2018年を損小利大にできなかった相場師の方へ ~人間が幸せになるために~

プラマイ・ゼロは上出来だ!

今年も1年が終わりますね!本年はブログを閲覧いただき誠にありがとうございました。

今年は年間黒字にできなかった・・・年の途中で大きな損を出してしまった・・・損小利大の1年にできなかった・・・来年こそは頑張りたい!

相場師として大納会を迎えると、相場師としての通知表を受け取った気がします。

平成最後の大納会はサッカーの西野監督でしたね!

株やFXの世界では、証券口座の余力が通知表のようなものですから、年をまたぐ折は一喜一憂するものです。

<本日の記事を読む利益>

・年間黒字で終わらなかった人はホッとする話

・年間マイナスで終わった原因究明

・人間が幸せになるためのヒント

・金銭欲はどうやったら小さくできるのか

こういう事が学べます

<本編ここから>

今年は年間黒字にできなかった・・・俺、才能ないかも・・・

トレードには学ぶ段階と稼ぐ段階があります。学ぶ段階(修行期間)はやる事が多いです。売買日記を書く、株本を読み漁る、良質な株セミナーに行く、検証ソフトをジャンジャン回す、チャートを見る ・・・等です。

 

修行期間は損しやすい時期です。車の運転で例えると、教習所でトレーニングしている時期ですので、事故にあいやすいです。(単純に未熟です)

 

修行期間のコツは「儲けようとしないこと」です。儲けようとすると不思議と損が出るのがトレードです。(ポジションサイズを小さくする、トレードの根拠を厳選する)

また、修行期間をやり過ごすには「損得は脇に置く」という心構えが大事です。

 

修行期間(学ぶ段階)は儲けようとせず、「勉強させてもらってる」という姿勢が大事です。この時期に味わった苦い経験はトレーダーとしての「肥やし」になります。

 

初心者~中級者は儲ける段階ではなく、学ぶ段階ですので、

プラマイ・ゼロは上出来です!

 

利益が出ずに悩んでいます、というのはちょっと違います。稼げる段階(上級者)までは「損し易い時期」ですので、プラマイ・マイナスで年を終える人は結構いると思います(当然です)。

プラマイトントンで年を終えた・・・というのは実は上出来です。落ち込む必要はありません。プラマイ・マイナスで12月31日を迎えた・・・というのは見習い期間でしたら大変自然な事です。

相場師になるとは、軍隊の次に厳しい世界に行くということですから、株の初心者が簡単に黒字で終わるとは考えないことです。

プラマイ・ゼロで年間終わっている人は上出来ですので、プラマイ・プラスで年度を終えられるよう、引き続き修行です(知識量の底上げ、検証努力、などですね)。

プラマイ・マイナスの方は、 トレーダーとしての実力 < 金銭欲 になっている可能性があります。本業からの収入を切り詰める(節約)など、金銭欲を抑える工夫をし、謙虚にトレーダーとしての実力を高めるしかないです。

株の入門期は相場に対して謙虚になり、金銭欲を小さくすることがプラマイ・マイナスから脱出する1番の近道です。

金銭欲が小さくなれば、掛け金が下がりますから、FXで失敗することもないですし、FXで大損するとかFXで借金かかえる、とかもないわけです。(損切った後のリカバリも楽です)

株価チャート、FXチャートの勉強と同じくらい、金銭欲を下げる事は大事です!株やFXのコツは複数ありますが、金銭欲を下げるのは重要な1点です。

 

<年間マイナスあるある>

金銭への執着心 ⇒ 大きなポジションサイズ(ホームラン狙いなど) ⇒損切りできない(理性が効かない) ⇒大きな損失 というのが、プラマイ・マイナスのよくあるケース

<年間マイナスあるある 事例2>

奇数の月にマイナスで終わった(損切が連続した) →偶数の月に先月の負けを取り戻そうとして手数を増やした(エントリーの数が増えた) →絶好球でもないのにバット振った →内野ゴロのダブルプレーになった(更に減らした)

年間マイナスで終わるパターンは複数あるのですが、

金銭欲を原因とする事が多い(←ここ大事!)

