信用取引は諸刃の剣! 掛け金を絶対に上げないこと!

信用取引とは

信用取引とは株の世界でのテコの原理です。
証券会社のお金を借りて、持ち金以上の株数を購入し、リスクに晒す行為です。

他人資本を利用して自分の器以上の取引をする、ちょっとリスキーな取引です。
民間企業でも銀行の融資を受けて、事業を拡大します。アレと同じ感覚ですね。

手元資金(委託保証金率といいます)の約3倍の資金量を動員して、株を買えます。
当然、思った方向に進めば、沢山の利益が出ます。
反面、反対方向に進めば、沢山の損失が出ます。信用取引は諸刃の剣です。

信用取引に限らず、身の丈以上の資金量で勝負する、これをレバレッジを効かせる、といいます。
レバレッジとは「テコ」ですね。テコの力を使えば重いものを動かせるのと同じ原理です。

株の世界でレバレッジといえば信用取引ですし、為替の世界でいえばFXです。
外貨預金とFXの違いはレバレッジと言ってもいいと思います。

株の信用取引、FX、日経先物、CFD・・・これらはレバレッジ商品です。つまり、元本以上の損が出る可能性があるわけです。
元本100万の人が200万の損を出すこともありうるわけです。

売りから入る(下降トレンドを見込んで、新規で売り建る、空売り)際には信用取引の口座開設が必須となります。
信用口座開設の申込みをすると、証券会社から電話がかかってきます。そして何点か質問を受けます。

審査に合格したら信用を付与されて、身の丈以上の資金量でリスクを取ることが可能となります。
思った方向とは逆に進み続けて、損が膨らみ続けると、証券会社が疑い始めます。

一定の委託保証金率(為替の方は証拠金維持率)を割ると、信用が下がってきて、追加証拠金(おいしょう)が発生し、「アンタの信用が下がってるから、担保を増やしてくれ」というメッセージが来ます。

担保を追加投入すれば、信用(為替の方は証拠金維持率)が回復し、取引を継続できます。更に逆行すれば信用は再度下がります。

追証が発生しているのに、通知を無視すると、強制ロスカット(買った株を強制決済)を受けます。このようにレバレッジを効かせる際は、
証拠金維持率というのは、極めて重要になってきます。

思った方向に進めば万々歳ですが、反対方向に進んだら地獄です。ですから、反対方向に進んでもいいように、掛け金は小さくするべきです。
人間というのは利益が出ている間はウハウハですが、損が出始めると理性など簡単に失います。

損が小さい間はまだなんとかなりますが、損が自分の身の丈を超えると、理性が効かなくなります。これが利殖で負ける原因です。
「わかっているけど、やめられない」ってやつですね。

相場の世界で金銭的破滅をしたくなければ、掛け金を小さくすること、損切注文で自分の資金を全滅させないこと。
こういう資金管理ルールを破った時、トレーダーは金銭的に破滅します。

金銭的に破滅する、とは具体的に言えば、家を売る、車を売る、財産すべてを失う、手持ち財産以上の損が出て家族が路頭に迷う、電車に飛び込む・・・
こういうことです。

株やFXの世界に入ってくるのは簡単ですが、掛け金を上げないことです。人間から理性を奪うだけの掛け金で挑まないことです。
大きすぎる掛け金は人間から理性を簡単に奪います。

読者の方は初心者の方が多いと思うのですが、信用取引やレバレッジ商品は極めて危ないので、掛け金を上げない(総資金の1%の損で損切りする)、
トレンドに乗れなかったら、ちゃんと損切注文を出す。

この2点は徹底しましょう。トレードの世界の命綱です。トレードの世界から消えていく人は、マイナス1%の損で撤退しない人です。つまり強欲な人です。

<レバレッジ取引、未経験の方へ>

株の方も為替の方も、

まったくはじめての外国為替投資入門 (アスカビジネス)   竹内 淳(著)

を読まれることをお勧めします。初歩的な内容が網羅されていますので、ちょっと古い本ですが、現在でも最初の1冊に適していると思います。
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