出回っているデマを一部暴きます

・押し目買いと、トレンド転換の理解が深まります

 

<本編ここから>

冒頭のような悩みを持つ相場師は多いと思います。結論を言いますと、テクニカルの知識を充実させたほうが良いと思います。また、検証なども頑張って見ると判断精度が上がると思います。

投資・トレード・資産運用は勉強不足で儲かるようには設計されていません。

ちょっとWeb上でこういう書き込みを目にしたので、シェアしようと思います。

Q)「押し安値・戻り高値の判断の仕方について最低限のお約束というか、定説、根拠、などがありましたらお聞かせ下さい。」

A)もちろん、そんなものはない。
チャートをもっともらしく解説するために
アナリストとかなんとかの怪しい肩書きの人が
勝手に喋っているだけ。

ある人を見て「美人」と感じる人もいれば、「普通」と感じる人もいる。
これと同程度の問題です。気にする必要はない。

つまるところ、勝てればなんでもいいんだよ。

<引用終わり>

このやり取りを見て、虫唾が走ったので、解説を加えようと思います。

質問されている方は、質問の内容から、真剣に相場に向き合っているように思えます。

問題はA)の そんなもんは無い。勝てればなんでもいいんだよ

このフレーズ。

 

相場なめてんのか!?

 

という衝動に突き動かされたので、この点を本日の記事で明確にしたいと思います。

押し目買いの深さを測るのに、フィボナッチという物があります。また、各種インディケーターを組み合わせれば、結構な確率でトレンド終了を暗示するサインを作ることも出来ます。

また、押し目買いか、転換なのか、その判断を高確率にするテクニカル知識も実際、存在します。

押し目買い、戻り売り というのは、高値更新する、安値更新するまでの間は、「グレーゾーン」です。

<押し目の最中はグレーゾーン>

<押し目正解は時間経過後に確定する>

※)メモ帳を外したのが、不確実性を許容した人のご褒美です。

 

ローソク足が上値抵抗超えた瞬間に、「押し目買い」が正解だった、という判定が出ますし、

ローソク足が下値指示を割って、陰線がバンバン出た瞬間に「戻り売り」が正解だった、という判定が出せます。

つまり、「押し目買い」「戻り売り」というのは、「グレーゾーンで意思決定する行為」であり、正解・不正解は時間を経過させないと、判定ができないんですね。

リターンというのは、「不確実性にお金を晒した」ご褒美ですから、トレンド発生を確認してブレイクした所で、新規エントリーしても、引き付けて押し目買いをした勢力に

 

売りつけられます

 

ここでジョーカーの交換が起こるわけです。

 

つまり、押し目買いができるかどうかは、不確実性を許容したか、押し目と転換の仕分け判定がシビアにできているのか

どういったテクニカル条件が揃った時に、高確率で「押し目」と判断するのか。どういったテクニカル条件が揃った時に、高確率で「トレンド終了・転換」と判断するのか。

 

そういった、テクニカル知識を総動員する場でもあるわけです。(ここで実力が問われます)

 

テクニカル知識を総動員しても、相場は不確実性をゼロに出来ないので、損切は置きましょう。資金は下げましょう、と言っていますが、

 

テクニカル知識を充実させなくて良いです

 

なんて一言も言ってないわけです。

で、先程の引用の

A)の そんなもんは無い。勝てればなんでもいいんだよ

 

デタラメ言ってんじゃねーぞ

 

と思ったので、ちょっとビシッと言います。

 

具体的なチャートの見方を書きますので、試しにUSD/JPYを使いますね。

例えば、このサンプルを使って解説しますね。

1/14辺りに、ダブルボトム打った感が出て、安値更新を否定しています。それを暗示するかのように、MACDラインがゴールデンクロスしています。この時点で、「空売り・戻り売り」という選択肢は除外する。MACDラインがデッドクロスする迄の間は、「新規買い、押し目買い作戦」のみ。

 

その間の時間は、トレンドラインや下値支持線に引き付けて、フィボナッチラインを引きながら、押し目の深さを探っていきます。押し目の深さを探って、引き付けてエントリーすることで、損益比率が向上しますから、引き付けて買った外国通貨(USD)をブレイクで入った人に引かせます。

MACDラインがゴールデンクロスする、と言うことは、供給軍の力が弱くなって、需要軍の力が強くなってきている事を意味します。また、MACDラインがデッドクロスすると言うことは、供給軍が力を得てきて、需要軍の元気が無くなってきている事を意味します。

したがって、MACDラインのGCとDC(ゴールデンクロス、デッドクロスの略)の中間の時期、サンプルで言えば、1/14~3/11の間は、買い方の収益化の時期であり、上向きのたい焼きです。

まず、トレンドは継続する、という知識があって(ダウ理論)

 

次に、継続に伴いトレンドが弱体化する、という知識があって(サンプルでいうと、ダブルトップ、MACDラインのクロス、オシレーターのダイバージェンス等)