 

ですので、金銭へ執着しない、という心構えは極めて大事です。

もともと人間、裸一貫で生まれ、いつかはお墓へ行く生き物です。

裸で生まれ、いろいろな物(学歴・ステータス・資産残高など)を捨てて、いつかは「あの世」へ旅立つわけですから、いつかは捨てる「お金」に過剰な意味を与えないことです。

いつかは「捨てる物」が増えた・減ったと一喜一憂するなんてよくよく考えると変な話です。(あれは証券口座に印字されている数字です)

金銭への執着心がなければ、そもそも東証や外為市場や先物市場に来ません 笑

相場の難しい所は、金銭が欲しくて東証に来たのに、

金銭欲が金銭を殖やす作業の足かせになる

 

事です。(この矛盾が相場の曲者)

恋愛とかでもそうですが、執着している人はお目当ての異性から「ストーカー認定」を受けやすいです。

執着している間は手に入らない、というのが宇宙の法則ですから、異性も金銭も執着している間は手に入りません。

人間は放っておくと、「とらわれ」ます。

金銭への執着、名誉への執着、彼氏彼女への執着、健康長寿への執着、出世への執着・・・挙げればキリがありませんが、執着は心を苦しくし、執着したものは手に入りません。

トレードやビジネスを始める人は「金銭へのとらわれ」が強い人が多いですが、「金銭への強すぎるとわられ・執着」はトレードの上達を遅らせますし、なにより利益が出ません。

我々は「優劣の二項対立の世界」に住んでいます。

金銭を沢山稼げる = 優

金銭を稼げない = 劣     こういう世間的な判断(一般認識)って有る、と思います。

これって金銭だけじゃなくて・・・例えば

〇〇才までに結婚できた・・・優

結婚できないでいる・・・劣

名門と呼ばれる学校に合格できた・・・優

名門と呼ばれる学校から不合格通知が来た・・・劣

バレンタインチョコを沢山もらえた・・・優

もらえなかった・・・劣

クリスマスに過ごす彼氏がいる・・・優

部活でレギュラーを取れた・・・優

レギュラーを取り逃がした・・・劣  等々 挙げればキリがないですが

こういうのって、マスコミが作り出した

刷り込み

 

です。

実際の所は・・・

奥さんの皿洗いを手伝った、あなたも尊いですし

職場で汗水垂らした、その帰宅後にチャート本を読むあなたも尊いですし

ゴミ出し手伝った旦那さんも尊いですし

掛け算に取り組む小学生も尊いわけです。

ご近所さんと仲良くできる奥さんも尊いわけです。

痩せている=優  太っている=劣 という構図を作っておけば、エステ業界が儲かるわけです

受験に合格する=優 志望校に不合格になる=劣 という構図を作っておけば、予備校ビジネスが儲かるわけです。

 

世間的に広がる「優劣の二項対立」は広告業界は物が売れるから助かるんでしょうけど、人間を不幸にします。

実際の所は「優劣の二項対立」ではなく、「頑張ってる全員が尊いわけです」。

利食いで終わった相場師も尊いし、皆が嫌がる損切をできる相場師も尊いわけです。

 

マスコミ的に「億り人・ヒルズ族・セレブ=優」という構図を一生懸命作っていますが、真に受けない事です。

 

人間は「劣」のレッテルを貼られたくない一心でひたすら努力し、努力を通り越して「執着」まで行きます。

そして、「執着」は相場の神様が

最も嫌うもの

 

です。

正月休みを利用して、自分の心に「優劣判断」が刷り込まれてないか、そして金銭の世界まで染み込んでないか。

「劣」になりたくない一心で無駄に手数増やして損を増やしたり、ホームラン狙いをしようとして大損につながっていないか・・・

絶好球だから注文を出したのか、「優劣へのとらわれ」から注文を出していないか・・・

自分はマスコミ的な「優劣の二項対立」に染まっていないか・・・

正月休みを利用して、ご自分の心を点検してみてください。手法の勉強を超える有益さがあると思います。

それでは良いお年を!

 

結論!)

トレーダーに学ぶ段階(見習い期間)はある。

その時期はプラマイ・ゼロは上出来!

プラマイ・マイナスの見習い期間は大変自然な事。(落ち込む必要ない)

プラマイ・マイナスは心の中に金銭への執着(とらわれ)がないか点検してみること!

この世は「優劣の二項対立」ではない!

人間に尊卑はなく、利食いで終わった相場師も損切できる相場師も、頑張ってる全員が尊い

マスコミ的な「優劣の二項対立」に染まっているなら、その考えから抜け出すと、人間の心を軽くし、金銭欲が下がる。

金銭欲が下がると、稼ぐ難しさも下がる

2019年も相場で頑張っていきましょう!(相場の秘訣はやめない事です!)

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