株初心者番外編① IPO株投資のコツと注意点!  

番外編① IPO投資

新年明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。初詣や親戚の接客等、正月イベントが連打しましたので更新が遅れました。

今年のブログ更新もよろしくお願い致します。

大発会からの連続陽線に少々驚いています。(2019年 1/7(月)  10:27現在)

<参考画像 NYダウ30 日足>

月足ベースのNY30が移動平均との乖離が大きいので、相当な下落余地があったため、こりゃ「大虐殺もありうるか?」と思っていましたが、日足で意外な底固さをみせました。

今の所、切り下げに失敗しています(2019年 1/7(月)  10:27現在)ので、「あれ?意外と相場強いか?」と思ってる相場師が多そうですね!

実は私は「下継続」という目線でチャートを見ていたのですが、年明けてからの相場見てると、「意外と買い方頑張ってるな」という印象を受けましたので、解り易い相場が来るまで待機します。

横なら横!縦なら縦!でハッキリして欲しいんですけどね~

<相場観ここまで>

 

<本日の記事を読む利益>

・加熱相場に限定して稼げる小技を学べる

・小技の必勝法が学べる

・相場の王道と小技の違いが理解できる

<本編ここから>

昨年は投機(トレーディング)の記事を連打しましたので、1月頭は番外編の記事にしようと思います。

 

裁量トレードの王道から離れますので、番外編というタイトルにしました。ちょっとした小技解説となります。IPO投資です(IPO=Initial Public offering).

 

IPO投資とは未公開株投資のことです。創業して東証(JPX)や新興市場に上場する前の段階の企業の株を公募価格で購入します。(購入できるかどうかは抽選となります)

 

購入できたら、株をホールドしておいて、上場日の初値で売り抜けます。その差額分が利潤となります。

 

初値で売り抜けず、初値が付いた後の値動き(乱高下します)で勝負する人もいます。セカンダリー市場での勝負となります。初値で売り抜けるか、セカンダリー市場で勝負するかは本人の自由です。手堅く利潤が出せるのは初値で売り抜けるスタイルだと(経験からは)思います。

 

IPO投資の特徴として、将来伸びそうな業種株が利潤が大きいです。私がIPO投資に大真面目に取り組んでいた時期はライブドア相場でした。この頃の将来伸びそうな業種というのは、IT銘柄、バイオ、ゲノム等でした。(期待を先行して買っているわけです) 小泉純一郎さんが首相を務められていた頃です。

期待先行型の「海の物とも山の物ともつかぬ新技術」を備えた銘柄が法外な利益が出たりします。(最近で言えば、AIとかブロックチェーン、仮想通貨系ですかね)

逆に、ありふれた業界(鉄鋼、小売り、サービス、飲食業など)には過剰な期待は集まりませんので、初値に法外な値段はつきません。

 

当選できた人間が未公開株を購入する権利があり、購入価格と初値価格の差額が利潤となるわけです。期待過剰なバブリーな銘柄が当選すると利潤もでかいです。

 

IPO投資には必勝法と注意点があります。以下まとめますね。

 

資金量が物をいう(抽選方式ですので、応募すればするほど当たりやすくなるわけです。応募中は資金が拘束されますので、たくさん応募するためにはたくさんの資金量が必要になります。目安は1000万~2000万あれば十分だと思います)。

 

景気過熱相場しか通用しない。小泉相場、ライブドア相場、アベノミクス相場、こういう「バブッってる感」のある相場でIPO投資はうまくいきます。(金余りを利用している投資法です)。逆にリーマン相場や恐慌が襲った相場は初値割れを起こします。←これはIPO投資の最大の弱点です。

私がIPO投資から一歩引いて、裁量トレードへ転換したのは、リーマンショック相場が来たからです。(IPO投資が機能しない相場が来た)

 

たくさんの証券口座を作る必要がある。沢山の証券会社から応募したほうが当選確率が上がる(下手な鉄砲数うちゃ当たる)。

自分がガツガツIPOに取り組んでいた時期は12社くらい証券口座を用意しました。

 

・未公開株には詐欺的な話もある。一部悪質な人たちが高齢者のおじいさん、おばあさんに未公開株の話を持ち掛けて詐欺を働くという事案も過去あります。

名の通った証券会社を使っておけば詐欺的な案件はありません(野村や大和、その他大手。またネット証券大手も安心です)。 よく聞いた事のない無名業者は怪しいので裏を取りましょう。

 

IPO投資は株セミナー等でも開催されています。リーマンショック後、私は裁テクニカル売買で武者修行していましたので、最近はIPOとはご縁がありませんが、自分はIPO株セミナーで学んだクチです。本格的にIPO投資を学びたい方はIPO株セミナー等を探して見るといいかも。

 

裁量トレードで上級者になってしまえば過熱相場でも恐慌相場でも稼げるんですが、IPOの良いところは、

裁量トレードのような技量が問われない所です。

 

単純に資金量が多くて、多くの証券口座から応募すればどれか当たります。(ただし景気過熱相場のみ通用する手法です)

 

こういう景気過熱相場しか通用しない、という点を考慮し、「王道から離れている」という評価を加えました。

 

ただ裁量でも稼げるし、IPOでも稼げる、いろんな技を持ってる方がプロっぽいし、格好もつきますので番外編として紹介しました。

最近裁量ばっかりやっててIPOと縁が薄くなっていますので、IPO市場はチェックしていないのですが、資金があり余っている方は裁量トレードよりもIPOの方が簡単だとは思います。(ただし加熱相場のみ)

 

やはり王道は裁量トレードですので、ガツガツ裁量トレードの技を磨いてくださいね!裁量トレードの技術が向上すれば暴落相場も株の空売りで利益化することができます!

 

結論!)

IPO(未公開株)投資は景気過熱相場に限定して儲かる!(あくまで小技)

IPOの必勝法は資金量をたくさん用意することと、多くの証券口座から弾を撃ちまくる事!(ヘタな鉄砲、数打てばどれか当たる)

詐欺的案件も一部混在しているので、名の通った大手証券、大手ネット証券から抽選に参加すること!

裁量トレードが相場を選ばずに稼げるので、まずは裁量で上級者を目指す事!(王道を歩もう)

資金があり余ってる方は、加熱相場に限定して、IPO(未公開株)に応募するのもアリ

加熱相場はいつかは終わるので、テクニカル売買の技術を向上させて、暴落相場の空売りで利益化できるまで実力を磨き続けよう!(王道はこちらのスタイル)

テクニカル知識は、株やFXチャートの見方から学べます。

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