 

その上で、トレンドラインや下値支持線に引き付けて、損益比率を向上させた上で不確実性を受け容れる。そのご褒美として、不確実性の許容性を否定したブレイク勢に売りつける。その補助ツールとして、フィボナッチで深さを測る

という一連の作業なわけです。また、付け加えて解説しますと、

<以下、同じドル円、サンプルその②>

MACDがデッドクロスする時期は、昨年末に機能してた下値支持線に頭を抑えられる部分でもあります。支持線は今度は抵抗線に化けますから、抵抗線として機能する確率が高いわけです。また、ダウ理論には、主要トレンド、二次的トレンド、小トレンドがあり、二次的トレンドは、通常、3週間~3ヶ月間継続します。(検証もやりましょう)

 

スイングトレーダーはこの二次的トレンドの3週間~3ヶ月間を取りにいくわけですが、年始から数えて、そろそろ三ヶ月。トレンド終了するには良い頃合い。

 

1つのチャートを見て、1つのトレンド判断をするにも

①ダウ理論

②ダブルトップ

③MACDラインのGC、DC

④支持線が抵抗線に化ける原理

⑤ダウ理論の二次トレンドのタイムサイクル

⑥フィボナッチ級数から損益比率の高い「押しの深さ」の測定

 

これだけの作業をこなしています。

 

ですから

A)もちろん、そんなものはない。
チャートをもっともらしく解説するために
アナリストとかなんとかの怪しい肩書きの人が
勝手に喋っているだけ。

ある人を見て「美人」と感じる人もいれば、「普通」と感じる人もいる。
これと同程度の問題です。気にする必要はない。

つまるところ、勝てればなんでもいいんだよ。

なんてのは「愚の骨頂」であり、相場の神様への冒涜なわけです。(悪質なネガティブキャンペーンまで張っています)

 

株やFXのブログを書いている人は、読者様が大事故を起こして不幸に資金を溶かさないように、善意で、資金量を下げてください、損切は置いて下さい

と注意喚起しているのであって、

 

テクニカル知識を充実させなくていいですよ? とは言ってません。

 

ここを曲解して、要するにトレードってのは勝率と損益比率だ。期待値がすべてなんだ。

当たってれば利食い。違ってれば損切るだけだ。だから何でもいいんだ、、、という判断はやめましょう。

 

経験豊富な人は、1つのトレンドを見ても、テクニカル知識を総動員しています。

 

100%の判定を下すことは出来ないけれど、なるべく精度を高めるために自分のテクニカル知識を総動員してます。

 

自分のテクニカル知識を総動員して、「絶好球」と判定したらバットを振りますし、判定が難しい、と判断したら注文を出しません。つまり、

 

エントリーの根拠がシビア

 

なのです。(だから溶かさない)

 

ちょっと真剣に相場に向き合ってる人間を馬鹿にする書き込みをWeb上で見つけてしまい、何が間違ってるのか、少々辛口で書きましたが、

 

 テクニカル知識の充実を軽く考えて良い

 

とは一言も言ってない、ことをご理解賜りたく存じます。

冒頭の質問で、「押し目買いと転換の区別がつきません。グレーゾーンのさばき方が分かりません」という事でしたが、結論は、テクニカル知識を総動員してください、という事で、具体例として私が挙げたサンプルのUSD/JPYで、どうやってトレンド判定しているかの参考にはなると思います。

例としてMACDのDCやダブルトップを使って、トレンド終了の「確からしさ」を例示しましたが、トレンド終了をコールするテクニカル情報は幾つかあるので、それらを複数組み合わせて、トレンド終了の判断精度を高めてくださいね!

引き続き、トレード相談、承っております。

 結論!)

・トレンドにはグレーゾーンがある

・リターンは自分の資金を不確実性(グレーゾーン)にさらした、そのご褒美

・押し目買いか、それとも転換か、の判定は、テクニカル知識を総動員する場(ここで実力が問われる)

・一回トレンドが発生して、どれくらいの時間が経過するのか、何波動出るのか、も検証ソフト回して調査

・どれだけテクニカル知識を揃えても例外はあり得る。だから資金量下げる、損切ラインを置く

・短絡的に「期待値がすべて」 とは考えない。

・違ったら切るしかないが、「テクニカル知識の充実を軽く考えよ!」 とは誰も言ってない

・エンベロープって何ですか? と聞かれて即答できなければ、プロ失格。

(トレードに限らず、何の世界でもプロは即答できる)

・私の本日の記事のサンプルで、トレンド継続とトレンド転換の参考にしてください。

・トレンド転換は100%の精度で的中させることはできませんが、テクニカル知識を複数組み合わせて精度を高めることは可能です!

・押し目買いと、トレンド転換の精度の追求は本日の記事は序の口です。押し目や転換の精度をもっと高めることは十分に可能です。

 

 

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