何日移動平均線の上にローソク足が来たら上昇と考えるか ~インディケーターの数値は触らない~

Q)トレードで使っている中長期線は何日線か?それより下なら下げ継続、上なら上げ継続という目安の日数を教えて欲しい

 

こういう質問は株初心者に多そうなので取り上げました。

A)移動平均を含め、各種インディケーターは日足や分足のローソク足を基に作成されています。

 

値動きが先にあって(ローソク足)、その値動きに追随してインディケーターがチャート上に描かれるわけです。(オシレーターやMACDなども同じです)

 

インディケーターの日数を微調整しよう、という試みは無駄です。

 

極端な話ですが、インディケーターをすべてチャートから取り外して、ローソク足だけを見て黒字を出すことは可能です(プライスアクションと呼ばれます)。

 

株初心者~中級者は、「インディケーターに何か秘密があるのではないか?」と貪るように知識を吸収します。←大変意味のある努力です。

 

移動平均の日数や一目均衡表の経過日数、などインディケーターはいじろうと思えばいくらでもいじれます。いじったところで意味はありません。

 

価格そのものが大事です

価格そのものが大事です!

重要なことなのでもう1度言います

価格そのものが大事です!

 

価格(ローソク足)そのものが作り出す、トレンドラインや、下値支持線、上値抵抗線を大事にしてください。

 

前回高値を更新できたかどうか、そこにフォーカスしてください。前回安値を割り込むことに成功したかどうか、そこにフォーカスしてください。

この新値をつけたかどうか、にフォーカスすると、

今が切り上げ切り下げの相場なのか・・・(縦の相場)

切り上げも切り下げも失敗している、ラリーの相場なのか・・・(横の相場)

 

という選択肢にしぼられてきます。

インディケーターそのものに「答え」はありませんので、そこはこだわる所ではありません。

縦の相場の時に、縦の手法を使いましょう。

横の相場の時に、横の手法を使いましょう。

株や為替、先物で儲かるために絶対に必要なマインドセットです。

<参考サンプル 米国30>

2018年 12月25日の米国30ですが、安値更新に成功中です。横が終了して縦ですね。しかも下です。こういう局面は空売りが原則となります。もちろん、相場ですので原則もあれば、例外もあります。例外が来たら損切ですので、資金管理ルールを守って、原則方向にリスク・オンで行きましょう。つまり、損切で終わるまで、株の空売り目線です。

縦の相場はチキンレースですので、大事故(損切)おこすまで、空売り継続がトレード的原則となります。

 

※)あくまで原則を語ったまでです。次のエントリーは例外で終わる確率が残っています。相場は自己責任ですし、例外の折は損切が1番うまくいく作戦です。また、相場は小さな掛け金でリスクを取りに行くのが必勝の秘訣です。

絶対に総余裕資金のー1%以上の損が出る掛け金で新規買いや新規の空売りをやってはいけません。最近のように大きく崩れそうな時期は尚更です。

 

<参考ここまで>

インディケーターに答えはない、切り上げ切り下げ成功相場か、横に進むラリー継続中の相場か、その際、使うべき手法はなにか・・・

こういう事に頭を使い始めると、上級者はかなり近づいています。

この記事のタイトルに答えるならば、移動平均線の日数ではなく、価格が新値を更新できたかどうかで、上昇トレンドか下降トレンドかの判断をしてください。移動平均線など無くてもトレンド判断はできます(ダウ理論)

 

上げ継続、下げ継続など継続具合を知りたいのであれば、各通貨ペアを検証ソフトで回して、トレンドが終了するまで、何波動発生するか、統計を取って、正規分布を作ってみてください。

 

例)この通貨ペアが上昇トレンドにおいて○○波動発生する確率は××%である、等

 

インディケーターを使うか使わないかは自由ですが、日数等いじれる部分はいじらずに証券会社の初期設定で十分です。インディケーターに意味はありませんし、なくても良い位です。

どうしても、インディケーター使いたい人は、経験浅い時期は一目均衡表の雲がわかり易い気がします。

ダウ理論だけでローソク足を縦の相場か、横の相場かに仕分けする

縦! と判断したら、一目均衡表を表示させる

ローソク足が一目均衡表の雲の上にあるなら、新規買いが原則

ローソク足が一目均衡表の下に存在するなら、空売りが原則

損益比率もからんでくるため、一概には言えませんが、雲の上と雲の下、これを見ながら方向性判断をやっていれば大きくは間違えません。

移動平均線の初期設定の日数の上にローソク足があるのか、移動平均線の初期設定の日数の下にローソク足があるのか、でも方向判断できますが、わかり易いのは「雲」の気がします。

一目均衡表にしても、移動平均線にしても、振り子(オシレーター)にしても、

初期設定で大丈夫です!

インディケーターを微調整すれば勝てるのかな?という考えは捨ててくださいね。

トレードの答えはそういう所にはありません。

テクニカルを学べば、株の売買の原則が学べます。例外が来たら「損切るのみ」です。色んなテクニカルを学んでみてくださいね!

 

結論!)

インディケーターに答えはない! 日数を何日に設定するかなど無意味!

証券会社やFX業者のチャートソフトの初期設定で大丈夫!

価格そのものが形成するトレンドが大事なので、インディケーターを消して、プライスだけでも取引で黒字は出せる!

すべてのインディケーターを消して、ローソク足だけの「すっぴん」のチャートにする

ダウ理論を使って縦横判断

縦なら「一目均衡表の雲」 雲の上にローソクがあれば新規買い! 雲の下にローソクがあれば空売り!

横なら「振り子(オシレーター)」! 下値支持線と上値抵抗線の往復運動を狙いに行く。タイミング合わせとしてストキャのクロス等を利用するのはアリ

これが原則!

原則もあれば例外もあるのが、相場。100%の確率でいつかは例外が来るので、総余裕資金のー1%以上の損が出るような大きな掛け金でリスクオンしない

例外が来たら小さな打撃で済むように、潔く損切!

自分が注文出した後もトレンドが継続するかどうか気になるなら、事前に検証ソフトを回す。

1つのトレンドに何波動発生するか、発生確率を調べる事!(目安は10年~15年分)

こういった事前検証の努力が心の「不安」や「迷い」や「恐怖」をやわらげる

手法研究の旅を卒業できたら、いつかは「心」に向き合う。その時、検証作業や過去の売買日記が役に立つ。

まだ手法研究が終わってないステージの方は、手法研究をやりまくるのが正解!

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