CFDについて  ~稼げない時期の過ごし方を学ぼう~

CFDについて

取れる値幅と取れない値幅がある
取れないチャートパターンが来ると、何をどうやっても稼げない・・・

本日の記事を読むと、取れないチャートパターンの時期の過ごし方がわかります。

まず、入門的内容として・・・

CFDとは(Contract For Difference)
差金決済取引 と日本語訳されます。

FXや個別株のように、金融商品です。
個別株や通貨と違って、指数や資源(原油や銀、ゴールドなど)、海外の有名企業(Amazon株やコカ・コーラ株、AMEX株など)など多岐に渡ります。

指数でいうと、代表的なものが日経平均株価やNYダウだと思うのですが、ドイツ指数DAXや英国100,その他アジア国家の指数など、豊富な品揃えです。
トレードが上達してくると、得意な値動き、得意ではない値動きというのが出てきます。

得意ではない値動きを稼ぎにいくのはやめましょう。得意な値動きが色々な通貨や指数や資源などに転がっていないか、探してみましょう。
CFDは品揃えが豊富なので、通貨で得意な値動きがない時、私はドイツ指数やアジア指数などを売買したりします。

CFDの特記事項はレバレッジ商品である事だと思います。
思った方向にローソク足が進まず、反対方向に行けば損が出ます。損が出れば追加証拠金を支払ってください、ということもありえます。
レバレッジ商品は資金管理ルール(-1%以上の損を出さない)、損切は必ずする、この2点が大事でしたね。

為替だけだと、「自分の得意な値動きの通貨がない!」ということもあります。ですので、為替以外にも個別株、日経先物、CFDなど、色々な商品のチャートを見ておきましょう。
どうしても取れそうな値幅がない!というときには休みましょう!

まずは1つ。1つで良いので、得意な値動きを作りましょう! 私が得意だった値動きは「レンジ売買」でした。レンジ売買だけは利益が出せました。

利益パターンが1つあるとお財布に優しいです。ありとあらゆる値動きにトライしてみて、取れる値動きパターンと取れない値動きパターンに仕分けしましょう。

初心者~中級者時代は売買日記を記入しておいて、たくさんの売買履歴を残しておく事をおすすめします。プリンターは必須だと思います。

プリンターでチャートを印刷して、コクヨのノートに貼る。エントリーポイントと、ロスカットポイント、利食ポイントをペンで記入する。なぜエントリーしたのか、という根拠をノートに書く。
結果はどうだったのかを書く、エントリー前、ポジションをhold中、決済後、どういう感情だったのか、を記入しておく。

売買履歴が20~30ほど蓄えられると、読み返すのをおすすめします。
自分の負けパターン、自分の利益パターンが見えてきます。こういう感情がわいてくると大損するな・・・とか、こういう値動きに挑戦すると利益で終わるな・・・とか「規則性」が見えてきます。

1番素晴らしいトレード教材は、「自分が執筆した売買日記」です。自分が執筆した売買日記は最強のトレード教材です。

ただ、初心者~中級者時代は圧倒的に知識量が足りていないため、良質な株本などで知識面を補充していきましょう。

CFDの中で特筆すべきはNYダウだと思います。NYダウが崩れると、世界的に崩れます。それだけNYダウ30は重要です。余波は日経平均にもアジア指数にもヨーロッパ指数にも及びます。

日経平均株価が崩れると個別株も崩れます。ちなみに日経平均株価はUSD/JPYの影響をかなり受けています。ですので、個別株(日本株)を扱っている方は、最低限、日経平均株価、USD/JPY、NYダウ30 くらいは目を通しましょう。

ポジションには、「買い」と「売り」と「様子見」があります。様子見は立派なポジションですので、うまくいかない時期は様子見して、うまくいきそうな相場が来るのを待ってくださいね。

注文を出すだけがトレードではありません! トレーダーの仕事は「待つ事」です!

<本日の結論!>

・売買日記を書こう、最強のトレード教材に化ける!
・CFDを手掛ける商品に加えることで、得意な値動きの守備範囲が広がる
・どうしても得意な値動きが見つからなければ、「休もう」
・NYダウは世界的に影響を与える
・良質な株本で知識面を補充していこう

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