どれだけ頑張っても売買で稼げない、、、システムトレードというのがあるらしい・・・システムトレードでも手を出してみるか・・・
我々相場師は稼げない時期はワラにもすがる思いです。その時、頭をよぎるのが「システムトレード(シストレ)」という選択肢です。
<本日の記事を読んだ後の利益>
・シストレについて理解が深まる
・どういう道を歩むと近道なのかわかる
・努力の方向性が理解できる
<本編ここから>
あらかじめ決められたシステム(売買ルール)に基づいて売買の判断を下すのをシステムトレードといいます。人間の裁量の入る余地をあらかじめ排除しておくのですね。
売買ルールを定めておき、ルールの条件を満たしたら、機械的に注文を出す、感情の入る余地を排除しておく。この辺りがシストレの特徴となります。
投資助言サービスよりもずっと質が高いですが、これも考え物です。
というのも、裁量トレードが一人前ではないステージのトレーダーがシステムを組もうと思ったら、どうしても期待値や優位性が発生する売買ルールが事前に必要になるからです。つまり、
勝てるシステムトレーダーとは、裁量トレードをやらせても勝つ人なのです。
裁量トレーダーとしてイッパシになった人が、自前の売買ルールや優位性のある期待値を基にシステムを組み、そのシステムで黒字を出し続ける分には問題ないのです。
ただ、裁量トレーダーとして一人前になっていないステージでシステムトレードに手を出すのはどうかな、と考えます。
※)裁量トレーダーとは、チャートを見て、自分の判断で手動で注文を出す人たちです。
システムトレードや自動売買の商材も随分販売されていますが、裁量トレーダーとして成功を収めた人が買うならともかく、修行中の方が手を出すものではありません。
他人が作った売買ルールや、他人がのたまう優位性で自動売買しても、
稼げない時期(ドローダウン時期)が来たら、必ず「迷い」や「疑い」の感情が芽生えます。
感情が入る余地を排除できるのがシストレのウリだと思うのですが、負けが続き始めたら、感情が入ります。
稼げない時期(ドローダウン)は必ず来ますので、シグナル配信や自動売買(システムトレード)といった、他者に依存した姿勢は必ず苦しくなってきます。
他者に頼らず、自分磨きを一生懸命やって、優位性のある売買ルールを作り、検証作業をやる!
自分磨きとは・・・
・株本を読む
・テクニカルを学ぶ
・注文を出す
・売買日記を執筆する
・仮説を立てる
・仮説が正しかったか、誤っていたか、の検証をする
・売買日記を読み返して、「共通点探し」をする
・検証ソフトのライセンス契約を結び、自分の考えた売買ルールを10年~15年ほど検証してみる(本当に優位性があるか)
こういった努力が相場師の王道であり、実は最短ルートです。
感情が入る余地を排除したいのなら、シストレという選択肢ではなく、検証という選択肢が正解です。
検証済みデータが手元に有ると、だいぶ安心します。
不動の心でこういった努力を取り組んでみてください。それが一番のエンディングへの近道です!他力本願ではなく、あくまで自分の足で立つ!つまり、自立です!
結論!)
システムトレードに手を出すのは、裁量トレーダーとして一人前になってから!それまでは裁量トレーダーとして修業を重ねて早くイッパシになろう!
勝てるシステムトレーダーは裁量トレードをやらせても勝つ人
検証せずに他人が作ったシステムに従っても、負けが続くと感情の揺れ・揺さぶりを体験し、手離したくなる(ドローダウンは来る)
トレードに王道はある。王道から外れた努力はやめておこう。(かえって遠回り)
感情の入る余地を小さくしたいならシストレではなく、検証!株で儲かる人は絶対に検証をやっている!